続・Seagateがやってくれた。

1/25追記:
この記事の表は古く、正確で無いことが判明しています。
この表の時点ではセーフだったものが、最新のチェックではアウトになっている例が多数存在します。
最新の情報はSeagateの判定ページにて確認して下さい。

 某掲示板にいい感じにシリアルが出ていたので、さっき自分で当たった分と絡めてまとめてみた。

 以下、○はセーフ、×はアウト、△は混在。・・・って混在って何だ?
 Seagateのロット単位、もしかして下3桁分より小さい?

 あと、ASとNSはP/Nレベルでは混在なのでざくっとまとめて。NSは備考欄に記入。

 もちろん、この情報は無保証。
 ぶっちゃけこれだけあると当方がミスタイプしている可能性が高い。
 ということで、あくまでここの管理人が自分用にまとめた情報なので、参考程度にどうぞ。

#つまり、ここの管理人もこの一件で大ダメージを受ける立場に居るってことです、えぇ。

 しっかし、この量ハンパじゃない。個人用リテールならファーム上げてちょ、で済むかも知れないが、組込出荷品とかNS型番とかはどうするんだ、コレ・・・。

※表が妙に縦長になってきたので「続き」に押し込み。

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Seagateがやってくれた。

 ファームに致命的バグとな。

 ということで慌てて自分の手元のHDDをチェック。・・・セーフ。
 自分が某所に導入したHDDリストを全チェック。・・・セーフ・・・アウト!(泣

 バルクチェックツールとか公開してくれてないモンだから、いちいち全部リストアップして、一つずつチェックしましたよ、えぇ。

 その結果、どうもこれ、特定ロットの問題っぽいことが判明。
 チェックツールに一つずつぽちぽちと入れいった結果と、購入履歴を突き合わせてみたら、要するに「あるタイミングで買ったHDD」が全滅してる。

 ・・・ってこれ、部品の欠陥やない。
 要するに、欠陥部品の欠陥部分を回避するロジックが動いていないから、致命的なファームのバグということですか。
 まあ、そういう風に言えなくもないか・・・。

 まぁ兎に角明日になれば国内でアナウンスもあるだろうから、チェックしましょう、と。

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PHYツヨさ比較。

 Seagate ST3100340NS →強。
 WestanDigital WD10EACS →弱。
 SiliconImage Sil3132 →強。
 nVIDIA MCP5S →弱。

 ・・・っぽい。

 というのは、SATAの規格を超える1.5m(正確には0.5m+1m延長)のケーブルを繋いで3Gbpsでディスクアクセスをしようとしたところ。

 ST3100340NS + Sil3132 → 問題なし。
 WD10EACS + Sil3132 → 問題なし。
 ST3100340NS + MCP55S → 問題なし。
 WD10EACS + MCP55S → CRCエラー出まくり。

 という症状に見舞われたので。まぁ

 Sil3132は元々eSATAにも対応してるチップだからPHYが強いというのは想像付くし、
 MCP55SはnVIDIAだから元々ノイズマージンって何ですかだろうし(ぉぃ)、
 ST3100340NSは一応エンタープライズ品だから多少はノイズに強いかも知れないし、
 WD10は省電力優先で作ってあるだろうからPHYのノイズマージンなんてギリギリだろうし、

 ・・・順当な結果、かな?

 ちなみにケーブルを0.5m+0.5m延長に繋ぎ変えると、WD+MCPで数TB転送しても全く問題なかったので、SATA規格から外れている製品は無いと思うし、もしかしたら手元の1m延長ケーブルの品質がアレなだけかも知れないが。

 #一応サーバ用エンクロージャのメンテナンスパーツなんだが、とはいえ1mという長さは反則気味ではある。

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こっそりチューニングもしてるっぽいぞ?

 先日話題にしたHDDの件の続き。

 実は、事実上NAS&ネットマシンと化しているPCのHDDを、同じWDのGreenPowerシリーズであるWD5000AACS(確か250GBプラッタ)から、今自分的にイチオシのHDD、WD10EACS(最新の334GBプラッタ)に載せ替えたんですな。だって物置場所が狭くなったんだもん。安かったし。

 で、実際やってみてびっくり。
 何か、体感で分かるぐらいDiskのアクセス速度が違うんですが。
 シーケンシャルアクセス時の速度差なんて体感では分からないが、ランダムアクセス時の体感速度が圧倒的に向上している。

 何しろ、今までランダムアクセスで高負荷かけた時にあった「あぁこの辺りが5400rpmだね」という感覚、具体的に言うと「引っかかる」感覚が相当少なくなっている。
 プラッタ密度の差はあるにしても、それだけでここまで体感差は出ない。

 ・・・で、ふと思ったのだが。
 プラッタ枚数変更の時に、ついでにファームのチューニングもしているんでない?
 体感に合わせたのかWindowsの挙動に合わせたのかは不明だが、そうでもないとこの体感差は説明出来ないと思うのだが。

 いやね、今までも334GBプラッタな1TBは何台も導入してるのだが。
 今までは「比較対象」が無かったんで「まぁこんなモンでしょ」とだけ思ってた。
 ところが、実際にこうして全く同じ状態でシステムを載せ替え(V2i Protectorでイメージまるごとコピー)をしてみると、「使用前」「使用後」の差が体感出来るワケであり。

 いや、びっくりした。
 さすが334GBプラッタ、さすがGreenPower。クールにキメる実力者。
 自分の中ではWDの評価、更にうなぎ登り。
 折角「5年保証」という武器が有りながら「問題ファーム連発」という失態を演じて、自分の中で評価が下降中のSeagateと、そろそろタメの位置まで来てしまいましたよ。

 ◇

 ちなみにHGST製品はというと、「1.5Gbsへの速度固定がジャンパピンで出来ない」って時点で、中身がどうという以前にハナから選択肢から外れるのよね。

 実際問題として、SATA周りで挙動が不審な時に速度落とすってのはトラブルシューティングの基本なんで。これ、別にVIAやSiSチップセットじゃなくても、トラブル発生時は意外と効きまっせ。

 あと、正直値段の割に性能イマイチだと思うし。互換性問題を打ち消すほど安くて性能が良ければ、また考えも変わるんだろうが。

 あぁあと、一部で大変評判の悪いSamsung。
 当方個人の感覚からすると、「最近のものは」特段悪いモノという印象は無い。騒音も発熱も性能も。メーカ製PCには意外と入っていることが多いし。特にNとか。

 但し、それじゃSeagateやWD製品と並べられた時に積極的に選ぶ理由があるかと言われると、ぶっちゃけ何もない。

 ◇

 そいえば2.5インチはあまり数扱ってないのだが、今まで触った中では
 「騒音が大きく、調子悪くなると更にやかましくなるが、ホントにぶっ壊れるまでは意外と根性のある東芝」
 「静かだがヤワで突然死するHGST」
 「特段印象の無い富士通とSeagate」
 という感じ。

 ちなみに2.5のWDとSamsungは触ったこと無かったり。

 つーかそろそろ「信者キモッ」とか言われそうだが。
 WD GreenPowerシリーズはもう何台も実際に使っていて、それがこういう評価に繋がってるのよ。あとSeagateも。
 触ったことも無いであーだこーだ言ってる連中とだけは、一緒にされたくないね。
 そこの所、宜しく。

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確実に進歩しているHDD。

 3枚@166GBプラッタで7200.10なHDD、ST3500630AS。キャッシュは16MB。
 2枚@250GBプラッタな7200.11なHDD、ST3500320AS。キャッシュは32MB。

 この2世代のHDDを、ほぼ同等の環境のRAIDに放り込んで検証するという機会がありまして。

 で、世代が新しい分7200.11の方が各種性能が高いのは予想通りだったのだが、予想外だったのはHDDの温度。ケージに突っ込んだ4台の 7200.10が42度~46度という温度になったのに対して、7200.11は同じ冷却環境で38度~42度、と平均で4度近くも温度が低いという結果が。

 いやあ、HDDも確実に進歩していますな。低消費電力は低発熱、いいことだ。
 SSDと対抗するためにも、大容量化に加えて低消費電力化は必須事項でしょう。
 電気を大切にね(C)でんこちゃん、の時代だし。

 #同じケージに試しにMaXLinePro500 7H500F0突っ込んでみたら、7200.10より更に高く、44度~49度という結果が。やっぱ熱いよ、MaXLine。

 ◇

 低消費電力といえば、個人的にはWDのGreenPowerは大のお気に入りだったり。
 低消費電力=低発熱ということで、性能第一でない場所では大活躍中。個人PCでも使ってまっせ。

 何しろ発熱が少ないので、SmartDrive(当方手元のは初代)に放り込んでも温度が上がらない。
 しかも元々静かなのが更に静音化されるので、設置方法次第ではかなり無音に近い状況にまで追い込むことが出来る。
 更に更に、1TBという容量ながら店によっては福沢さん+樋口さんを送り出すと野口さんが戻ってきたりするという、お財布に優しいお値段。

 HTPCにも、普段使いのPCにも、割と本気でお薦めする一品、WDのGreenPower。
 純パフォーマンス目的以外なら、是非。

 #純パフォーマンス目的なら・・・SSD-RAIDでしょ、今なら。

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