省電力CPUだから成せる技。

CPU定格と比べると不釣り合いにデカいCPUクーラー
    +
小さいケースのせいでヒートシンク直後にある排気ファン
    +
滅多なことではフル稼働しない上省電力優先設定で使ってるCPU
    ↓
CPUクーラーのファンが止まっていても気づかなかった・・・。

 TDP 65Wとはいえ普段はCPU Loadが20%も超えないような使い方をしていると、ANDI SAMURAI MASTERのトップファンが止まったところで、排気ファンが作るエアフローだけでもCPU温度は50度以下を保てるものらしい。
 さすがですな、最近のCPUの省電力制御は。あとCPUクーラーのデカさもダテじゃないというか。

 ちなみにファンが止まった理由は軸が死んだっぽい。まぁ寿命でしょう、所詮安物だし。
 何しろ12V通電で自力での回転開始不能、何度も手で回してみたら漸く動き始めたが、定格の半分どころかその半分ぐらいでホントに何とか回っているというのが精一杯なんだもの。

 ・・・ん~、手元で余っているのはケース用=風量重視ファンなんだよなぁ。
 余っている理由は当然、普通にケース用に試してみたが気に入らなかった、ってコトだし。それをCPUクーラー用には・・・ちとキビシイか?
 静圧重視型でそこそこ静かなファン、買ってくる必要あるかなぁ・・・。

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割り込みに優しいI/Fという視点、或いは蟹は蟹だということ。

 それはふと気づいてしまったこと。
 ギ蟹の乗っている日常使いのPCでDVD他動画を見ながら、その裏で他のPCにファイルを転送すると、他の作業をしている時より明らかに遅い。誤差なんてモノではなく、数字で普通に分かるぐらい遅い。明らかにDisk IOの密度が減っている。

 念のため、AMD880Gの強力な動画再生支援が付いているのでDVD程度ではCPUはまあヒマなもの。比較的重いとされるUSBオーディオ箱を使ってはいるが、昨今のQuad Core CPUの前では「演算能力は」この程度全く問題にならない。

 そうなると、残る問題はもうコレしかない。割り込みですわ。
 昨今のPC/ATの中はもう割り込みの奪い合いといっても過言ではない。割り込み自体はPCの構造上必須だが、大量の割り込みは確実にシステム全体のパフォーマンスを低下させる。

 勿論、こんなことは構造上分かりきっているので対応策も存在する。
 一番の対策はやはり割り込み回数を減らすことで、高価なサーバ用NICやRAID Cardにはそのためのハードウェアが乗っている。このおかげで、システム全体が高負荷でもパフォーマンスが落ちにくい、というのがサーバのメリットなのであり。

 ・・・ま、昨今は中身がそこらの端末と変わらない「なんちゃってサーバ」も増えてるが。
 逆に言うと、そういうハードウェアを使って性能限界のところで頑張らなくとも、大抵は問題無いぐらいのシステムパフォーマンスが稼げる時代になってしまったということなのだが。

 それは兎も角。
 手元の端末のNICはギ蟹。そう、悪評高いギ蟹でございます。
 回路が単純なため低価格、且つ割り込み頻度が極めて高く、おまけにCPU負荷も高いという一品でございます。

 ・・・まあ所詮は個人使用のPCなんだし、この程度の速度低下では誰も何も困らないのだが。
 何だかなぁ、と。

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日立のリテール箱HDD、・・・失敗かも。

 つい先日から出回り始めた一品。
 いやね、これマズいですよ、いやマジで。
 何が問題って、この箱が。

 ・・・デカい、邪魔。

 いやまぁそれだけなんですけどね。
 まあHDDの大きさより箱が一回り大きいのは致し方ないにしても、厚さがかなりとんでもないですよ。中身のHDDの3倍ぐらい。

 これが正規代理店Synnex扱のWDやSeagateのHDDなら、包装の類は全て捨ててしまってもRMAは普通に使えるのだが。こっちは包装一式が揃っていないとリテール品を購入した証拠が無くなってしまうので、恐ろしくて包装一式開封後即処分というワケにいかず。
 ところがこの箱、緩衝材の都合のため潰してコンパクトにすることが出来ないという、かなりあんまりなオチがつくんですな。

#HDD+α程度の大きさの箱ならまだ兎も角。

 ん~、SeagateやWDがやっている、ついでにHGST自身も海外ではやっている、シリアル確認方式での保証にしてくれませんかねぇ、いやマジで。
 既に海外で動かしているシステムにちょっと日本語UI被せれば、それで全部済むってぐらい簡単な話・・・ではないのかねぇ。
 バルクの並行輸入品と見かけで区別する必要があるなら、SeagateやWDと同じように導電袋に正規品シールを貼って済ます、で十分だと思うし。

 それに、今更こんな箱に突っ込んで売るのってエコじゃないと思うのよね。
 箱を作るのにも資源使う=エコではないし、無駄に大きいので輸送も保管もコストがかかる=エコではないし、挙げ句には販売店店頭でもエンドユーザにとっても単なる邪魔物だし。
 結局箱があっても誰も幸せになれない、ってのは言い過ぎかね。

#某店では販売用HDDストック棚に物理的に収まらないので、バックヤードに配送用段ボールに入ったまま積み上げてるとか。

 ということで、リテールパッケージ売という商売形態には文句言う気はないのだが、そのパッケージ自体は(かなり本気で)どうにかしてくれと思った、というお話でした、とさ。

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ヘンなツボに思いっきりハマった風味。

 自分、昔からどうもスケール感の狂ったモノのインパクトに弱いらしい。
 最近だと大阪に浮いてたでっかいアヒルにもの凄く心惹かれてしまったりとか。

 そんな自分が、久々に写真1枚で心惹かれてしまったのがコレ。

 >ASCII.jp : どうやって使う? 超巨大な“Ctrlキー”が980円で販売中!
 >http://ascii.jp/elem/000/000/536/536967/

 値段も手頃で、ギリギリうっかり買える金額というのがまた辛い。
 実際問題として、買ったところで自分の周りでは使いようが無いのよ、これ。

 でもこのコロンとした妙な存在感がたまらない、強烈に心揺さぶられる(笑)。
 さてどうする>自分。

 ◇以下、追記7/16

 >ASCII.jp : あの超巨大“ctrl”キー型ライトに姉妹品3モデルが追加!
 >http://ascii.jp/elem/000/000/537/537943/

 Del・Esc・Shiftと来ましたか。
 惜しい、何故Altが無いんだ。これではお約束の並びが出来ないでないか。

 #とはいえお約束の並びが出来てしまったら今度は「これは3つ揃えないといけないのか」等と更に妙なことを考えていただろうから、まあこれで良かったのかも。

 にしても、個人的にはDelもEscも「正方形」、Shiftは「結構横長の長方形」という印象があるので、DelとEscはまだ兎も角、Shiftについては結構違和感があるなぁと、Ascii.jpの中の人と同じコトを考えてしまった。

 #まぁコンパクトキー探せばこの大きさもありそうだけど。

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USB変換アダプタの思わぬトラップ。

 本日は以前からネタにしているRメディア読み込み大作戦関連のお話。

 さて、最近のUSB-IDE/SATA変換アダプタでは殆どのものがIDEとSATAが同時に使えるようになっている。
 そこら辺りから掘り出してきたアダプタにもこのテのものがあり、ネットで調べてみると光学ドライブ2台接続も問題無いとされていたので、普通にIDEとSATAの両方に光学ドライブの両方のドライブを接続。読み込みを始めたワケですよ。

 ところ、が。これ、同時に使うと思わぬことに。
 というのは、2台のドライブを繋いだ途端に、両方共に残念な速度しか出なくなってしまうということ。
 速度を2台で分け合ってる半分ずつになるのならまだ分かるのだが、そんな生易しいモノではなく。

 モノは試しでHDDを1台繋いでみると、アダプタの変換速度限界は20MB/s弱といったところ。最近のイロイロと工夫されたモノと比べると随分と控えめな数字ではあるが、汎用ドライバと何の工夫も無い素のATA変換、しかもこのテのブツの値段を考えればまぁこの程度かと。

 #USB2.0の出始めの頃のUSB-HDDなんてリテール品でも20MB/s届かないモノも普通に売ってたしね。

 ところが、これに光学ドライブを2台接続すると、途端に2.5MB/s/ch程度まで落ちてしまう。2つ合わせても5MB/sということで、USBの速度限界には全然届いていないどころか、片側当たりはCDだと16倍、DVDでは2倍速程度。何ですかコレ。

 まあチップの設計思想自体が「2台接続なんてオマケですよ、動いているんだから文句言わないでね」という程度なのだろうと思うが、まさかこんなトコで引っかかるとは。

 #ちなみに2台繋いでも1台だけしかアクセスしなければ特にこの問題は出ないので、内部的にI/Oを2方向に振り分けている部分の速度限界と思われる。

 ・・・ということで、ドライブいっぱい繋いでどんどん読み込み大作戦、には思わぬ障害が発生中。
 どっかから別の変換アダプタを掘り出すか(といっても思いつくアテは全て発掘済みだが)、諦めて変換アダプタ探して中古屋を回るか、いっそのことジャンク屋行って外付けドライブを山程仕入れてくるか、さてどうしたものかね、ホントに。

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