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自分の人生に影響を与えた10曲 – S.Kazの場合。

 割と見ている某サイト経由で、お題があったので書いてみることに。
 といってもこの記事が上がってる頃にはこのお題もとっくに流れているだろうが、その辺りの空気読め無さはまあ横に置いといて。

 ということで、発売日順に、はじまりはじまり。

 1 ◆ RYDEEN / YMO (1980.06.21)

 初めての「シンセ音楽」にして、実質的に「はじめての音楽」。

 というか、この曲に出会わなければS.Kazは音楽を習ったりしなかっただろうし、結果として現在でもDTMなんて趣味を持っていなかったでしょうな。
 S.Kazの人生に決定的に影響を与えています、はい。

 つか今でもぜんぜん古くないよね、コレ。既に30年も前の曲なのに。YMOって偉大ですわ、ホントに。

 2 ◆ We are the world / USA for Africa (1985.03.21)

 初めての「洋楽」。「♪There comes a time when we heard a certain call…」

 ある意味一番「良いもの」で「世界の扉」を開いてしまったワケで。結果的にはまあ良かったんでないかな、世界の広さを知ったというか、そんな感じで。
 勿論?当時は自分では歌詞もまともに読めず聞き取れず、歌ってる歌手の豪華さすら分からず。そんな状態のお子様聴き手にすら「良いなぁコレ」と思わせる、それだけのパワーがある曲はそうそう無いでしょう。いやマジで。

 3 ◆ 青いスタスィオン / 河合その子 (1986.03.21)

 初めての「アイドルポップス」。「♪夏の前~の 淡い陽射し~が…」

 それまでも漠然と耳に入っていたのだが、アイドルポップスというジャンルを意識したのはこの曲だった気がするのですよ。おニャン子クラブ関連では一番売れた曲だそう。
 この曲を気に入った理由の一つに歌詞がとても「映像的」だということがあるのだが、今から思えば自身の「ビジュアル系歌詞」(not ビジュアル系バンド)好きはもうこの頃には確立していたようで。

 ちなみにほぼ同時期に発売されこちらも自分的にお気に入りの「雨のプラネタリウム」(原田知世、1986.06.21)も「青いスタスィオン」と同じ作曲:後藤次利+作詞:秋元康というゴールデンコンビで、この「発見」が現在まで続く自身の「歌探しのスタイル」に決定的な影響を与えてますよ。
 具体的には、歌を探す時でも第一検索キーは歌手名でなく作曲者名・作詞者名、みたいな。

 ・・・あ、そういえば「子猫物語」(吉永敬子)もこの年でした。作曲:坂本龍一+作詞:大貫妙子とまあこちらも豪華な顔ぶれでしたな。

 4 ◆ OMENS OF LOVE / THE SQUARE (1986.04.01)

 初めての「フュージョン」そして「THE SQUARE」。
 アルバム「R・E・S・O・R・T」より。6/21にシングルカット。

 それまでこのテの音楽はフュージョンというジャンルである、ということを意識してなかったんですな。この曲がお気に入りになった結果として、ジャンルを意識した、と。
 何でこの曲だったんだろ・・・と今から思えば、当時の自分の腕前的に気持ちよく弾けるのがレベルにぴったり来たのがこの曲だったのかな、と。これより前にもTHE SQUAREもCASSIOPEAも聞いていた筈なんですけどね。

 ちなみにこの後は宝島、EL MIRAGE、TRUTH、TWILIGHT IN UPPER WEST、DANS SA CHANBRE、GO FOR IT・・・THE SQUAREはいっぱい弾きました。

 5 ◆ 虹色のSneaker / 林原めぐみ (1991.03.21)

 初めての「声優モノ」。「♪ラッシュアワ~ 寄せる人波…」
 アルバム「Half and, Half」より。但しこの曲は3/5に先行シングルカット済。

 結果的に自分的にはこのアルバムが初めての「声優モノ」となりましたよ。林原めぐみの1stアルバム。
 ちなみにこの曲は辛島美登里の提供。

 当時声優曲というと玉石混交、曲のレベルも歌唱レベルも現在の基準ではあり得ないようなシロモノも大量に出回っていた中、林原めぐみの歌唱力の確かさはそれなりに目立つ存在でしたな。このアルバムを手にした理由はこの辺りだったと思いますよ、今から思えば。

 ちなみに某所でこのタイトルに話を出したら「三千院ナギ」と言われてびっくり。釘宮理恵がカバー(2009.03.06)してたんですな・・・。

 6 ◆ BRAIN&MIND / 久石譲 (1993.12.17)

 初めての「トランス」。
 NHK特集「驚異の小宇宙 人体II 脳と心 サウンドトラック Vol.1」より。

 ツッコミ禁止。誰がなんと言おうとS.KazにTranceというジャンルを教え込んだのは久石譲大先生です。
 昔の久石譲は今と違ってシンセ野郎だったのだが、現在のアコースティック世界の住人へと舵を切ったのが丁度のこの少し後ぐらいなんですよ。このアルバムはその「シンセ野郎」としての久石譲の究極の到達点であり、最高傑作である・・・と勝手に信じてます、はい。

 ちなみにこのサントラはシリーズで3枚も出た挙句にさっさと廃盤となってしまい、その後CD2枚組の「おまとめ版」が発売されたのだが、機材の関係で最初に出た3枚の方が音質が良い、らしい、ですよ。今でも最初の版の方ではプレミアが付いているとか。

 7 ◆ 夜桜お七 / 坂本冬美 (1994.09.07)

 初めての「お気に入り歌謡曲」。「♪赤~い鼻緒が ぷつりと切れた~…」

 それまで「どれも一緒」だと思っていた演歌とか歌謡曲とかそういうジャンルの曲の中で、初めて見つけた「特別な一曲」。いやねこの曲、脳内に歌詞が紡ぎ出す強烈な映像が浮かび上がってきてしまって。ビジュアル系歌詞好きはもう骨の髄まで染み込んでますな。

 この後、自分の「お気に入り歌謡曲&演歌」エリアには「天城越え / 石川さゆり」とか、「津軽海峡冬景色 / 石川さゆり」なんてのがピックアップされています、はい。どれも情景の分かり易い曲ばっかりだ。

 8 ◆ いつか天使になれる / 吉田古奈美 as 龍咲海 (1995.05.25)

 初めての「キャラものシングル」。「♪愛し~さに傷つ~いて…」

 それまでもサントラ等に入っているキャラソンは普通に聴いていたが、シングルカット版に手を出してしまった最初がコレですよ。
 ちなみにこの曲に興味を持った理由は楽曲提供が田村直美だったから。実際キャラにも合ってて良い曲なのだ・・・が、田村直美のお約束として歌うのが難しいっ。吉田古奈美も歌うのにだいぶ苦労しているのが聴き取れました、えぇ。

 まぁこんなモノに手を出すのもこれっきり・・・と思いきや、翌年には「教えてMr.Sky」(金月真美 as 藤崎詩織、1996.12.05)という刺客が。当時のあまりにもアレなPVやTVCFは横においといて、作曲:財津和夫+作詞:森雪之丞の強力コンビで良いモノが出来ないワケがなく、これもあっさりお買い上げ、今でもお気に入りの一曲に。
 というか、「藤崎詩織」はそれ自体の胡散臭さ&崩壊作画とは裏腹に、豪華な楽曲提供に支えられた名曲が多かったりするんですよ、いや本当に。

 で、更にこの翌年に「Ice Blue Eyes」(櫻井智 as 巻町操、1997.07.21)を手にする頃には、キャラものシングルに何の抵抗も無いどころか普通にチェックリストに入れるようになっていましたとさ。ちゃんちゃん。

 9 ◆ Fantasy ~白夜の空に抱かれたい~ / 丹下桜 (1997.10.03)

 初めての「1曲買い」。「♪三日~月~が満月に…」
 アルバム「MAKE YOU SMILE」より。

 今じゃすでに絶滅したかも、この用語。アルバムにしか入っていない(シングルカットされていない)1曲だけを目当てに、フルアルバムを買う行為のこと。
 ある程度音楽の好みがうるさい人間なら絶対に突き当たる壁というか落とし穴というか、そんな経験なのだが、自分の場合は幸か不幸かこの時まで経験無かったのであり。ついに年貢の納め時が来てしまったんですな。

 今でもこの曲は手元のZEN X-Fiに☆☆☆☆☆(最高評価)で入ってますよ。丹下桜という声だからこそ成り立った、奇跡の一曲。

 10 ◆ えれくとりっく・えんじぇぅ えありあるふろうりみっくす / 粒子P (WAHIKO) (2008.01.28)

 初めての「初音ミク洗脳曲」。「♪わ~たしは~独りが嫌い~…」

 ミク+トランス+好みド真ん中、で完全撃沈。うっかりマシン新調までしてVocaloidに手を出してしまった理由が正にこの曲。
 この曲に会ってなかったら、Vocaloidは聴き専で留まっていた可能性が非常に高いです、はい。実際あの世界は聴き専でも飽きるヒマは無いしね。

 ◇ ◇ ◇

 以上10曲、いかがでしたかな。

 今回書こうと思って書けなかったのが「初めてのアニソン」。意識する前に聞いているってなら多分「にっぽん昔ばなし」(花頭巾)辺りだと思のだが、初めてそれと意識したものと言われるとハテさて、自分でも分からんのですよ。
 ちなみに自分はサザエさんは見ていません、はい。

 それと、書いていたらあまりにもアレになってしまったのでボツったネタが2つ。
 「初めてのお気に入り×××曲」と「初めての電波ソング」。
 それぞれタイトルは「△▲▲▲ △△△△△◇◇◇◇゛◇◇」と「○○○◇◇○●○○○ー○」。
 時期はそれぞれ1998年の2月と12月。

 ・・・まさかこれでタイトルが分かる人が居るとは思えませんが、万が一分かってしまったらコメ欄にでもどうぞ。まあその時は、貴方もお好きですなあ、ということで。

 ♯ヒント:↑同じ記号には同じ文字種別が(英・カナ・かな)、黒塗りには小文字が入ります。

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「白いクスリ」騒動に思うこと。

 どうせ色々書いたところでウザいだけなので、ちょっとだけ。

 初音ミク(とその仲間たち)が、単なる音源とか楽器とかにしか見えない人は、つまらない生き方しているよな、と。
 楽器や音源なんだから自由がどうの、とか言い出すのは、なんというか、残念な発想だな、と。

 個人的にはコレ、どうせなら「がくっぽいど」or「Megupoid」でやって欲しかったな、というのはやや黒過ぎですかね。
 ミク(or クリプトン扱のVocaloid )でやったら削除要請が飛んでくるのはデッドボールPの事例から割と想像し易い状況だったと思うし、2度目だから新鮮味無いし。

 これが「×××っぽいど」となると、音源ネタ的には声優より遥かに扱い辛いブツなのだが、一方でクリプトンより遥かにニコ動寄りで、NMMなんてモノまで提供している株式会社インターネットの場合、どういう反応するのかな、と思って。

 ♯あと中のアレを誰か黙らせろっての。

以下、8/18追記:

 ちゃんとがくぽでもやってくれたのね>投稿主。で、ニコ動経由で警告ですか。ふ~ん。
 ・・・で、その「ニコ動経由の警告」ってスキーム、以前からあったのかな?
 インターネット(会社ね)がニコ動と仲が良いから出来ちゃった、なんて話でなけれぱ良いのだが。

 あと、開発元のYAMAHAを巻き込んだVocaloidの利用規約がどうのというまた面倒な話に火が付いてしまったようで。
 ったく、相変わらず迷惑なことしかしないよ>中のアレ。

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けいおん!から始めるキーボード (その2)

 さて、昨日の続きです。
 本日の御題は

 3・キーボードは演奏し易いか。
 4・コントローラは使い易いか。

 以上2つの絶対ポイントと、以下2つの相対ポイントです。

 5・ルックスは好みで、持ち歩きは現実的か。
 6・音質は好みか。

 ということで、ちゃっちゃと始めますよ。

 ◇

 3・キーボードは演奏し易いか。

 これは、正直言います。
 弾いてみて下さい、以上。
 
 ・・・いやね、本当にこればっかりは、好みの問題なんですよ。
 是非是非、楽器店でチェックして下さい。

 またこれ困ったことに、人によって許容範囲が相当違うんですよ。
 当方は割とストライクゾーンが狭いので、あれこれ触ってはあーだこーだと文句を言いますが、世間には「どれでもいいよ」なんて人も。

 ということで、是非実機に触ってから、何でもいいので(「翼を下さい」でもチャルメラでもいいです)ちょっと「曲を」弾いてみて下さい。
 指を動かしてみて、僅かでも違和感があれば、そのキーボードはアウトだと思って構いません。
 逆に、何かイイ感じに行けたら、そのキーボードとは相性バッチリということです。

 ◇

 4・コントローラは使い易いか。

 キーボードで鍵盤の次に大切なのが、スティックやノブ、スライダーやボタンといったコントローラ類です。
 演奏中に音をリアルタイムに操って目立ちまくるというワザを、ギターとベースにだけ許すなんて有り得ません。

 ということで、コントローラの使いやすさなのですが。
 これもやっぱり、実機に触ってみるしかありません。
 この辺りも結局、好みの問題なので。

 例えば、鍵盤左側に付いているコントローラだけ見ても、KORGはスティックとボタン、Rolandはスティックのみ、YAMAHAは2ホイールと、全て違う構成になっています。

 ところが、ここで鍵盤と違うことが一つ。
 コントローラの場合は、パネル上のどこにコントローラ類が配置されているかで、そのキーボードの設計思想が分かったりするのです。

 具体的な例を挙げましょう。
 前回4機種を名指ししてしますが、この4機種のうち、1機種だけ微妙に設計思想が違うことにお気づきでしょうか。
 その1機種とは、Roland JUNO-Gです。

 では、何故その違いが分かるか。ポイントは、フロントパネルにあるノブの配置です。

 TR、M50、MO6:
 音色をコントールするノブが左側に来ています。
 これは「右手で演奏しながら左手でつまみを動かして音を変える」ためです。
 つまり、実際にステージで演奏しながらここのノブを動かして音色を変化させることを意識しているということです。

 JUNO-G:
 音色をコントロールするノブが右側に来ています。
 これは「左手でボタンやキーボードに触りつつ、右手でノブを動かして音を作る」ためです。
 つまり、作曲時にノブを動かしてベストの音を作ることを意識しているということです。

 JUNO-Gについては、他3機種とスペック面をよく見比べてみても、実機を少し触ってみても、基本的な設計思想として「曲作り」を重視した「ワークステーション」寄りだということが分かる機材です。
 但しその一方で、D-BEAMという少し珍しいコントローラを搭載しているのもこの機種の特徴です。空中で手を動かすと音が反応するということで、使いどころは難しいかも知れませんが・・・。

 ◇

 とまあ、昨日に続けてこの辺りが、キーボード選びの「絶対条件」です。
 今日はボリュームが少なめなので、このまま一気に続けちゃいます。

 ◇

 5・ルックスは好みで、持ち歩きは現実的か。

 項目1~4と比べると圧倒的に優先順位は下がりますが、やはりチェックしておきたいポイントです。

 まあ見かけは言うまでも無いとして・・・問題は持ち歩きのこと。

 まず、移動に常時クルマが使える場合は、正直意識する必要は殆ど無いと思います。10万円クラスなら最大でも10Kg超程度ですので、駐車場からステージまで運ぶ程度なら、どうにでもなるでしょう。

 問題は、本人が抱えて持ち歩く時間が長いような場合です。
 こうなると、少しでも軽い方が幸せです。
 何しろ、必要に応じてキーボード本体だけでなくスタンドやペダル等も抱える羽目になりますので。

 #実はキーボード自体、あまり軽くなると今度は演奏の衝撃を受け止められなくなるという問題も発生するのですが・・・。

 ◇

 6・音質は好みか。

 最後に、コレを。

 KORG・YAMAHA・Rolandという国内3大メーカに限らず、全てのシンセメーカはそれぞれの音のキャラクタを持っています。
 この「音のキャラクタ」が好みかどうかということです。

 まあ「最初の一台」ではあまり気にならないかも知れませんが、どうしても気になる音色があるなら予めチェックしておきましょう。
 特にオーケストラにあるような楽器、ドラム類については各社のキャラクタが鮮明に出ていますので、チェックするならその辺りを。

 個人的な印象を語るならば、以下のようになります。

 KORG:
 インパクトはあまり強くないが、芯がきっちりとある音。
 音量の割には他の音に埋もれにくいが、存在感の強さが仇になることも。

 Roland:
 インパクトの強さの割には溶け込み上手で、何でもソツなくこなす音。
 曲のまとまり感を崩さないが、若干埋もれ易く、物足りなさを感じることも。

 YAMAHA:
 得意不得意の差が強烈で、不得意分野では正直ぱっとしない。
 一方で得意分野(ピアノ・ブラス系)では、妙にクドくて自己主張の強い、コテコテ風味の音が特徴。

 以上まとめて、ヒロインキャラに例えると

 KORG → 「元気な幼馴染」
 Roland → 「優等生な委員長」
 YAMAHA → 「気分屋のお嬢様」

 こんな感じでしょうか(笑。

 ◇

 以上、ざっくり語ってしまいましたがいかがでしたでしょうか。

 兎に角「楽器屋に行く!触る!」これが最大のキーポイントです。

 そして、ギターやドラムとは違う、キーボードの魅力に是非ハマってみて下さい。

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けいおん!から始めるキーボード (その1)

 タイトルに書いた漫画>アニメ放送開始の影響と思われるのですが、当方に「今買うならシンセって何がいいの?」という話が聞こえてきたりしたので、さらっとメモしておきます。

 ◇

 ちなみにアニメで使っていたのはKORGのTRITON Extremeでしたな。KORGが真空管ブームだった頃(笑)に出た、TRITONシリーズの最終モデル。
 61Keyモデルが発売当初の2004年には¥20万ぐらい、販売完了の2006年には¥13万ぐらいで売られていた気がします。

 バンドのメインキーボードとして見ると、これは悪くないチョイスでしょう。
 TRITONシリーズの集大成というとやや方向性がズレるものの、この世代ではトップクラスのワークステーションであり、且つライブパフォーマンスでも十分使い物になる。
 敢えて欠点といえば、ガールズバンド用としてはややゴッツイ&重いことぐらいでしょうかね。

 #ちなみに、実機はあんなに明るくタマ(真空管)は光ってなかった気がします。

 あと、他の楽器についても、(シンセ畑な自分でも一通りモノは分かったぐらい)ベーシックで良いチョイスだと思います。原作者、楽器好きなんでしょうな。

 ◇

 閑話休題。

 まず、バンドキーボードの選び方について。

 「弾いて気持ち良くて、おカネが足りるモノ」

 ・・・いや、これマジですって。
 といっても、これじゃ不親切極まりないので、もう少し。

 最重要チェックポイントは、以下の4つです。
 全て重要です。この4つについては優劣はありません。

 1・バンドキーボードとして適切か。
 2・お値段は予算内か。
 3・キーボードは演奏し易いか。
 4・コントローラは使い易いか。

 3・4については「必ず実機に触って確認」が鉄則です。
 安い買い物ではないんです、間違っても「触ったことない機材を最安値の通販で買う」はやってはいけません。

 #触って納得したら、最安値の通販で買うのはアリですが。

 あと、余裕あれば以下も。これらは上4つの項目を全て満たしてから、です。

 5・ルックスは好みで、持ち歩きは現実的か。
 6・音質は好みか。

 以降、具体的にいきます。

 ◇

 1・種類。

 まず、キーボードといっても、実は世間には大きく4つのグループがあることを御存知でしょうか。
 それぞれ特徴があり、使いどころも異なります。
 このグループ選びを間違えると、ぶっちゃけ後悔しかしません。

 その4つのグループとは、以下の通りです。

 1・シンセサイザ
 2・ワークステーション
 3・キーボード
 4・アレンジャー

 ※注意!このグループ名称はあくまで便宜上であり、業界で統一されているワケではありません。
  他所では通用しなかったり誤解されたりする可能性がありますので、ご注意下さい。

 このうち、バンドキーボードとして適切なのは3の「キーボード」です。

 それぞれについては、以下に軽く。

 1・シンセサイザ

 ステージで「演奏」することを主眼においたキーボードです。
 ステージ上で音を操る・加工する機能やコントローラは満載ですが、曲作りには向いていません。
 また「飛び道具」として使える(それ以外には使えない)、低価格だが個性的な製品も各種あります。

 2・ワークステーション

 1とは逆に、スタジオで「曲作り」をすることに主眼を置いたキーボードです。
 シーケンサ等の「作曲支援」が充実している一方、その分どうしてもお値段がお高く。
 値段が高い分、最近ではステージでもメインキーボードとして使える製品が殆どです。

 3・キーボード

 1と2の合いの子「良いとこ取り」のようなものです。
 「ワークステーション」としての機能は必要最低限のものに抑えつつも搭載し、片やシンセサイザの「操作性の良さ」をも取り込んだ製品です。
 ファースト・シンセ、ファースト・キーボードならまずコレ。

 4・アレンジャー

 日本じゃ売れてなんですよね、コレ。欧米では普通にメジャーな一ジャンルです。
 簡単に言うと「一人バンド」向けのキーボードです。
 バックやドラムの自動演奏等、「曲を飾る」機能が充実しています。
 明らかにバンドキーボード向けではないですね。

 ◇

 2・予算

 種類について触れたところで、次に値段。
 キーボードの価格帯ですが、おおよそ以下の3段階になっています。

 ・¥5万前後
 ・¥10万前後
 ・¥20万以上

 それぞれに特色があり、高ければ・安ければイイというワケでもなかったりします、が。

 「キーボード」として使うなら、¥10万円前後というクラスが最安値です。
 ¥5万円クラスには「シンセサイザ」しかありません。

 勿論、おカネが余ってるなら日本の景気のために¥20万以上という「ワークステーション」を買っても構いませんが・・・。

 ◇

 以上、種類と予算の話が出てきてしまったので、一気に実機名を出してしまいましょう。

 KORG TR
 想定価格:¥7万
 個人的お薦め度:☆☆☆

 ・生産完了品のため、モノがあれば割安な処分価格で入手可能
 ・高度な演奏表現が出来るアフタータッチに対応

 既に生産完了のため何処でも売ってるワケではないですが、処分価格で入手できたらラッキーな機種です。

 TRITONの流れを汲む軽量なキーボードですが、ポイントは鍵盤。実は現行のM50より良質な鍵盤を搭載していて、高度な演奏表現が出来るアフタータッチに対応しています。

 もちろん、音質や機能といった面でも、現在でも第一線で使用するのに全く問題ありません。確かにタッチパネルこそありませんが、値段も割安で良質な鍵盤が手に入るということで、個人的なお薦め度は高いです。

 
 KORG M50
 想定価格:¥9.5万
 個人的お薦め度:☆☆

 ・タッチパネルと大きなボタンで操作し易い
 ・小型軽量

 KORGの最新モデルのウリは、タッチパネルと大きめボタン。ことシンセというのは操作性が独特で慣れないと分かり難いというのは事実なので、この価格でのタッチパネル採用はポイント高いです。

 また、音源もアップデートされた上本体も軽量化され、キーボードとしての魅力をかさ上げして来ました。
 価格・機能・性能、どれを取っても初めてのキーボードとして悪くないと思います。

 #音はやっぱりKORG色です。

 
 Roland JUNO-G Version 2.0
 想定価格:¥10万
 個人的お薦め度:☆☆

 ・サンプラ/簡易レコーダ搭載
 ・オプションで音色追加が可能

 Rolandのこちらのモデルは実売価格で微妙に高いですが、ウリはサンプリング機能。
 予め録音したり、パソコンから転送した音を使って演奏したりすることが出来ます。例えば猫の「にゃ~ん」という声を録音して、それに音階を付けて鍵盤で演奏する、なんてことも。

 こちらも初めてのキーボードとして悪くない選択だと思います。

 #音はやっぱりRoland色。

 
 YAMAHA MO6
 想定価格:¥9万
 個人的お薦め度:☆

 ・最上位機種MOTIFの機能限定版
 ・音色や機能もMOTIFから継承

 YAMAHAのプロ向け製品は良くも悪くも本当に「玄人向き」です。
 このモデルも、KORGやRolandと違い本当に「最上位機機種の廉価版」という発想で作られています。

 そのため「スジは悪くないのに、ぱっとしない」という、少し可哀相なモデルです。
 つまみやボタンが多数配置され、カラダが覚えてしまえば操作も素早く出来たりもするのですが。
 その分本体も重く大きく、キーボードとして見た場合、これといったウリも見あたりません。

 まあYAMAHAの音が好きな人には良いんじゃないでしょうか・・・としか。

 ◇

 以上、4機種程取り上げてみましたが、いかがでしょうか。

 実は「10万円前後のキーボード」というのは、価格と内容を比べてみた場合、とっても「お買い得度が高い」一品なのです。

 ちなみにこれでも「高い」という方には、おカネをもっと節約出来る「中古シンセ」というテもあるのですが、これは後で。

 ◇

 ・・・えっと、単独blog記事としては妙に長くなってしまいました。
 書いてる方の想定を越えてしまったので、続きは明日にします。

 #あと、この記事も後でもう少し整理して単独頁に切り出します。

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DTMer、64bitへの壁。

 さて、世間ではSonar 8が出ているご時世、手元はSonar 7。
 とはいえ、最近メモリがキツい。調子に乗ってplug-inをロードしてると、32bitの限界なんてあっという間に見えてしまうという。

 #テクが無いからその分色々plug-inとか突っ込んで誤魔化そうとしてるのっ。
  そこんとこツッコミ不可。事実なんだから。

 一方、メモリは原価割れで販売されまくっているせいで、とってもお手頃価格。
 ホントはモジュール当たり4GBなモノが欲しいのだが、メジャーメーカーからモノが出ていない以上手は出せず。仕方ないので2GBモジュールを買うが、ソケット満タンの4本買ってもこれも大したお値段ではなく。

 ということで、Sonar8にお布施を払うついでに、64bit化というのもアリかと思ってしまい、ちょっと調べてみたのだが。
 Sonar7の時も色々出ていたが、8の不具合報告、ちょいと多過ぎやしないか?
 ・・・うわぁ、8.3.1の国内評価が定まるまで様子見かなコレは。それとも、8.3.2とか出るのか?

 何しろミクのこともあったんで、色々言われていることは分かって居ても7は入れたのだが・・・
 その後何だかんだで色々VSTやVSTiが増えてしまって、今ではすっかり「環境」が出来上がってしまい。

 コレを再構築するのはそれなりに手間なので、この手間に見合うだけの価値となると・・・。

 #FX Teleport?アレは別にPCが必要だし・・・。

 ◇

 ところがここで、更に次のネタが。

 当たり前なのだが、手元のVST pluginにVSTi、全部32bit版。ついでに何故かDXiもいくつかあり、当然32bit版。
 DTMと言いつつ手元にソレっぽいハードはUSB鍵盤とオーディオカードだけしか無いので、音を出すのも加工するのもソフト頼み。
 これらが動かないと、お話にならないのだが。

 動作原理上、64bitアプリから32bitDLL(=32bitVST/VSTi)は余程アレなことをしない限り、呼び出せない。
 つまり、手元の大量のVST/VSTiが使えない。

 #余程アレなことをすれば呼べる。32bitアプリから16bitDLLも呼べるし。

 ところが、コレをやってしまうと実際まともに音が出せなくなるのはメーカ側も分かっているので、Sonarの場合はBitBridgeという機能が実装されている。間に別プロセス咬ませて32bitDLLを呼び出す仕組みですな。
 Sonar自体64bit版はSonar6から存在しているので、Sonar8でコレは3代目ということになる。

 #Cubaseよりこういう所は進んでいる。

 とはいえコレも、どうも評判が宜しくない。そりゃあくまで過渡的処置なのは分かっているが。
 システム負荷にクるものがある、呼び出し側が1プロセスなので32bit VST全体で2GBの壁がある、ここまでは仕方ないとしても、不具合やら不安定報告やらがぼろぼろと。

 まあ結局「64bit版使えよ」というのが正しく、そんなことは言われなくとも分かっているが。
 そりゃ、そりゃカネがある人は新しい64bit版のVSTを買うのだろうが。

 手元の大量の32bit版のVSTやVSTiは・・・。
 それに、フリーとか少額シェアのVSTやVSTiなんて、当分64bit化されないだろうし。

 ◇

 とまぁこれだけ悪条件が重なるとさすがに当方でもドン引きなのだが・・・
 世間ではVista64に32bit版アプリを乗せて使っている人達が居る模様。

 そういう話を調べてみると・・・

  • システム全体で4GB以上認識出来るので、32bitアプリでも2GB(or3GB)の壁の中を全て使える。
    32bit環境ではハード制限やらOS使用領域やらがあるので、この差は結構デカい。
  • Rewireで繋げば、そちらも2GBフルに使えるので見かけ上使えるVSTが増える。
    FLとか、CPPPあるならProject5LEでも繋いでみれば?
  • Vista64にして64bit版入れてみたけど、いろんな意味で使い物にならない。
    音楽作りしたいなら64bit版は正直未だ無理。

 等々。意外と使い心地よろしいようで。
 まあ、いろんな意味で折衷案というか。メリットも多くはないが、デメリットも小さいというやり方ですな。
 これ確かに、ある意味一番正解な気がする。ただ、この程度のメリットとシステム再構成の労力が見合うかどうか。

 ◇

 ・・・え゛~っと。
 結局、どうすればいいのかね。困ったもんだ。

 取り敢えず、焦って飛び付いてもあんまり嬉しくないということは良く分かった。
 そうなると。

 ・Vista64+Sonar8に飛び込んで思いっきり後悔する
 ・TrackDown(TrackFreeze)でチマチマとメモリ上限から逃げつつ現状の環境を維持する

 選択肢はどちらかだ。

 ・・・やっぱ見送りかね、Windows7までは。

 #古い人間なもんでTrackDownには慣れております、えぇ…。

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