売れないSeagate HDD。
さて、久しぶりにSeagateなHDDのお話。
法人等なら兎も角として、個人使いのHDDであれば今時「余ったら売る」「必要なら買う」というのは普通の行為でしょう。
#勿論データ消去は忘れずに、きちんとね。
ところ、が。
このblogでも一時期追っかけたSeagate製HDDのトラブルのせいで、一部の店では現在でもSeagate製HDDの「チェックに引っかかったものは完動でも買取拒否」という事態が発生しているのですな。
で、何が問題ってこのチェック。
店によって基準は違うようなのですが、どの店もものすごいざっくりとしたやり方をしているのは共通なのですよ。具体的には特定ファーム、特定機種、特定型番等。
#そらそうですな。いちいち一つ一つシリアルチェックなんてしてられないし、そもそもラベル通りのファームが入っている保証も無い。
そうなると、まあ当然の帰結として、問題に引っかからないHDDも買取拒否されてしまうこともある、と。
こういうのも「誤爆」って言っていいんですかねぇ。
◇
・・・いやね、何でこんな話書いたかといいますとね。
自分が持っていったモノがこのチェックに見事に引っかかって「一番高く買ってくれる某店」で売れなかったんですよ、えぇ。
SeagateのSerial Checkでは「問題なし」になっている個体なんだけど、なぁ。
ストレート排気電源2題。
今回は、前回の続きみたいなもの。
比較的小容量なストレート排気タイプの電源というと、現状市場に出ているのはAntecかOwltech(印のSeasonic)ぐらいしか見当たらない。
その中で、主要な?2機種については、当方も使ったことがあるので軽くレビュー。
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Antec EarthWatts EA-430D
OEM元がSeasonicからDeltaに突然変わったと一部で騒ぎになった、AntecのEathWattsシリーズ。海外では既に効率改善版(EA-430 ECO)が出回っているが、日本では未だみたい。
ちなみにOEM元が変わった時点で型番が変わっているのだが、そのことに気づかず売り続けていたのはむしろ販社の方の問題だろ、と。あと、Deltaってサーバ用電源も作ってる程のまともな会社だということは知られていないのかね。
但し、Deltaの電源は「数字上」同容量でも価格にものすごく幅があり、サーバ用のものと激安品では価格に従って品質には天地程にも違いがあるという、ある意味正直な面があることもお忘れ無く。
#具体的には各部品のグレード、設計上の許容誤差、マージン、カタログには出ない性能(負荷変動追随性能・ノイズレート・ピーク許容量)、等。
で、この電源の雑感。
一言で言うと「普通に使うにはこれで十分でない」。
普通の人は自宅PCを電源Onにしているのはせいぜい一日数時間。そんな使い方でなら、ハズレ引かない限り十分使えるように見える。
後はまあ、ファンは静かだし(その分システムの冷却性能はゼロ)、コネクタ類も一通り揃っているし。
目立った欠点はこれといって見当たらない。
但し、実際に使ってみて気づいたのだが、突入電流にはあまり強くない気がする。
HDDを多数ぶら下げる、物置のようなシステムで使うには少々キツいかも。
・・・まあ、物置のように常時運転前提な環境では、突入電流以前に部品品質からしてあまり長持ちを期待しない方が良いとは思うが。そういう使い方をしようとすると、保証期間3年ってのを合わせて割と微妙かも。
#突入電流というのは、モータ等が「動き始める時に短時間だが大電流が流れる」現象のこと。PC周りだとHDDのスピンアップ時が正にコレ。
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Owltech SS-400ES
Seasonic OEM。元々はEA-430(not D)と設計が同じモノというウワサもあるが、個々の部品品質では明らかにこちらが上。
但し設計自体が古いのは隠しようもない事実で、極めつけは今時SATA 電源コネクタが2つしか無いという。何ですかソレは。おかげで4P→SATA変換ケーブルが必須。
で、この電源の雑感。
一言で言うと「こんなもんかな」。
部品品質からしてEA-430Dよりは明らかに長時間運用に耐性があるとは思うが、それではそれ以外の面で特別こちらの方が優れているか言われると、特別な違いを見いだすことも出来ず。
まあ・・・SANYOの2ボールベアリングファンは、音量が大きくないとはいえ確実に「ベアリングの音」がするので、静音化を目的にスリーブファンばかり使っているような環境では「音質的に」少し気になるかも知れない。
あと、負荷が軽い or 筐体内が冷えている状態では問題ないのだが、フルロードに近い or 筐体内温度が上がってくると、EA-430Dよりファンが確実にうるさくなるのには要注意。
#あともう一つ、負荷が高いとコイルが鳴くという話も聞いたことあるが、当方気づかず。この辺りはハードウェア構成次第ということもあるので、当方の環境では問題無かった、というだけかも知れない。
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ちなみに当方が自分用に今回導入したのは、結局Owltechの方。
一時期Antecの電源があちこちで格安で放出されていたので、それが手に入れば確実にそちらにしていたとは思うのだが、放出セールは既に終わってしまっていたっぽい。
そうなると、値段と内容のバランスを考えて。絶対値では予定より足が出たものの(某掲示板ではないが当初「¥1万以下」の予定だった)、Seasonicにしましたとさ。
#代理店の在庫整理だったのかねぇ>Antec電源の一時期のもの凄い安値。
メモリの上の熱溜まり。
本日のネタは、当方のような垂直吹きつけ(トップフロー)タイプのCPUクーラーを使っている人では、割とありがちな問題だったり。
その問題というのがまぁタイトルの通りなのですが。
PCケースの中、丁度メモリの辺り、光学ドライブと電源に挟まれた辺りに、熱溜りが出来易いんですわ。
#その代わりCPU周辺のVRMやチップセット等にも風を当てることが出来るのがトップフロー型の強み。まあその風が抜ける先が無いから熱が溜まるのだけど。
何故こんなことになってしまっているかというと。
問題の一端を担っているのが、昨今流行の12cmファン搭載電源。
ATX電源といえばストレート排気しか無かった時代。
この場所は大抵の電源で吸気ルートだったので、熱溜りになりようが無く。
ところがその後、CPUの爆熱化に伴い「CPU廃熱に都合の良い構造」「静音化が容易」な12cmファン電源が登場、あっという間にデファクトスタンダードとなって。
いつの間にか、この場所が熱溜り、即ちホットスポットになってしまったのですな。
まあ勿論?ケースの構造も日々進歩しております。
特に昨今ではVGAも爆熱化、CPUより熱いなんてのも別に珍しい話ではなく。
結果、Intelの廃熱ガイドラインに沿うとケースが穴だらけになったりしたのだが。
この場所の冷却方法は、具体的には以下のようで。
1.電源の底部移動+上面排気
CoolerMasterのケース等で見られる、熱くなるなら上に逃がせ、という発想。
ある意味真っ当かも知れないが、マザーボードとドライブベイの配置が伝統的なケースと変わるため、奥行きの長い光学ドライブ類が付けられなくなるという欠点が意外と見落とされてる気もしますよ。
2.ストレート排気電源
そろそろ壊滅しかけている「良質のストレート排気電源」。絶滅危機品種ですが未だ製品が残ってはいます。
こういう製品を使えば古きよき時代のエアフローが復活するので熱溜まりとはおさらば、と。
3.横吹きつけ(サイドフロー)CPUクーラー
サイドフロークーラー自体は昔からあったが、当初はあくまで省スペース目的等のキワモノ扱いばかり。
ところが、P4 Extreme、Phenom BlackEdition、Core i7と爆熱CPUがシリーズ化したことで、トップフロータイプでは熱がケースの中に篭ってしまう事態が頻発。
そこで、排気を直接ケース外に向けることが出来るサイドフロータイプのメリットが見直され、巨大クーラーが次々登場。
このタイプのクーラーでは大抵、ファンが熱溜まりのすぐ近くに来るので、空気の流れが生まれて無事に熱溜まりは解消、と。
♯ちなみに当方のi7 920もScytheのMUGEN∞2付き。確かによく冷えますが、ひたすらデカい。
4.サイド全面吹きつけファン
未だネタの域を出てない気はするが、時々出てくる「巨大ファンで側面からマザー全体を冷却するように風を当てられるケース」。
これだけ風を当てれば、まあそりゃね・・・。
5.ドライブベイ吸排気
ここまで来るとそろそろ自作ヲタの領域に来ますな。
廃熱が篭る位置、即ち5インチドライブベイの上2段等を使って吸排気を行うアクセサリ類を設置するという方法。
積極的に熱溜まりを排除するということですが。
ケースデザインと上手く合うアクセサリを見つけるのが肝要。
◇
さて、何故こんなことを延々と書いてきたかと申しますと。
この熱溜まり問題、当方が使っている環境でも発覚いたしまして。
さてどうしたものか・・・と。
結局、手元の環境はストレート排気タイプの電源に交換しましたとさ。
CPUクーラー交換も考えたのだが、交換した電源の先が使い道が出来たので、それじゃあ新規にストレート排気電源を買って玉突きすればいいや、ということで。
白黒二色ドライブベゼル標準添付願(切実)
さて、本日のネタは最近のドライブ類についての切実な話です。
ドライブメーカ各社様、白と黒の両色のベゼルの標準添付、検討しては戴けませんかね。
何しろ、手持ちのケースがホワイト(アイボリー)だというだけで、一気にドライブの選択肢が狭まるというこの悲しい現実。
確かに新品のケースでこの色というのは最近では珍しいぐらいになってしまったけれど、少し前まで普通だったこの色、ケースなんてそう簡単に腐ったり壊れたりしないので、今でも普通に使っている人は大量に居るのですよ。
ところが、実際問題として、イイ感じ、或いは売れ筋のドライブは殆ど黒ベゼルです。
んで、黒ベゼル品だけ特価なんてのも珍しくない話なワケで・・・。
いや、多少の価格差ならまだいいんですわ、多少のプレミア程度ならば。
ヘタすれば値段差が数千円とか(BD Writer系とか)いうレベルなんですよ。
何故かって、黒は各店が扱っているので値下げ競争されているのに、白は取扱店が少ないので競争になっていないから。
しかも更に、そもそも白ベゼル品が存在しない、なんて製品も最近珍しくないと来てます。いやマジで。
#ウソだぁという人は各種通販サイトで調べてみて下さい。
まあ、フロントベイ用各種パネルなどと言い出したら、もうケースを買い換える以外の選択肢が残されていないので、少ないとはいえまだ選択肢があるだけマシという言い方も出来るだろうけど。
けど、ケースってそう簡単に壊れないし、そもそも使用していて環境負荷を発生させることもない。ということは、買い換えずにずっと同じものを使い続けることが間違いなくエコなワケですよ。
しかも、当方のように、黒いケースは部屋の中で存在感があり過ぎるだろうからアイボリーって悪くないよね、と肯定的に思っている人は、ケース交換もしたくないワケでして。
ピュアホワイトでもクリームでもない、少しだけ灰色がかったアイボリーが一番さり気なくて良いですな。
なので、このケースに組み合わせてぴったり来る、アイボリーなベゼルのナイスなドライブやパネルがあれば、飛びつくんだけど、なぁ。
・・・まあ、当方の場合。
更に、リムーバブルドライブケースを多用しているという事情もあるので。
ケースを買い換えるとなると、デザイン統一目的でこのテのケージもフレームも一斉に黒色に買い換えないといけなくなるというオマケがあるんですよね。
え、そのまま使えばいいだろって?
黒ケースに白いドライブ類って結構目立つんですよ、これが。
知人のトコロで現物を見て、自分的には「あぁこりゃないわ~」と。
そういうことで、許せないです。
・・・とまぁ、そういうことで。
P.S.
ちなみに、現在各色ベゼルが標準で付いてくるのは今じゃ日立LGのリテール品ぐらい。
但しこのパッケージ品、結構レアでっせ。バルクは大量に出回ってるけど。
昔はLITE-ONのパッケージ品も各色ベゼル添付をやっていたのだがいつのまにか止めてしまって、
やっぱりPioneerや現在のLITE-ONのように、ベゼル色別に別パッケージで売った方が、メーカとしては美味しいのかねぇ。
・・・ベゼル各色をパッケージに添付した方が製品種類が絞れて、少品種大量生産の原理に乗せられるから有利な気がするんだけど、なぁ。
ウチの920は非OC向き。
要するにハズレらしいです、これは。
ということで、ずっと定格で使っていたi7 920搭載システム、初めてOCしてみましたよ。
とはいえ、電圧は一切盛らず(Vcore/Vuncore/Vmem/Vqpi全て定格)、BIOSからClockの設定のみという、お手軽OCだけですけどね。
その結果。
まずCPUは、Base155MHz×21倍=3.25GHzが安定限界。
Base160MHzでは起動することは出来るものの、相当不安定。
ちなみにBase166MHzではウンともスンとも言いません、えぇ。
とはいえ、3GHzは超えましたよ、と。
まあBase133の定格と比べると、向上率は16%でしかないのだけど。
ついでにメモリも。
手元のブツはKingstonシール付Elpida純正モジュールDDR3-1333 CL9 1.5v。
定格電圧の上、2Rankの2GBモジュール6枚挿しなので、OCにはかなり分の悪い条件の筈。
あと、仕様上、メモリがダメなのかCPU側のメモリコントローラが付いてきてないのか切り分けが出来ないので、そこは留意して貰うとして。
FSB775MHzのDDR3-1560はCL9で安定動作。この上行ってFSB930MHzでは完全沈黙。
FSBを625MHzまで落としせば(DDR3-1250相当)、CL7で安定動作。
ちなみにSPDはDDR3-1200でCL8、DDR3-1066でCL7となっている、ヒートススプレッダも何も付いていない、ただのメモリモジュールです。
この感じだと、DDR3-1333がCL8で普通に安定するように見えますな。
・・・メモリはまあ、ハズレでもないか。
さすがElpida純正、OCメモリでも何でもないのに、良い仕事してますな。
