Windows7 入れてみた。

 MSDNで正式版RTMが公開されたので、早速手元の実験検証環境に突っ込んでみた。

 ファーストインプレッションとしては、正に「Vista SE」。
 散々言われてきたが、正にその通り。
 Vistaで多発していた「妙な引っかかり」は確かに減少したが、Vistaも最近は発売当初と比べてかなり改善しているので、劇的な変化は体感出来ず。

 あと、世間ではWin7はシステム占有メモリがVistaより減ったことになっているが、手元の環境では同一ハードウェア上のVista x64と比べても「全く」減ってないよ?
 具体的には、起動直後で1.1GB程度占有、その後もちょくちょく膨らむし。
 起動直後に数百MB程度で済むって話、アレ32bit版だけとか?

 まあ取り敢えず、今はここまで。

 #まだ何も入ってないデスクトップ、取り敢えず画像貼っておきますね。
  ちなみに画面でドライバが無いって言われているのはProdigy 192。Vista x64のドライバが入るらしいので、後で試してみる予定。
 (8/8追記) Vista x64用 x2v 0.979βで問題無くインストール&動作確認。

Windows7 Desktop Snapshot

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Win2008 x64 on SiI3124。

 更に続く、Win2008 x64に正式ドライバの無いブツを突っ込んでみるテスト。

 今回は高速eSATAの基本、SiI3124チップ。コレ搭載カード絡みでは色々あったなあ・・・というのは兎も角として、一度安定すれば速度も出るしCPU負荷低いし、扱いやすいし。かなりの傑作チップと言っていいと思いますよ。

 とはいえ、個人的にはSilicon Imageがこれの後継にあたるチップの準備をしていないことが気になって。もうSATA 6Gbpsは秒読み段階なのに、AMDとMarvellぐらいしかチップ側の話は聞こえてこないし・・・。

 おとと、脱線。
 で、このチップのWin2008 対応具合なのだが、これもまた何とも微妙な感じでして。・・・って前回と同じ書き方ですな。
 というか、SiliconImageのチップ全体として、2008への対応具合が極めて微妙ななので。

 例えば・・・前回はRatocネタでしたが、今回はI/O DATAで。
 SiI3112搭載のESA-PCI2というカード、メーカ対応環境はXP/2003/2000の32bitとVista/2008ということになっているが、SiliconImgeのサイトには例によってXP/2003 64bitのドライバがあるし、片や2008なんて文字は影も形もないんですが。

 おっとと、またしても脱線。
 やっぱり論より証拠。2008導入済みサーバに装着して確認しましょ。

 で、結果どうなったかといいますと。

 Windows Update等では導入不能。自動インストールは不可。

 それでは手動インストールはといいますと、SiliconImageのサイトにある、「SiI 3124 64-bit Windows BASE Driver (VISTA)」 1.1.13.0 (2006/12/16)でOK。

 ・・・まあ要するに、3132の時と同じで「自己責任で」Vista x64ドライバが使えました、ということで。

2008 x64 on ML110G4 DeviceManager

 ◇

 全然関係ないP.S。
 日食時間帯東京ド真ん中に居たが、見事な雲のせいで何も見えず。つまらん。
 まあ豪雨に降られなかっただけマシ、なのかな。

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Win2008 x64 on SiI3132。

 さて、前回の続き。Win2008 x64に正式ドライバの無いブツを突っ込んでみるテスト。

 本日はSiliconImageのPCIe SATA I/F。速度的には結構(かなり)アレなのだが、「安定性」「PMP標準対応」「簡単にホットスワップ出来る利便性」といった面が評価されて各社SATA/eSATAカードに搭載され、今でもデファクトスタンダードと言って良い存在。

 ・・・というか、JMicronチップは数出てる割には不安定という話が多過ぎる気がする。んでもって、Marvellは相変わらずHotJoinは出来るがHotSeperateが出来ない=HotSwapが出来ないというワガママっぷりだし。
 
 おとと、脱線。
 で、このチップのWin2008 対応具合なのだが、これまた何とも微妙な感じでして。

 というのは、チップメーカーであるSiliconImageのサイトを見ても2008用ドライバなんてのは影も形も無いのだが、実際にこのチップを採用していながら2008対応を謳う製品があるんですな。例えばRatocのREX-PE32Sとか。

 まあ、Vista用の正式ドライバは32bit/64bit両方出ていて、且つVista x64と2008 x64はカーネルもドライバもほぼ一緒だから行けるだろ、とは思うのだが。
 実機に挿し込んで、論より証拠。

 で、結果どうなったかといいますと。

 Windows Update等では導入不能。自動インストールは不可。

 それでは手動インストールはといいますと、SiliconImageのサイトにある、「SiI 3132 64-bit Windows BASE Driver」 1.0.15.0 (2007/10/16)を試しに放り込んでみたら、あっさり導入完了。

 但し、繰り返しになるが、このドライバ、Vista x64で使えるとは書いてあるが(でも2003&XP64と共用なんだよね)、2008 x64で使えるとは何処にも書いていない。

 ということで、あくまで「自己責任」で、一つ宜しく。

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Win2008 x64 on ML110 G4。

 ・・・ということをやってみた、という話。
 念のため、G5ではないよ。公式には2003迄になっている、G4の方。

 まず、大前提として、HPのサポートは無い。
 伴い、ICH7なのにAdaptec RAID BIOSで動くという内蔵RAIDもドライバが無い。
 これについては、まあ仕方ないということでパス。

 それと、手元の機材は本体内蔵がCD-ROMだったので、DVD-ROMをUSBで外付けしてそちらから起動→インストール。BIOS対応のおかげで内蔵と同じ感覚で使えます、と。

 ・・・で、DVDが回り終わった時点でのデバイスドライバ画面は、見事に全てクリア。本体標準デバイス、全てドライバが当っている。

 下の画面で不明が2つ出ているのはIntel Gigabit CTとSiI3132。オンボードのBroadcom NetXremeもドライバが入るので、このままいきなりネットワークに繋がるのが嬉しい。

 #Gigabit CTはWindows Updateでドライバが入る。
  3132は次回のネタということで。

 ちなみにこの筐体、CPUはQ6600換装済、メモリは8GB搭載済。
 Hyper-V テストヘッドとして動いて貰う予定。

 ということで、結論。
 ML110 G4、オンボードRAID以外は2008 x64で何の問題もなく使えます、はい。

 2008 on ML110G4 SystemInfo2008 on ML110G4 Device Manager

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続・HDDが飛んだ。

 さて、吹っ飛んだHDD。故障品なんでどうにかする・・・その前に。物置の中身を消しておかないと。

 ということで、消去ソフト。こう不良セクタがあると、通常の上書きソフトは使えません。不良セクタのトコでWriteがコケてしまう。
 仕方ないのでWD DiagonosticsのWrite Zerosでディスク消去。これ、一昔前風に言うと「ローレベルフォーマット」というヤツで、エラーセクタに当たっても代替エリアが残っている限りは代替セクタ割り当てがなされるというのが注意点。

 で、消去したところ。
 見事に代替セクタ割り当てが効いて、不良セクタが消えてしまいました、えぇ。
 とはいえ既に結構なエリアがダメージ喰らっているのが分かっているし、SMARTにWrite Errorが残ってはいるので、故障扱で交換出来ないかどうか店に訊いてみるか。

 ◇

 以下、画像で見る今回の一連の流れ。

 実際にぶっ飛んだHDDの状況。
 イベントビューアに赤バッテンの羅列。おお怖い。
 EventViewer Error Messages

 SMARTの値が結構エラいことに。C8のこんな数字は故障時以外普通お目にかかれません。
 SMART Result

 んで、WD Diagnoticsの結果。紛うことなく故障です、えぇ。
 WD Diagnotics BadSector

 ・・・で、これをWrite Zerosしたらこうなった。
 正常終了。但し不良セクタのトコロでは明らかに引っ掛かってましたよ、えぇ。
 WD Diagnotics ZeroCleared

 SMARTもこんな風にクリアされます。これはWDの昔からの仕様。
 痕跡が見えるのはC8の部分。
 ZeroCleared SMART

 で、こうなります。不良セクタは無かったことに。うみゅう。
 ZeroCleared WD Diagnotics

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