更に続く、Win2008 x64に正式ドライバの無いブツを突っ込んでみるテスト。
今回は高速eSATAの基本、SiI3124チップ。コレ搭載カード絡みでは色々あったなあ・・・というのは兎も角として、一度安定すれば速度も出るしCPU負荷低いし、扱いやすいし。かなりの傑作チップと言っていいと思いますよ。
とはいえ、個人的にはSilicon Imageがこれの後継にあたるチップの準備をしていないことが気になって。もうSATA 6Gbpsは秒読み段階なのに、AMDとMarvellぐらいしかチップ側の話は聞こえてこないし・・・。
おとと、脱線。
で、このチップのWin2008 対応具合なのだが、これもまた何とも微妙な感じでして。・・・って前回と同じ書き方ですな。
というか、SiliconImageのチップ全体として、2008への対応具合が極めて微妙ななので。
例えば・・・前回はRatocネタでしたが、今回はI/O DATAで。
SiI3112搭載のESA-PCI2というカード、メーカ対応環境はXP/2003/2000の32bitとVista/2008ということになっているが、SiliconImgeのサイトには例によってXP/2003 64bitのドライバがあるし、片や2008なんて文字は影も形もないんですが。
おっとと、またしても脱線。
やっぱり論より証拠。2008導入済みサーバに装着して確認しましょ。
で、結果どうなったかといいますと。
Windows Update等では導入不能。自動インストールは不可。
それでは手動インストールはといいますと、SiliconImageのサイトにある、「SiI 3124 64-bit Windows BASE Driver (VISTA)」 1.1.13.0 (2006/12/16)でOK。
・・・まあ要するに、3132の時と同じで「自己責任で」Vista x64ドライバが使えました、ということで。
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全然関係ないP.S。
日食時間帯東京ド真ん中に居たが、見事な雲のせいで何も見えず。つまらん。
まあ豪雨に降られなかっただけマシ、なのかな。