Win2008 x64 on SiI3132。

 さて、前回の続き。Win2008 x64に正式ドライバの無いブツを突っ込んでみるテスト。

 本日はSiliconImageのPCIe SATA I/F。速度的には結構(かなり)アレなのだが、「安定性」「PMP標準対応」「簡単にホットスワップ出来る利便性」といった面が評価されて各社SATA/eSATAカードに搭載され、今でもデファクトスタンダードと言って良い存在。

 ・・・というか、JMicronチップは数出てる割には不安定という話が多過ぎる気がする。んでもって、Marvellは相変わらずHotJoinは出来るがHotSeperateが出来ない=HotSwapが出来ないというワガママっぷりだし。
 
 おとと、脱線。
 で、このチップのWin2008 対応具合なのだが、これまた何とも微妙な感じでして。

 というのは、チップメーカーであるSiliconImageのサイトを見ても2008用ドライバなんてのは影も形も無いのだが、実際にこのチップを採用していながら2008対応を謳う製品があるんですな。例えばRatocのREX-PE32Sとか。

 まあ、Vista用の正式ドライバは32bit/64bit両方出ていて、且つVista x64と2008 x64はカーネルもドライバもほぼ一緒だから行けるだろ、とは思うのだが。
 実機に挿し込んで、論より証拠。

 で、結果どうなったかといいますと。

 Windows Update等では導入不能。自動インストールは不可。

 それでは手動インストールはといいますと、SiliconImageのサイトにある、「SiI 3132 64-bit Windows BASE Driver」 1.0.15.0 (2007/10/16)を試しに放り込んでみたら、あっさり導入完了。

 但し、繰り返しになるが、このドライバ、Vista x64で使えるとは書いてあるが(でも2003&XP64と共用なんだよね)、2008 x64で使えるとは何処にも書いていない。

 ということで、あくまで「自己責任」で、一つ宜しく。

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