今日のSeagate@090122。

最重要事項(大事なので毎日掲載)

  1. 兎に角データをバックアップ。
    OSなんぞ何度でも入れなおせばいいが、データは一度失くしたら永遠に取り戻せない。
  2. 現在動作中のHDDが安全だと確信出来ない場合、絶対に電源を落とさず、再起動もしないこと。
    デフラグとかそういうのも無し。

昨日からのアップデート

  • ES.2、7200.11の250GBプラッタ品(開発コード「Moose」)について「修正済」アップデート提供開始。
    ES.2はサポートメール経由限定、7200.11はWeb公開。
  • 7200.11の333GB/375GBプラッタ品、DiamondMax印品(これは国内では流れてない筈)はまだ。
  • こちらはES.2用。SN06。
  • こちらは7200.11の250GBプラッタ品用。SD1A。
  • 参考:Seagate KBページ
  • 参考:当初出た7200.11用ファームアップデータは地雷だったことをSeagateが認定。
    修正版を24時間以内に提供するとのこと。→この「修正版」が提供され始めた
    (参照例)http://news.zdnet.co.uk/hardware/0,1000000091,39598311,00.htm

よ~く考えよう

  • 国内法人がCFD販売に「安全宣言」を出している。
    それを受けて一部販売店で販売が再開される模様。
  • 片や米国本社は未だに事態が完全には把握出来ていない状況。
    その米国指示待ちのまま身動き取れない筈の、国内法人が出す「安全宣言」。
  • 兎に角、よ~く考えよう。
  • ちなみにCFD販売はSeagateの正規代理店ではありません。
    気になる人は調べてみよう>Authorized Distributors

戯言1

  • 修正版アップデートが公開されたとはいえ、未だ米国・国内共に正式アナウンスが無い以上、様子見の方が良いのかも知れない。
  • ES.2のSN03およびSN04は障害以前に出来が最悪なので(経験者)、SN06が来るならアップデートを推奨、したいのだが。
    上記したように未だに正式アナウンスが無い上、後述する理由でファームの品質も一抹の不安があるので、今のところ何とも言えない。
  • SN05およびAN05についてはSN03・SN04の不具合のうち大きなものがいくつも修正されている。
    従ってSN06へのアップデート動機はSN03・04に対するものに比べてだいぶ弱い。
    実は手元にSN05なES.2がいくつもあるが、現状目立った不具合も出ていないため、アップデートは様子見中。
    AN05へのアップデートも結局見送っているし。
  • SeagateのKBサイトに「Placeholder OEM」「Placeholder #1」「Placeholder #2」なる空っぽのページが登場している。
    OEMというのはFaith等で販売されているアレか?そうなると、#1と#2は外付けHDDかな・・・。

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今日のSeagate@090121。

最重要事項

  1. 兎に角データをバックアップ。
    OSなんぞ何度でも入れなおせばいいが、データは一度失くしたら永遠に取り戻せない。
  2. ファームアップデートはしてはいけない。
    公式が引っ込めたということは余りにも危険と認めたということ。
  3. 現在動作中のHDDが「当選」してしまった場合、絶対に電源を落とさず、再起動もしないこと。
    デフラグとかそういうのも無し。(再掲)

昨日からのアップデート

  • 米国本社でも事態を把握しきれていないことが明白に。
  • 国内法人が黙りっぱなしなのは、本社指示待ちとのこと。
    当然国内法人も事態を把握しきれていない。
  • 代替HDD需要で一時的にWDやHGST製品が品薄になりつつある。
    どうしても必要な人は急いだ方が良さそう。

見落とされているっぽいこと

  • HDDにはきちんとした電気を喰わせてあげましょう。
    これは基本、どのメーカーの製品でも一緒。
    起動時にスピンアップが失敗したり、連続稼動で不安定になったりするなら、
    電源の品質や容量の問題も疑ってみるべき。
  • 最近流行ったHP製激安サーバのHP印HDDはSeagateのOEM。
    というか、HPに限らずSeagate OEMは各社にある。
    状況からして、こちらも影響あるとしか思えないのだが。

戯言

  • 事態は製品の質「以前」の問題になりつつある気がする。
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Seagate 騒動まとめ (続・続・Seagateがやってくれた。)

分かっていたこと

  1. 最近のSeagateのファームは、色々と酷い。
  2. 1.5Tで顕著に表れて問題になったのがキャッシュ制御周辺の問題。
    Seagateに文句を言うとファームアップデータのURLを送って来るが、アップデート後もトラブル報告絶えず。
  3. エラー検知やセクタ代替処理にも問題があると言われている。
    発動すると物理的にプラッタに問題ないにも関わらずエラー発生および使用不能になる模様。
    これは分かり易く不良なので、保証期間に応じて店頭交換若しくはRMA。

新しく分かったこと

  1. 最近のSeagate製3.5インチSATA HDDはほぼ全滅と思っていい。
  2. そもそもは内部部品のエラッタ(不良)だが、ファームで回避するの忘れていたため実害発生。
    まあ確かにファームのバグとも言える。
  3. シリアル番号が問題ロットの特定に有用だが、Seagateは問題シリアルのリスト公開を拒否。
    代わりに問題ロットが含まれるファームVerを名指しし、全てアップデート推奨という処置に出た。
  4. ファームVerによる指定はシリアルより分かり易いが、一方で一部の問題無い個体をもファームアップデートの危険に晒すことでもある。

やるべきこと

  1. 現在動作中のHDDが「当選」してしまった場合、絶対に電源を落とさず、再起動もしないこと。
    デフラグとかそういうのも無し。
  2. まずは、内部データの保護を最優先に、「安全な」USBメモリやDVD-R、NAS等に可及的速やかにデータを退避する。
    回線と容量によってはSkyDrive等のオンラインサービスもアリか。
  3. 後はHDDを好きにする。
    ファームアップデートする気があるなら、次へ進む。
  4. 内部データが吹っ飛んでも泣かなくて済む状態になったのを確認して、PCからアップデートしたいHDD以外を全て取り外す。
  5. アップデータのISOをダウンロードしてCD-Rに焼き込み、そのCD-Rを使って起動してアップデートを行う。

気を付けること

  • HDDというモノの不良は最悪カネの力で解決出来るが、データはいくらカネを積んでも取り戻せないこともある。サルベージ会社に依頼したって100%成功するワケじゃない。
    プライスレスなデータを持っているなら、今すぐ他メーカのHDDを買いに走るべし。
  • RAID等の場合は一度バラして、素のIDE互換モードSATA環境でアップデートを行う必要がある。
    AHCI環境やRAID BIOS上では基本的に失敗する。
  • 今朝時点ではアップデータが対応しているのは極一部の製品だけ。大多数は「只今検証中」。
  • 対応している筈の一部の製品でファームアップデート後死亡報告あり。
    それとは別に、アップデート自体は成功しても新ファームでのトラブル報告もある。
  • 少なくとも国内法人・代理店から正式なアナウンスがあるまではアップデート実施は控えたほうが良さそう。

やられるべきこと

  • つーか国内法人何してる。だんまりかよ。

たわごと

  • ニアラインを名乗るBarracuda ES.2ですら蟲ファーム連発は酷過ぎないか。
    自分が実際に経験しただけでも、SN03、SN04は問題外、SN05も不具合残存。
    聞いた話ではそれ以降も・・・とか。
  • 今回の一斉アップデート、実はついでに古ファームのバグも無かったことにしてしまえ・・・ということ、かも、知れない。根拠無いけど。
  • というか、個人PC用はファームアップデートで済むにしても、ニアライン稼働中やHDRの中身はどうするんや。
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続・Seagateがやってくれた。

1/25追記:
この記事の表は古く、正確で無いことが判明しています。
この表の時点ではセーフだったものが、最新のチェックではアウトになっている例が多数存在します。
最新の情報はSeagateの判定ページにて確認して下さい。

 某掲示板にいい感じにシリアルが出ていたので、さっき自分で当たった分と絡めてまとめてみた。

 以下、○はセーフ、×はアウト、△は混在。・・・って混在って何だ?
 Seagateのロット単位、もしかして下3桁分より小さい?

 あと、ASとNSはP/Nレベルでは混在なのでざくっとまとめて。NSは備考欄に記入。

 もちろん、この情報は無保証。
 ぶっちゃけこれだけあると当方がミスタイプしている可能性が高い。
 ということで、あくまでここの管理人が自分用にまとめた情報なので、参考程度にどうぞ。

#つまり、ここの管理人もこの一件で大ダメージを受ける立場に居るってことです、えぇ。

 しっかし、この量ハンパじゃない。個人用リテールならファーム上げてちょ、で済むかも知れないが、組込出荷品とかNS型番とかはどうするんだ、コレ・・・。

※表が妙に縦長になってきたので「続き」に押し込み。

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Seagateがやってくれた。

 ファームに致命的バグとな。

 ということで慌てて自分の手元のHDDをチェック。・・・セーフ。
 自分が某所に導入したHDDリストを全チェック。・・・セーフ・・・アウト!(泣

 バルクチェックツールとか公開してくれてないモンだから、いちいち全部リストアップして、一つずつチェックしましたよ、えぇ。

 その結果、どうもこれ、特定ロットの問題っぽいことが判明。
 チェックツールに一つずつぽちぽちと入れいった結果と、購入履歴を突き合わせてみたら、要するに「あるタイミングで買ったHDD」が全滅してる。

 ・・・ってこれ、部品の欠陥やない。
 要するに、欠陥部品の欠陥部分を回避するロジックが動いていないから、致命的なファームのバグということですか。
 まあ、そういう風に言えなくもないか・・・。

 まぁ兎に角明日になれば国内でアナウンスもあるだろうから、チェックしましょう、と。

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