Windows7 chkdsk /r の挙動について。

 ちょっと実験してみて分かったこと。

・対象ドライブにあるファイルの大きさに応じてメモリを喰い尽くす。
 但し、システム側からメモリ割当を拒否されたりすると、そこで占有メモリ膨張は止まる。

・x86版では32bitアプリの制限上(に引っ掛かっているようにしか見えない)、約1.75GBでこの占有メモリ膨張が強制的に停止する。逆に言うと、そこまでは膨らみ続ける。

・x64版では64bitアプリはメモリをもっと喰えるので、4GBだろうが8GBだろうが占有メモリは膨張し、先にシステム側がメモリ不足になって「メモリ喰い過ぎ」と怒られて、割当拒否される。

 ・・・設計ミスって言うんじゃないの、コレって。
 何でchkdskに物理メモリ喰い尽くされないといけないのよ。

 こんな挙動されたら、x64版で巨大ファイル置かれたらどれだけメモリ積んでも足りないじゃないの。
 というか、x86版の方も、これはこれできちっとチェック出来てるのか心配になるし。

 ちなみに、青画面を見てみようと、VMwareと32bit版Windows7を使ってイロイロしてみたのだが、残念ながら青画面は見られず。
 その前にシステムに「メモリ喰い過ぎ」って怒られて、蹴られてしまいましたとさ。

 本日のおまけ画像は、テスト準備中のスクリーンショット。
 取り敢えず物理メモリ4GB割当て、空っぽの950GBドライブをchkdsk /r して、コケてない。
 あと、VMware Workstation 6.5はWindows7 x64に普通にインストール出来るし、GuestでWindows 7 x86は普通に動きますよ、ということで。

Win7 on VMWare on Win7

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Windows7 ・・・これは酷い。

 Windows 7 RTM版に「深刻なバグ」の指摘
 >http://www.computerworld.jp/topics/win7/157689.html

  >クラッシュが発生するのは2基以上のハードディスクを搭載したPCで、「CHKDSK [drive letter:] /r」コマンドを実行した場合だという。
 >コマンドがメモリを使い果たしてPCをクラッシュさせ、ブルー・スクリーンになるという現象

 コレ、x64のRTM版でも出ますな。

 手元では20回程やってみたがクラッシュ「は」一度もナシ。
 その前に「メモリ喰い過ぎだからchkdsk落とすぞ」と言われます。
 但し、1/3ぐらいの確率でDWMが落っこちてAeroが無効に。

 #DWMって落ち易いの?

 ・・・まあ取り敢えず、これかなりアレですな。
 致命的・・・ではない、とは言えないと思うがなあ。

 ちなみに、ドライバ云々という話はあるかも。

 取り敢えず手元環境の初期導入ドライバは、動いてはいるものの完成度は「ん?」みたいなトコロがぽろぽろと。
 例えばMS純正のGeForce用VGAドライバ、EDID読み込み周りの挙動が明らかにヘン。このせいで、ディスプレイの解像度設定が吹っ飛んだり、マルチディスプレイの後から検出に必ず失敗したり、なんていう症状が出たりしているので。

 とはいえこの環境、検証用ということもあってSATA I/Fは「Classic IDE互換」設定なのだが。
 汎用IDEドライバの修正はMSにやってもらわないと、なぁ。

 以下、笑っちゃうような参照画像。本当はもっとメモリ喰ったトコロを捕りたかったのだが、PrintScreen連打してもこれが限界(最後に撮れた画像)でした、はい。
 にしてもこれだけメモリ喰えるってことは、x64版chkdskはきちんと64bitアプリになってるのね。
 もっとメモリ積めばもっと行けるか?・・・4GBモジュールは¥が高いから当方にはムリだけど、ね。

Win7 chkdsk Bug screenshot

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Sofmapのメーカ保証って、あっちゃー (続々・HDDが飛んだ。)

 先日ネタにした、WD10EADSの故障。
 結局故障扱でショップに持って行って、本日新品が戻って来ました。

 ・・・の筈なのだけど。
 えっと・・・・CFDとかいうシールが貼ってあるんですが。

 そう、OEM品なんですよ、代品が。
 地域外品よりタチの悪い、完全バルク品。RMAも当然使えません。
 元々のSynnex扱品は正規代理店品(10ヶ月保証)だから、Sofmap経由でSynnexまで故障品を戻せば当然正規品(RMA残有)が代品になると信じていたのだが。

 ・・・Sofmapって、販売代理店に戻す前に自社内で処理する店だったのね。

 いやはや、前回の区域外品に続いて、またも大失敗。
 RMAなんかに拘らない人なら気にしないかも知れないが、自分はそれこそがポイントなのだが・・・。

#RMAチェックの結果画像貼っておきます。
 上は交換前、下が交換後シリアル。

CFDRMA check

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続・HDDが飛んだ。

 さて、吹っ飛んだHDD。故障品なんでどうにかする・・・その前に。物置の中身を消しておかないと。

 ということで、消去ソフト。こう不良セクタがあると、通常の上書きソフトは使えません。不良セクタのトコでWriteがコケてしまう。
 仕方ないのでWD DiagonosticsのWrite Zerosでディスク消去。これ、一昔前風に言うと「ローレベルフォーマット」というヤツで、エラーセクタに当たっても代替エリアが残っている限りは代替セクタ割り当てがなされるというのが注意点。

 で、消去したところ。
 見事に代替セクタ割り当てが効いて、不良セクタが消えてしまいました、えぇ。
 とはいえ既に結構なエリアがダメージ喰らっているのが分かっているし、SMARTにWrite Errorが残ってはいるので、故障扱で交換出来ないかどうか店に訊いてみるか。

 ◇

 以下、画像で見る今回の一連の流れ。

 実際にぶっ飛んだHDDの状況。
 イベントビューアに赤バッテンの羅列。おお怖い。
 EventViewer Error Messages

 SMARTの値が結構エラいことに。C8のこんな数字は故障時以外普通お目にかかれません。
 SMART Result

 んで、WD Diagnoticsの結果。紛うことなく故障です、えぇ。
 WD Diagnotics BadSector

 ・・・で、これをWrite Zerosしたらこうなった。
 正常終了。但し不良セクタのトコロでは明らかに引っ掛かってましたよ、えぇ。
 WD Diagnotics ZeroCleared

 SMARTもこんな風にクリアされます。これはWDの昔からの仕様。
 痕跡が見えるのはC8の部分。
 ZeroCleared SMART

 で、こうなります。不良セクタは無かったことに。うみゅう。
 ZeroCleared WD Diagnotics

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HDDが飛んだ。

 飛びました、えぇ。
 ブツはWD10EADS、当方お気に入りのWD Greenの333GBプラッタモデル。シリアルを見ると当方手元にある中では最古参で、確か333GBプラッタが出回り始めて割と直ぐに買ったモノ。

 具体的な症状はというと、不良セクタ発生。それも単一セクタという訳ではなく、ある程度の面積がやられてるっぽい。

 で、気づいた原因はというと、直接的なものはWindowsのDisk I/Oエラー警告だが、あともう一つ。
 昨晩から突然、それまで聞いたことの無かったヘッドの緊急退避&再スピンアップのようなヘンテコな音が結構小刻みに鳴り始めたこと。

 しかもこの音が、妙に大きい(というか、凄まじい)。
 元々とても静かなHDDな上にSmartDriveに突っ込んで静音化なんてしているものだから、正常動作中ならスピンアップ時でもアクセス中もほぼ無音だったにも関わらず、カツンキュイッ、という感じの強烈な音が響くのだから、こりゃHDDにとってもマトモな事態ではない筈。

 とはいえ幸いなことに、ファイル実データへの被害は無かった模様。慌てて手元の別HDDにデータを転送したのだが、エクスプローラでデータコピー中にはエラーは発生せず。

 ・・・さて、これはSynnex扱品だから代理店10ヶ月保証がある筈で・・・レシートレシート・・・ってうわ、ギリギリだよ。
 RMAしてもいいけど、国内対応して貰える期間内なんだから、国内で対応してもらおっと。

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