ドメイン持ちの便利道具が配布終了になりまして。

 Google Apps for Domains(と当初は言ってた)がついに無料版の新規受付を終了することに。

 まぁいつかこの流れは来るだろうなぁと思っていたが、多少なりとも猶予期間が設定されるかなと思いきやばっさりと来たので、まぁ何だか。
 ・・・つか猶予なんて設定したら駆け込みがトンでもないことになるだろうから、まぁ当たり前か。

 しかしまぁ、既にドメイン持ちでApps設定済の人も暫くは大丈夫だろうけど、移行先を真面目に考えておかないと厳しいかも。

 ということで、移行先ネタとして割と頻繁に取り上げられるのが、MicrosoftがやっているLive.com。
 Live.com系は実は独自ドメインが設定可能ということが(少なくとも)国内ではあまり知られていない気がするのだが、ここに来て一気に注目を集める・・・のか?

 とはいえ、Live.com系でGoogle Appsと「同じような」サービスというと、MailとCalenderはOutlook.com(Hotmail.com)、DocsがSkyDrive。後は・・・見あたらないような?あ、Skypeもそうだったか。

 まあこれだけでも十分だというか、そもそもGoogle Appsをメールアドレス発行サービスとしか見ていない人が大多数な気もするが、そのメールサービスでも大問題が一つ。

 Outlook.com(Hotmail.com)ってIMAP4が使えないのよね・・・。

 つかこれ、現時点でLive.comを独自ドメインで使用しようとした際、最大のデメリットになっている気がする。

 あと・・・個人的には、その他はどうでも良いとしても、Sitesと同コンセプトのサービスが存在しないってのが厳しい。
 メモ集めとかその集積用にWiki形式が好きなので、どこでもWikiなアレは使い勝手が良いのだが、いかんせん好き嫌いが激しく出るというか、一部のWikiマニアにしか使われていない気も・・・(以下略。

 とまぁ、そんなワケで。
 取り敢えず独自ドメインでメールでIMAP4でしかもタダ・・・は無くなってしまったのね、というお話でしたとさ。

Share

壮絶なる出オチ、MEGAUPLOAD。

 さて、米国で超絶駄目法案であるSOPA/PIPAが審議されていて、Wikipediaをはじめとする有名サイトが大反対運動を繰り広げているさなか。

 良くも悪くも、というか主として悪い意味で「何でもあり」なアップローダとして有名な MEGAUPLOAD がパクられましたよ。

 おおっ、って最初思いましたよ自分も。
 DMCAが言わば免罪符になっているこの灰色な(というかDMCAが無ければ真っ黒な)業界で、ついにその神通力が切れたのかと。
 YouTubeをはじめとする多くのサービスが拠り所としているDMCAを突破する法論理が出来あがったりしていれば、それこそ何が起こるか分ったモンじゃない。

 ところ、が。ネット上に公開された罪状を見て、唖然。

 「会社ぐるみで社員が海賊版をアップロード」 
 「DMCA守るフリして実はファイル残していた」

 ・・・何だそれ。

 どう見ても意図的にしか見えないDMCA違反だけなら、どれだけ嘘臭くとも「システム不備」という言い訳が出来ないワケではない。論理的にはあり得るから。実際にあり得るか、それが信用されるかは横に置いとくとして。
 でも、自身が海賊版ディストリビュータになっているんじゃ、言い訳もヘッタクレも無いわな、マジで。

 つか、どしてそうなった。

 ◇

 とまぁ、いろんな意味でブチ抜けていたMEGAは兎も角として。
 さて、他の「アップローダー」はどうなるのかね。

 さすがに「自身が海賊版を生産していた」のはMEGAUPLOADだけだと信じたいたのだが・・・
 雨後の筍より大量発生しているサービスなので、同じコトやっているのが居たって不思議ではない。直接社員がやっていなくとも、日本流に言うところの「サクラ」がやっているかも知れないし。

 ♯まあ大量発生しているのでその分どんどん淘汰もされているらしいんだけど。

 そんな中早速動きがいくつかあるようで。

 最近?社名ロゴが変わった(よね?)FileSonicは早速共有機能を止めたそうな。
 止めた、ってあれ、それって自身のビジネスモデルの破綻でないの。今までヤバいことやっていました、って自分で認めてるってことだし。要するに「アップローダー」から「オンラインストレージ」に突如方針転換するってんだから。

 でも「オンラインストレージ」で成功するには、DropBox、SugarSync、Carbonite、Mozy、その他多数(日本だとYahooボックスとか)と実に多くの先駆者と争わないといけない。既にアングラ臭が染みついてる「FileSonic」ブランドがその中に入って行けるのか?
 ・・・あぁ、名前変えてキレイなフリすればいいのか。知名度ゼロだけどマイナスよりは良いだろうし。

 他にも、Uploaded.to は米国からのアクセスを蹴ってるそうな。
 ふ~ん・・・てあれ、米国にも収益の源「有料会員」は居るんでないの。蹴っていいの?

 まあ、他にもいろんなトコがバタバタと動いているんでしょう。
 私自身そっちの世界に詳しいワケではないので、ニュースに出てきた有名どころの動きしか見えていないけど。
 某巨大掲示板は大賑わいだそうだから、全世界的にも動きがあるってことでないかね、多分。

 これでアップローダー大増殖時代は終わるのか、それともこんなことモノともせずにアップローダーは増殖を続けるのか。
 さてどうなるんでしょうなぁ。

 ・・・個人的にはアップローダなんてどうでもいいんだけど、別に使っていないし。
 ただ、もし他のアップローダにも摘発があるとしたら、どういう罪名で来るか、というのは見ておかないと、ね。
 なんてったって、相手が相手。
 SOPAもPIPAも無くてもヤり放題になるようなトンデモ法論理だって編み出しかねないんでね。

Share

容量大きくて自由度が・・・ってアレ? (SugarSyncのこと)

 さて、自分は以前からDropBoxを使っているが。
 最近気になっていたのがSugarSync。だってこっちはタダで容量5GB(DropBoxは2GB)。しかも昔から「簡単なDropBox、機能豊富なSugarSync」と言われているぐらいだから、当然カスタマイズなんかもイロイロ出来るハズ。

 ということで、先日アカウントを作ってみた。

 ♯ちなみにそこらのblogのリンクからアカウント作るというテもあったのだが、コレ確か紹介した側もされた側も相互にメアドが見えてしまう筈だと思っていたので却下。
 仕方ないのでgoogleでSugarSyncと検索して右に出てくる文字広告のリンクからアカウント作成。ここ経由だと何もしなくとも500MBのボーナス容量が付いてくるので。

 ところが・・・実際にSugarSyncのクライアントを導入してみると。
 どうしても納得出来ないというか、気になって仕方ないのが以下の2点。

 1.「マジックブリーフケース」の位置が変えられない。
 2.複数アカウント間でファイルを共有した場合、共有「された側」のローカル同期フォルダの位置が変えられない。

 この2つ、世間ではどうだか知らないが、自分的にはSugarSyncの株が一気に下がったというか。
 もちっと正直に言うと、かなり真面目に「コレやめた」になりそうなぐらい。

 ◇

 何故かというと、自分はMy Documentsを使っていない人間なので。
 システム用とは別にデータ専用の論理ドライブを切ってあって、全てのユーザ作成データはそちらの集約している。

 My Documentsを移動すれば、なんてツッコミも飛んできそうだが、一応自分としては信念としてソレはしない。これがどうしてかというと、実際やってみた人が居れば分かると思うのだが。
 このMy~のようなフォルダ(とレジストリにpathが書いてあるような個人設定関連のフォルダ)をシステムと別のドライブに移動してしまうと、それなりに不都合が発生してしまうのよね。そしてシステムがトラブった時等にはこの不都合が不具合に、そしてその不具合が致命傷になりかねない、というか実際になる。

 ♯いやね、昔はMy Documentsを移動したりとかしていたんだけどね。

 その点、「データ専用ドライブ」はデータだけしか入っていないので、データの置き先としてもバックアップ対象もこれ以上明快な区切りは無く、その上DOSの頃からの習慣になってしまっているのでカラダも覚えている。

 また、Windows標準フォルダに大量のデータを溜めた時に発生し易いパフォーマンス問題等とも無縁だし、データとゴミがHDDを埋め尽くして肝心のシステムorアプリに必要な空き領域が確保できない、というマヌケな事態にもならない。

 ◇

 その点、DropBoxでは初期設定こそMy Documents下のMy Dorpboxだが、このフォルダをMy Documetns下から簡単に移動出来るので、「データ専用ドライブ」の中に移動してやればそれで全て片付いた。
 複数アカウント間で同期を取るにしても、ファイルの実体は「データ専用ドライブの中のMy Dropbox下」に来るため、非常に分かり易い。

 まあ要するになんというか、自分の使い方の感覚としてはDropBoxの方がしっくり来る模様。
 んでこっちはタダで5GBには・・・ならんのかね、やっぱり。

Share

5桁となるとさすがにね…

 先日ふと気になって暫く使っていなかったメールボックスを開けてみたら、ほぼSPAMだけでが5桁も溜まっていたり。
 このアカウント、一時期メインに使っていたこともあるので、諸々を考えるとまるっと全捨というワケにもいかず、かといって手で選り分ける気力もなく。

 仕方ないので、gmailのSPAMフィルタに喰わせることに。
 POP over SSLでメール取り込む設定をして、と。

 そして1日経って・・・・ありゃ。
 24時間経っても5,000通ぐらいしか取り込めてないのか。
 1時間に200通前後といったところか。

 まあ、何が言いたかったのかと言いますと。
 googleのメール取得って割とのんびりなんだね、ということ。

#つーか今時SPAMフィルタ設定が有料ってのはねぇ>某社。

Share

MSの本気、Hotmailの本気。

 やや旧聞に属するが。

 Windows Live Hotmailが「他の全てのメールアカウントでも使用可能」という、ある意味非常に画期的な機能を実装して、既に殆どのユーザに設定可能になっている模様。

 狐につままれたというか良く分からないので、何のこっちゃいと英語blogの方を覗いてみると・・・あぁ、そういうことね。

 ・HotmailはPOPで非Hotmailメールボックスに一定期間毎にアクセスし、メールを回収して取り込む
 ・送信時は送信元アドレスに非Hotmailアドレスを設定する

 アイデアの勝利というか何というか。まあこうすれば確かに非HotmailアドレスをWindows Live Hotmailで使っている「気がします」な。

 ◇

 にしてもこのところ、インターネット上のサービスにおけるMSの巻き返しの勢いが凄い。
 その勢いのお陰か、Windows Live系のサービス類も当初の「取り敢えず集めてみました」といったレベルから「バラでも使える、集まるともっと使える」サービスに確実に進歩してきている。

 特にHotmailは、少し前にリニューアルで「特に代わり映えのしないWebメール」だったのが、「Gmailに対抗しうる唯一の存在」に大幅に進化してしまったのよね。

 まあ、何というか。
 MSってやっぱりカネあるんだな~と。

Share