容量大きくて自由度が・・・ってアレ? (SugarSyncのこと)

 さて、自分は以前からDropBoxを使っているが。
 最近気になっていたのがSugarSync。だってこっちはタダで容量5GB(DropBoxは2GB)。しかも昔から「簡単なDropBox、機能豊富なSugarSync」と言われているぐらいだから、当然カスタマイズなんかもイロイロ出来るハズ。

 ということで、先日アカウントを作ってみた。

 ♯ちなみにそこらのblogのリンクからアカウント作るというテもあったのだが、コレ確か紹介した側もされた側も相互にメアドが見えてしまう筈だと思っていたので却下。
 仕方ないのでgoogleでSugarSyncと検索して右に出てくる文字広告のリンクからアカウント作成。ここ経由だと何もしなくとも500MBのボーナス容量が付いてくるので。

 ところが・・・実際にSugarSyncのクライアントを導入してみると。
 どうしても納得出来ないというか、気になって仕方ないのが以下の2点。

 1.「マジックブリーフケース」の位置が変えられない。
 2.複数アカウント間でファイルを共有した場合、共有「された側」のローカル同期フォルダの位置が変えられない。

 この2つ、世間ではどうだか知らないが、自分的にはSugarSyncの株が一気に下がったというか。
 もちっと正直に言うと、かなり真面目に「コレやめた」になりそうなぐらい。

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 何故かというと、自分はMy Documentsを使っていない人間なので。
 システム用とは別にデータ専用の論理ドライブを切ってあって、全てのユーザ作成データはそちらの集約している。

 My Documentsを移動すれば、なんてツッコミも飛んできそうだが、一応自分としては信念としてソレはしない。これがどうしてかというと、実際やってみた人が居れば分かると思うのだが。
 このMy~のようなフォルダ(とレジストリにpathが書いてあるような個人設定関連のフォルダ)をシステムと別のドライブに移動してしまうと、それなりに不都合が発生してしまうのよね。そしてシステムがトラブった時等にはこの不都合が不具合に、そしてその不具合が致命傷になりかねない、というか実際になる。

 ♯いやね、昔はMy Documentsを移動したりとかしていたんだけどね。

 その点、「データ専用ドライブ」はデータだけしか入っていないので、データの置き先としてもバックアップ対象もこれ以上明快な区切りは無く、その上DOSの頃からの習慣になってしまっているのでカラダも覚えている。

 また、Windows標準フォルダに大量のデータを溜めた時に発生し易いパフォーマンス問題等とも無縁だし、データとゴミがHDDを埋め尽くして肝心のシステムorアプリに必要な空き領域が確保できない、というマヌケな事態にもならない。

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 その点、DropBoxでは初期設定こそMy Documents下のMy Dorpboxだが、このフォルダをMy Documetns下から簡単に移動出来るので、「データ専用ドライブ」の中に移動してやればそれで全て片付いた。
 複数アカウント間で同期を取るにしても、ファイルの実体は「データ専用ドライブの中のMy Dropbox下」に来るため、非常に分かり易い。

 まあ要するになんというか、自分の使い方の感覚としてはDropBoxの方がしっくり来る模様。
 んでこっちはタダで5GBには・・・ならんのかね、やっぱり。

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