GbE NICの消費電力が知りたい。

 ・・・ということで、検索かけてみた。
 ところが、IntelとLSI logic以外はNDAなり契約しないとDatasheet見せてくれないのね。

 仕方ないのでぐるぐるしてみたけれど。

Broadcom NeXtreme GbE for Server (BCM5721) 1250mA 4W Serverでよく見るBoadcom。
Intel PRO/1000 PT (82572EI) 1000mA 3.3W 言わずと知れた鉄板。
LSI Logic ET1310 (Agere ET1310) 1000mA 3.3W 激レア品。最近復活。
Broadcom NeXtreme GbE for Desktop (BCM5751) 950mA 3.1W Desktop用のBroadcom、ちょいレア。
Marvell Yukon (88E8053) 750mA 2.5W 格安PCIe拡張カードの定番。
Realtek CardBusギ蟹 (8169SBL) 700mA 2.1W 国内CardBusなGbEは全部コレ。
Intel Gigabit CT (82574L) 650mA 1.9W IntelのDesktop向け。
Realtek PCIeギ蟹初代 (8168B) 300mA 1.0W 安い、遅い。

 どれも検索で出てきた値なのだが・・・
 BroadcomとかYukon、ここまで電気喰ってるのかいな。

 ちなみに全て最大値で数字集めています。
 それと、NICってチップ以外の部分が意外と電気喰ってます。
 82574LもET1310も、チップ自体の消費電力は1W以下だし。
 そういう意味だと8168Bの数字は少々小さ過ぎる気もするのだが、メーカがそう言ってるので仕方がない、というか。

 そして、結局出て来なかったのが、RTL8111CとVT6130。
 後のは兎も角、前のは今オンボードでメジャーな石なので気になるのよね。
 とはいえ単品PCIeボートは見あたらないし。

 ET1310って最近になって単品ボードが復活したけど、どんなモンなんだろ。
 旧AgereのGbE第一世代品で、低消費電力に振った設計なんだけど、性能は未知数。

 ・・・あ、Asusが大好きなAtheros L1忘れてた。
 兎に角評判が宜しくないが、アレどんなもんなんだろ。
 こっちも単品NIC売ってないしなあ。

 ついでに、ギ蟹はやったら種類が色々あるので比較してみた。

Model PCIe NDIS5 NDIS6 SPI CLED ASF DSM IPS
8169B 1.0a × × × × × ×
8169C 1.1 × × × ×
8111B 1.0a × × × × × ×
8111C 1.1 × × × × ×
8111CP × × ×
8111D × × ×
8111DP × ×

 SPIってのは外部EEPROM I/F、CLEDはCustomizable LED、ASFってのはAlert Standard Format、DSMってのはDeep Sleep Mode、IPSってのはIP Sec Support。
 これ見ると8111Bと8169Bの機能的な差が分かりませんですな。違いはパッケだけ?

 NDIS6(IPv6)がサポートになってるのが8111BとCの最大の違いね。
 あと、BとCでJumbo Frameサポートサイズが違う。Bは7K、CとDは9K。
 内部バッファサイズが違うのかな?DataSheet見せてくれないんで分からないですがな。

 そして8111CPとDPはサーバ向けですな。
 ・・・サーバに蟹ってどうなのよ、というのは別として、スペック的にはその辺り狙ってる筈。

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GMA500 (US15W) のディスプレイ検出って・・・

 イマイチどころかかなり不安定でない?

 というのは、実家で古い液晶ディスプレイとキーボード・マウスを繋いで使ってみてみたのだが・・・
 キーボード・マウスはUSBだから何の問題もないのだが、ディスプレイが何故か認識されたりされなかったり。

 何回かVGAケーブルを抜き差しして、ディスプレイ切替のボタン(LOOX UだとFn+;)押しているうちにそのうちは認識されるのだけれど・・・。

 認識されないということは無いので、どちらかというとドライバ側の問題なような気もするが、さてどうだかね・・・。
 まあなんだかんだで、IntelのVGAドライバは出来良くないからなぁ、基本的に。

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モバイルするならセキュリティ強化。

 TrueCryptで80GBの暗号化Diskファイルを作成しようとしたら、大体61GBぐらいで「システムリソースが足りません」と言われて失敗するのって、どうして?
 ちなみにフォーマットは無しでもNTFSでもFATでも結果は一緒。
 パーティションの暗号化なら全然問題ないのに。

 突然何故こんな話が出てきたかというと、大容量バッテリ以外の条件が全て揃ったLOOX Uを実際にモバイルするに当たって、データ領域の暗号化を行っていたため。

 モバイルPCの場合、デスクトップPCと違って最悪「盗難」「紛失」という事態が発生し得る。片や個人PCなので個人情報満載。
 これはそのままでは危険なので暗号化しましょうということなのだが。

 法人用途ではPointSecって結構使われてますな。HDD丸ごとAES暗号化するソフト。でもこれ、個人向けじゃないし。

 ということで、以下は当方の場合。

 Windows本体:
 WindowsのLMハッシュを無効にして、長いパスワードを採用。
 まあ15文字越えれば黙っていてもLMハッシュは無効になるので、TrueCryptの警告ライン「20文字以上」ってのは一つの目安になるのかも。
 この辺りの詳細は@ITででも。

 本体内HDD:
 データ領域はXPのEFSを使って暗号化。
 ・・・ってコレ、ファイルのプロパティの「詳細設定」ボタンを押したら出てくる「暗号化する」のチェックを入れるだけだけ。
 お手軽だが、正規ユーザでログインさえされなければ意外と強力なんですなコレ。

 SDカード、USB-HDD:
 TrueCryptで暗号化。
 まあド定番ということで。CPU負荷はそれなりにかかるが、セキュリティってそんなものだし。
 それよりポイントは、Win32だけでなくWin64やLinux等でも使えること。
 HDDがBuffalo製なのでSecureLockWareも使えるけども、アレはWin32だけなのよね、環境が。

 まあ個人レベルなら、この辺りで大体の対策はOKなんじゃないでしょうか。
 データを盗まれないことが大前提で、跡形もなく消去されてしまえばある意味目的は達成されているワケだしね。

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電池、売ってません。

 「大容量バッテリ在庫あります?」
 「メーカー欠品中で、5月中はまず無理かと・・・」

 え゛~。
 というワケで、SSD化は無事成功して問題なく動作しているものの、肝心の大容量バッテリがお預けを喰らってしまいましたとさ。あう。

 ちなみにLOOX UのSSD化だが、これ普通に「振動に強い」だけでなく、実使用面ではそれを前提にしたもの凄いメリットが。

 ◇Scene 1

 通常のHDD:
 鞄から取り出す→休止から復帰→操作→休止スタート→休止完了→鞄へ

 SSD:
 鞄の中に手を入れて、使いそうになったら休止から復帰しておく→鞄から取り出す→操作→休止スタート→鞄へ→休止完了

 まず、普段使いの場合。
 振動を気にする必要が無いので、休止作業/休止復帰中(どちらもHDDに盛大にアクセス中)に鞄に放り込んでしまうことが出来る。
 このため、実質的に「ボタン一つですぐ終了」「すぐ復帰」なPDA類にかなり近い操作性が実現出来る。
 通常のHDDだとモロにガリガリ動いている間に鞄に放り込むのは・・・当方には怖くて出来ません、えぇ。

 ◇Scene 2

 通常のHDD:
 休止スタート→休止完了→鞄へ→取り出す→休止から復帰→操作

 SSD化済:
 鞄へ→取り出す→操作

 更にポイントは、ちょっと操作を中断したい時。HDDでは振動が怖いので一度休止させる必要があるが、SSDだったらそんなこと気にせずフタ閉じて鞄にポイ。

 ◇

 とまあこういうことで。

 ちなみに、PhotoFastのSSDですが、確かにプチフリ出ます、固まります。
 頻度は高くないですが数秒程度、時折10秒単位で。
 ただ、個人的には価格と振動面のメリットを考えたら十分に妥協出来る範囲なので、良しとしましょう。

#長い時ってのはページファイルがフリーズに巻き込まれたりしてるんじゃないかと思ったり。
 まあ、全く根拠のない憶測だけど。

 ◇

 P.S.
 某所で新古品がジャンク扱で爆安だったのでUSB-LANアダプタ買ってしまっていたり。100TXだけど。
 外歩きの時はこっち持って歩きましょ、と。

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モバイルにHDDなんてあり得ない。

 ・・・ので、SSDに換装します、はい。

 交換したのはPhotoFastのPF18Z64GSSDZIF。プチフリ報告があるにはあるが、プチフリの少ないSLCなSamsung品は(最近値崩れしたとはいえ)倍近い値段・・・。コストと性能を天秤にかけて、定番なこちらを選択。

 ちなみにこのSSD、古いファームウェアは結構問題児だということと、最近になってZIFコネクタの向きが変わったので、ちょいと注意。向きの正しい最近のものだと、特にカラ割も何もせずに普通にハメ込みOK。
 当方はこの辺りを確認して販売してくれるJDSから通販にて購入。こういうブツはあまり流れが速くないので、アキバの店舗でも気をつけないと古いのが出てくる可能性があるので、念のためということ。
 ちなみにここ、以前当方が買ったLycomのSATAなカードの販売店でもあったりする。

 物理的な手段と方法についてはあちこちに紹介があるので省略。一番詳しいのは日経PCオンラインのかね。
 但しPhotoFastの場合ケーブル側に細工は不要。MTRON品と違ってZIFの周りは東芝HDDと同程度の広さがあるので問題なし。

 イメージバックアップとリストアはTrueImageにて。外付USBデバイスから起動するようにBIOSを設定して、ドライブは手元にあった懐かしの東芝DVD-ROM SD-M1912、コレにこれまた手元にあったIDE/SATA-USB変換アダプタ(Freedomが売ってるFHC-237)をかまして無事にCDから起動。
 後は純正ケーブルで引っ張り出したLANで別のPC上にイメージを転送、と。

 ちなみに当方はやっていないが、1000BaseなUSBアダプタでもTrueImageは結構な確率で認識するようなので、速度を求める人はそちらの方が正解かと。LANだけで良ければ純正のケーブルより安いし。
 当方、VGA出力が欲しかったのでこのケーブル買うしか無かったのね。で、実際問題コレ繋ぐと手前にぺろんと出て、この状態で使うと凄く邪魔。なんつーか、これホントにどうにかならんのかね。

LOOX U with PhotFast SSD

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