続・Google Sites のちょっとしたワナ(訂正有)。

 本日は、昨日のGoogle Sitesネタの続編。
 Google Apps for DomainsのGoogle Sitesの、何だかビミョーな仕様について。

 要約すると「消滅済のCategory名やSite名がdashboardに残りっぱなしになる」というネタですが。
 結論から言うと、

 ある程度時間が経つといつの間にか消える

 らしい。
 ある程度、の時間単位はウン週間。数時間や数日という単位ではない。
 ついでに、消える迄の時間は一定ではなく、タイミングも不明。
 その上、順不同。昔削除した分から必ず先に消える、ということでもないらしい。

 ・・・う~ん。
 明示的に作業しなくてもそのうち消えてくれるからいいだろ、というのが多分Google側の発想なんだろうなぁ。
 な~んか釈然としないが、まあ確かに表示されっぱなしでも実害があるか、と言われると特別そんなのも無いし。

 にしても、この辺りの件について、英語版Helpを含めて一切情報が無いってのは。
 皆さん、気にしてないのかな?

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Google Sites のちょっとしたワナ。

 Google Apps for DomainsのGoogle Sites、何だかビミョーな仕様というかバグというか。

 サイトが無くなったカテゴリが、現状削除出来ない模様。
 具体的には、↓のURLで出てくるDashborad上の表示ね。

 https://sites.google.com/a/[ドメイン名]/sites/system/app/pages/meta/dashboard/categories

 参照はコレ。

 deleting wrong popular categories
 >http://www.google.com/support/forum/p/sites/thread?tid=6a26d4c49292149f&hl=en

 現時点では、カテゴリを削除する方法は無いらしい。
 つまり、からっぽカテゴリがずっと残りっぱなし、ということらしい。

 ちなみに現状手元では、カテゴリが削除出来ないどころか、削除済のサイトが未だにカテゴリの横に「(1)」とか存在することになっているのですが。

 ・・・割とカッコ悪いよ、コレ。

 この他にも、現状Dashboardには12コ以上のカテゴリが表示されない、特定状況で表示自体がバグる、等の問題が報告されている模様。

 ・・・ん~、まだまだ未完成、ってことですかね。

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MSのVMMの仮想マシン変換って…

 時々妙なエラーというか変換失敗というか、そんな状態になりません?

 元々結構アレな状態のOSをP2VしてVMDK(VMware Server)にした時点で結構色々とキている環境ばかりなのだが、それでも一応動いてはいるシロモノだったのだが。

 とある事情でVMware ServerからMS Hyper-Vに一斉に乗り換えることになり、MSのVirtual Machine ManagerでゴリゴリとV2V変換していのだが、時々

 「どう頑張っても起動も修復も出来ないADサーバ」

 が出来上がってしまう模様。
 具体的な症状としては「普通に起動すると起動中にエラーが出て強制リブートの無限ループに陥り」「AD修復モードで起動するとログインパスワードが(AD修復用に設定したモノですら)どう頑張っても通らずログイン不能のまま手の出しようが無くなる」という結構悲惨なもの。

 まあ元々の環境が地雷を抱えていて、変換したついでにソレが炸裂した可能性も高いのだが、それなりの数(3桁には届かなかったけど)を変換したら割と確率高く出てしまったので(割合にすると1割程度?)、もしかしたら変換プロセス自体に潜在的な危険要素が混じっているのでは、と。
 
 ちなみに当方の手元で試した限りでは、ADサーバ以外では起動しなくなる失敗はゼロだったので、対策としては

 1・元イメージをVMwareで起動してADクライアントに一旦降格
 2・そのイメージをHyper-Vへ変換
 3・Hyper-V上で起動して再度ADサーバへ昇格

 という作業をしました、えぇ。

 あと、変換自体には問題は無さそうだが、Hyper-V統合サービスが上手くインストール出来ていない、という事例もいくつか。
 こういうモノは、統合サービスインストーラが何故か途中でコケているものばかりだったのだが、取り敢えず手元の環境では

 ・WindowsUpdateを当て直して推奨モノを含めて最新にする
 ・統合サービスインストールディスクの中のsetup.exeでなく各環境用のバイナリを直接叩く

 のどちらかで全て乗り切れた模様。

 ついでに、MSのV2Vはvmxに「昔の設定の跡」、つまり「書いてあっても無くても意味のないモノ」が存在すると変換に失敗(エラーになる)ことが多い模様。
 VMwareでは全く問題が起こらないので首を傾げてしまったが、エディタで項目を一つ一つ確認しながら削っていったら変換出来るようになったので。

 #一時的に普段使いでないvmdkをマウントして使ったりした場合、vmxにはその痕跡がきちっと残っているので、これはまず最優先で削除すべし、ということは分かった。

 にしてもこうして多数の仮想マシンを振り回していると、やはり64bit OSと大量メモリは正義ですなぁ、と。
 そしてGbEが遅くて。そろそろ10GbE、値崩れ起こしても…まだ無理かなぁ。

 そいえばLGA1156 XEONが出るらしいが、ソレって当然メモリはReg.ECCだよね?
 OpteronのDDR3化は当分先っぽいし、6ソケット装備(3ソケット@ch)のM/Bの見本も出ているし、価格設定次第では大量メモリ搭載システムの台風の目になるかも。
 既に出ているLGA1156周りのベンチ見ていると、LGA1366よりは多少落ちるようだが(というか多少しか落ちないのか)、現行Opteronよりは明らかにパフォーマンス良さそうだしね(泣。

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Win7 RDP接続に問題あり?

 ・・・かも知れない。
 取り敢えず、こちらで発生した状況のメモ。

1.
 日本語ロケール+日本語キーボードのWin7 のリモートデスクトップを有効にする
2.
 日本語ロケール+英語キーボードの別端末からRDP接続し、操作する
3..
 再度Win7でローカルログイン(=RDPは強制切断される)すると、キーボード配列が英語になっている

 ・・・こんな感じで。
 Win7のRDPは仮想化絡みで従来とガラっと構造が変わっているので、まあやっちゃったのね、という気はするが。

#ちなみにXPでは同じことやっても全く問題なし。
 あと、Win7でも先に別端末側で切断していれば問題ないっぽい?

 で、復旧方法について。
 取り敢えず、再起動すれば元に戻る。

 再起動しない方法については、近日中にでも調べてみるつもり。
 言語辺りの設定を触るか、ドライバを強制的にリロードするか、要するにOSの中のキーマップを入れ替えるイベントを起こせばいいと思うのだが・・・。

 え、普通の人はそんな妙なRDP接続なんてしない、と?
 少なくともここには居ますよ。ぐすん。
 それに、不具合は不具合です、っと・・・。

#個人では如何ともし難い事由により、特定状況下では英語キーボード環境を使わざるを得ないのですよ、当方は。

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Win7移行のポイントを考えてみる。

 Win7にメイン環境を移行して一週間。
 未だ移行していないXP機もありますが、Vistaの時のような派手な拒絶反応も出ず、普通にメイン機として使えています。

 何でこんなにVistaの時と体感が違うんだろう、ということを、つらつらと考えてみましたよ。

 1. Vistaで多発した「意味不明のもっさり&一呼吸」が殆ど無い。

 これ、かなり大きいと思う。
 まあ下逸クンに言わせるとこれが一番の改善点らしいのだが、体感できるレベルで違いがあるということは、要するにそれだけVistaがボロボロということやね。

 #ちなみに、もっさりは兎も角、一呼吸についてはVistaもSP3当てると劇的に改善するらしいのだが、それって7の開発成果のBackPort?

 2. Aeroがかなり改善された。

 元々Aeroについては個人的には肯定的だったのだが、その理由は「ある程度高性能なGPUに仕事させるとAero OFFよりシステム軽い上に描画が早い」という、純粋なパフォーマンス観点だったのが、Vistaの頃。

 Win7のAeroは「ウィンドウを多数開きまくる」当方のような使い方をするには非常に便利に改善されたのであり。特にプレビューに関しては、早くもコレが自分的に必須になりりつつありますな。

 #でもデフォの色使いとか、初期テーマ類は正直どれも間抜けっぽいので勘弁。
  あと、実は当方はLunaも大嫌いです、はい。

 3. ハードウェアのパフォーマンスが違う。

 これもポイント高いと思う。
 Vistaデビュー当時と現在の「バリュークラス」なパーツやPCのスペックを見比べると、雲泥の差。

 ♯まあNetbookなんて大番狂わせが出てしまったが、それは横に置いといて。

 ◇◇◇

 ・・・で、以上をベースに、XP→Win7への移行をお勧めするのはどんな場合か、ということを考えてみたのだ、が。

 ・Windows 7がまともに動くハードウェアを持っていること

 結局コレしか思いつかなかったり。

 そして肝心なのは「まともに動く」というレベルがどのセンか、ということだと思うが。

 製品版公開直後から色んな環境に放り込んで試した感じ、個人的には、以下のラインではないかと。

 CPU→64bit対応でDual Core以上
 SYS→4GB以上メモリが積めるもの
 MEM→4GB以上
 GPU→DX10世代の単品相当の3D描画力、VRAM 256MB以上

 まず、CPU。
 AMDならAthlon X2以降(除Sempron)、Intelなら64bit対応 DualCore以降。
 Intelの場合、この条件である程度「足切り」が出来るので。

 次、SYS(システムボード=マザーボード)。
 4GB以上メモリの積めない前時代的なモノではさすがに色々と苦しいと思われる。
 つか、今時だと逆に4GBすら積めないモノはかなり珍しいような。
 (Mini-ITX等の小型FFやノートを除く)。

 その次、メモリ。
 このメモリ激安時代、4GBに足りなきゃ取り敢えず増設、でもいいと思う。

 最後、GPU。
 単品「相当」というのがポイントで、統合GPUでもローエンドカードに肉薄する性能を叩き出す780G/785G/790GXでは普通に大丈夫。
 逆に言うと、単品VGAカードとは相当差をつけられている690Gや、Intelの統合VGA全般では正直「快適」には辛いのでは。

 一方、単品VGAカードではいわゆる「DX10世代」ならまあどれでも行けるが、問題はそれ以前のもの。
 丁度DX10世代辺りからローエンドの性能が底上げされてきたことも考え合わせると、DX9世代ではミッドレンジぐらいの性能が無いとやや厳しいと思われる。

 こんな感じですかね。

 個人的には「まとも」というのはかなりサクサク動くことだと思っているので、世間で言うより要求レベルが高いとは思いますが。
 でも、これぐらいのスペックなら、Win7にしても「XPより(体感で)遅い」と言われることも無いんじゃないかな、と。

 あと、どうせOS入れ替えるなら64bit版をお勧めします、はい。

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