いい加減DoCoMoに愛想尽きたので、2台持ちになろうと思った。

 新料金は自分にとっちゃ改悪そのものなので。
 ということで、そろそろ今のスマホのROM容量が辛いので、MVNOとの2台持ちになろうかと。
 自分の場合外での通信量が少ないので、iijmioのSIMで十分なんですよ。しかもいつの間にか一番安いプランでも2GBに増量され(ることになってしまっ)て、これで十分間に合うようになってしまったし。

 とはいえキャリアの庇護を離れるので(その分格安になるけど)、注意点が無いワケではない。
 個人的には一番最初に気になったのが、端末のアップデートの問題。
 結論から言うとかなり問題有りっぽいのだが、今更どうしょうもないので開き直って、それじゃ2台持ちになりますか、と。
 以下、何が問題なのかのメモ。

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 色々調べたところ、キャリアモデル(要するにDoCoMoモデル)だと、原則としてはDoCoMoのXi契約が有効なSIMが無いとそもそも電波を掴まない(ように嫌がらせしている)のでアップデート出来ない、但し希に抜け穴的に出来てしまう機種がある、というのが正しい模様。

 ということは自分の場合、SPモードは解約せずにiモードを追加契約し、その状態でガラケーにSIMを移行しても、所詮FOMA契約の赤SIM(古いね)なのでXiスマホのアップデートは原則出来ない、ということに。

 ♯にしてもSPモード単独でも、iモード単独でも、SPモードとiモードの二重契約でも、何故か料金は変わらず¥324なのは何故でしょ。

 ちなみにもしアップデートが出来るとしたら、次に気になるのは端末アップデートの際強制的に接続されるDoCoMo網内の専用サーバとの通信パケ代だが、これはについては無料とちゃんとDoCoMoのサイトに記載が。
 但し実際にやった人のblogなんかを見るとアップデート前後の通信で¥100程度(定価ベース)は使ってしまうという話もあるので、余程上手くしないと完全にタダというワケでもないらしい。とはいえそもそもアップデートが出来ればという話なのだけど。

 まぁ、Androidアップデートのように余りにもデカいモノは普通にWi-Fi経由やPC経由でも出来るようになっていて、コレの適用にはXi契約SIMは不要な模様。

 ◇

 さて取り敢えずこうして諦めたとこで、まずはガラケーを選びましょうか。
 スマホの方はというと正直時期がイマイチなので(月末には新製品発表会)、様子見しつつまずは2台持ち化ということで。

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Windows 8.1でSkyDrive統合って・・・フル活用されたら世界の携帯回線網が撃沈するんじゃ。

 そろそろBuildの記事があちこちに出てきたので一通り目を通してみたり。
 一途なMSのシンパを未だに続けている某氏は相変わらずトバしまくってて笑ってしまうが、こういう極一部の例外を除くと全体として随分と「淡々としている」という印象ですな。
 もう少し煽りっぽいものがあるかとも思ったのだが、媒体の方もこの「実質SP1」をどう扱うか手探りなのかね。

 まぁそれは兎も角として、あちこちの記事で出てきたネタのうち、いくつか気になったポイントを書いてみる。

 ◆DesktopとModernは融合よりも共存を目指すべき

 この辺りに関してはMSよりもIntelの方が、目聡いというか世の中の流れに敏感ですな。

 IntelがMobile Haswellになって打ち出してきたメッセージが「2-in-1デバイス」っていうの、国内だとどれぐらい浸透しているんだろ。
 そもそも日本語的には語呂がよろしくないのであんまり流行りそうにない言い方だけど。

 この2-in-1というのは要するに「タブレット」+「キーボード付ドック接続でUltrabook」という使い方のこと。
 Surface Proとか、或いはコンバーチブルなUltrabookが目指している方向性ですな、

 Intel自身、タブレットとUltrabook、では既に勝負にならない、と踏んでいるワケですよ。
 その理屈でいけばタブレット=ARM、Ultrabook=Intelとなって、どう考えても後者の方がパイが小さいから。

 そしてもう一つ、この2-in-1デバイス戦略で重要なポイントは、「タブレット」ユーザーも「Ultrabook」ユーザーも、従来の使用感をそのまま引き継げるということ。
 使い方は今までと大して変わりません、でもデバイス1つでどっちにでも済んで便利でしょ、という考え方ですな。

 ここで言う「今までと大して変わりません」な使い方とは?
 言うまでもなく「タブレット」ではタッチUI、「Ultrabook」ではDesktopなワケですよ。

 ということで、Intelはデバイス形態を1つ融合せず、2種類に分けて共存させることで「どちらも使える、だから良い」という方向に持って行こうとしている。
 現実にタブレットやスマホが巷に溢れていて、それに慣れている人が大勢いる、という事実を見据えた戦略ですな。

 ・・・同じことをすればいいと思うよ>MS。

 融合させようとか妙な気を起こす前に、まずはタッチとDesktopで別々に「極め」ないと。
 折角のカーネル進化も、Desktopの超絶劣化のために完全に埋もれてしまっている。
 ほんと、勿体ないお化けが出るぞ。

 ◆Windows OSでCloud Storageの本格活用って・・・大丈夫?

 SkyDrive統合って・・・いや、さぁ。それ本当に大丈夫なの、回線容量が。
 目指している方向は分かるんですよ。で、実装の仕方も間違ってもいないとは思う。
 思うのだが・・・

 ♯まぁあれだけブラウザ等で揉めた以上、さすがに3rd Party用のAPIぐらいは用意しているだろうし。

 現実の空中回線の混雑度見てみて下さいな。
 日本って地上回線も空中回線も速度的にはかなり恵まれているのですよ、料金は兎も角。

 ♯地上回線=光ファイバなら世界でもトップクラスの低価格なのだけど、空中回線=携帯・LTE等は・・・。

 その日本をして、既にスマホのトラフィックで網がパンク寸前。
 ちょっと勢いよくデータを流したら、あっという間に規制がかかってしまう。

 こんな状態なのに、スマホより更にトラフィックを爆喰するPCが、更に倍率ドンでトラフィックを喰うCloud Storageを活用するって。
 それ何て罰ゲーム for 移動体通信回線事業者?

 いやね、おうち無線LANとかならいいと思うのだけど。
 外で使い物になるのかね?ホントに。

 更に、コストの問題も。

 Cloud Storageそのものの価格については現状のSkyDriveが100GB/¥4,000/年と、おおよそ¥315/月程度ということで、個人的には許容範囲に入ってきてると思われる。
 が、問題は通信費でしょう。
 LTEで標準的な「一定量以上の高速データ通信は追加料金」という料金体系、ここでストレージを快適に使おうとすると、一体いくら追加で課金するハメになるの?

 ♯下手したらケータイ屋に月¥ウン万とか恐ろしい追加料金を払うハメになりかねない。

 最後に、セキュリティの話とか。
 NSA, and other friends of Big Brother are watching YOU.

 ◇

 とまぁ、あちこちで取り上げられている「ネタにされ易い話」から気になった点を2つ挙げてみた。
 皆さんはどう思いますかね。

 特に後者の空中回線の話は、既に問題になり始めているし、これから更に大問題になる気がするのですよ。
 LTE-Advancedとか色々準備進んでいるみたいだけど、現時点ですら需要に全く追いついていない、ってのが事実なので。

 ♯にしてもauはもう少し本気でLTE網を整備した方がいいと思うよ。

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SH-01Dが完全にまともなAndroid 4.0ケータイになってしまった件について。

 以前『既に「ハングしまくり」は定評となってしまったこの端末だが、OSアップデートで意外と改善されたりするのか』と書いた、AQUOS PHONEのAndroid 4.0へのアップデート。
 その後、それなりの時間使ったので結論を書いておく。

 結論。
 Android 4.0になってから、1度もハング無し。
 完全にまともで安定したスマホになってしまった。

 こうなってしまうと、目立つ欠点は相も変わらず電池が持たないことぐらい。
 (まぁコレは管理人の使い方のせいもあるだろうが)

 ということで、2.3の頃は「2年経ったら、いやその前でも絶対買い換えて…」とか「やっはNexusじゃないとダメなのかな…」とか思ってもいたが、今じゃ「当分コレでいいんじゃない」なんて思っていたりする。

 ・・・つ~か、2.3の頃のハングしまくりって、結局何処が悪かったの?
 ドライバ?カーネル?

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AQUOS PHONE SH-01D ファーストインプレッション その1 ・ハードウェア編

 ということで、買っちゃいました。
 今まで使っていたケータイが物理的に壊れたので買い替え。

 ちなみに今までのケータイはF904iで、My DoCoMoを見るとジャスト4年前に買ったものだそうな。
 はっきり言って不満は無かったたのだが、少し前からヒンジにヒビが入っていて、つい先日にはそのままバキッとヒンジが破断するという事態が発生。
 ヒンジに通してある配線が切断して端末が完全操作不能になる前に、慌てて端末内データのバックアップを取り、そのままケータイ屋に駆け込んだという次第でしたとさ。

 ◇

 さて、自分的にはスマホデビューとなったワケですが。
 とりあえずハードウェアとしてのファーストインプレッションから見ていきましょうか。
 国内では唯一smartphoneの脈を絶やさなかったSHARP製端末、その仕上がりはいかに。

・薄くて、個人的には全然OKな大きさ。

 自分は手がデカいのでこの大きさでも特に違和感も無いし、むしろ後述する問題絡みではもう一回り大きくても構わないぐらいなのだが、まあ世間的にはケータイ名乗るにはギリギリの大きさでしょうな。

 ♯自分的には5インチまでなら行けそうな気がする、うん。

・液晶は割ときれい、でも有機ELには叶わない。

 AQUOSを名乗るだけはあり、液晶の品質もケータイとして見ればトップクラスで、写真を見ても室内なら不満は無い。
 ただ一方で、屋外等の明るいところでは「所詮は液晶」であり。
 MEDIAS PPに採用されている有機ELとはやっぱり「格が違う」。有機ELの方が奇麗・明るい・見易い・省電力。
 後述するバッテリの持ちの悪さの最大の原因がこの液晶(のバックライト)って話もある。

 ついでにもう一つ、外部電源を繫ぐとデフォルトでは液晶の明るさがMAXになるようで、すぐにに「本体の温度上昇を防ぐため」といってやや暗くなったりする(但しこの明るさでも室内では全く十分)。これってやっぱり、液晶のバックライトが電気喰いまくってるって証拠のような。

・サクサク動作、でも電池が持たなくて。

 TIのOMAP系DualCore CPU採用で、操作は快適。クロックが1.0GHzとREGZA PhoneやGARAXY Nexus等と比べれば控え目だが、自分の使い方ではパワーを持て余してるような状況。まあこれは暫く経てば評価も変わってくるでしょう。

 それより、唖然としたのがバッテリの減りの早さ。事前情報で「持たない」と聞いてはいたが、ここまでとはね。
 一応SHARP独自の省電力設定ツールってのがあって、それを設定することでかなり改善される(素が酷いので落差が激しく「見える」)が、何だかねぇ、と。その省電力ってのは要するに節電の代償として機能の一部を削っている(OFFにしている)ワケなんだが・・・。

 こんなんだったら、あと数ミリ厚くしてでもこの3倍ぐらいの大容量バッテリを標準で抱えた方が幸せのような気がするんだけど。
 つ~か、このバッテリ持ちで更にクロック上げてきたら、かなり破滅的なことになるような、きっと。

・カメラも頑張ってる。

 こんなちっちゃい光学系で頑張りまくってるという点で、素直に感心してしまったのがこのカメラ。
 そりゃそれなりにまともなレンズを付けた一眼とは比べてはヤボだが、いわゆる「コンデジ」のエントリークラス相手なら割と勝負になるんじゃね?と思わせる仕上がり。
 日常スナップならこれで十分、って思う人も多いんじゃないかね、このレベルまで来ると。

・Android4.0が見えてい・・・る?

 あくまで噂レベルなのだが、この端末は事前確保済の隠しROM領域がそれなりにあって、俗にいう「ICS」ことAndroid 4.0へのアップデートが近い将来実現するという話がある。CPUが先行するGARAXY Nexusと同じOMAP系というのもアップデートには好条件。

 個人的には4.0にしたいう強い希望は無いのだが、アップデート無のままあっという間に陳腐化・・・という展開はカンベンして欲しいので、そういう意味ではアップデートに期待しているのかも。

・ジャケット付けたまま充電出来る端子付ジャケット、本気で希望。

 折角の防水端末、防水性能を確保するには本体のキャップ類には出来るだけ触らないのが望ましい。
 一方、昨今の端末の値段や想定使用期間を考えるとジャケット類は割と必須だと思われ。
 ということで、ジャケットつけたまま充電出来るソリューションを割と本気で希望。
 出来ればMobile Booster辺りが繋げて、充電しながらもそのまま使えるカタチで。

 ネットを見てると自作してしまった人も居るようだが、個人作りだとさすがに見栄えが。
 それなりに数出そうな端末なのでどっかの会社が作ってくれないかなぁ・・・。

 ♯ヘタすると自分も作りかねん・・・。

 ◇

 以後、ソフトウェア編に続く。

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