Asusの785Gは3モデル、らしい。

 Asusの785G搭載マザーの情報が既に公式サイトに出てますな。

 M4A785TD-V EVO → DDR3/ATX
 M4A785TD-M EVO → DDR3/mATX
 M4A785D-M EVO → DDR2/mATX

 M4世代ではT文字付がDDR3ということは変わってないようだが、このラインナップを見る限り、ついにメインストリームをDDR3に振り向けるようで。
 一方、Tの付かないDDR2モデルはSidePortメモリ無しで徹底的にコストカット仕様ですな。
 メモリチップ自体だいぶ値段も下がってきたんだし、帯域の狭いDDR2メモリの方がSidePortの効果ありそうなものなんだけど、コスト削減優先ですか。

 785GでAM2+のDDR2メモリのままSidePort Memoryが付いて来るなら、試しにM/Bだけ交換してもいいかなと思っていたのだが、CPUとメモリまで一緒に交換となると予算的にも「取り敢えず」という程気軽には出来ないですな、残念。

 #残念ついでに、DVI+HDMIのDigital Dual Displayも未だにサポートされないのね>785シリーズ。いい加減対応してくれてもいいと思うのだけど。

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 以下余談。
 なんというか、この業界「ライバル同士の良い部分を併せたら最強製品が出来るのに、何故かそういうモノが無い」というものが多い気がする。

 このところホントに良く思うのが、「AsusのECC対応&BIOSアップデートによるCPU追随性」×「Gigabyteのスロット/部品配列およびラインナップ展開のセンス」=「最強のM/B」ということ。
 当方が結局Asus以外選べない・・・という理由はECCメモリの対応状況のせい。逆に言うと、一昔前のようにGigabyteがECCサポートを復活してくれれば、そちらに飛び付く可能性が高い。Asusのスロットや部品の配置、絶対センス悪いって。

 もひとつついでに、個人的には今でも「nVIDIAのソフトウェア技術」×「ATIのハードウェア設計技術」=「最強VGA」だと信じてる。
 まあ逆に言うと、nVIDIAはチップ自体はヘボい(電気喰い過ぎ&熱過ぎ)とか、ATIは折角のチップの実力をドライバやソフトウェアが全然活かし切れていないとか、そう思っているってことなのだけど。

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