続・吸気と排気。

 さて、以前ネタにした玄蔵の廃熱問題。まだ引っ張りますが。

 追加ファンの騒音、やっぱ気になりますますな。
 吸気音自体はまぁ諦めるにしても、軸のブーン音がちょうど個人的に「気に障る音質」という。
 ということで、スペック値以上に体感値が高いんですな。

 ということで、ファンコン挟んで電圧落とすことに。
 もちろん、音量と風量はトレードオフということはお忘れ無く。

 まず、ファンの定格見ると12V0.09Aとのこと。
 ということは大体内部抵抗は133Ω程度。
 それでは3V程落として9V給電にするには、43Ω程度を挟んであげれば良い、と。4V落とすなら68Ω。
 更に5V落として7V給電にするには、同じように計算すると95Ω・・・は無いので91Ωでいっか。
 計算上はそこまで要らないけど、念のため1W程度の抵抗器を使いましょう。安いモノだし。
 アキバの千石電商で1Wの抵抗は1本¥10。当然だが発熱するので取扱注意。

 とまぁこんな計算をして抵抗を買ってきて、実際にやってみた結果。
 個人的には7Vまで絞らないとダメ、という結論。ホントはせいぜい9Vでどうにかなるかと思っていたのだが、さすがに元々2000rpmのファンはそう甘くなかったか。

 当然の結果だが、風量はかなり落ちてます。まぁそれでも、無いよりはマシだろうし。

 ちなみに最近は100mmで12mm厚で1000rpmなんてファンが売られてるそうで。
 イマイチ評判が見当たらなかったので敬遠したのだが、7V駆動でここまで風量が落ちてるとなると、ファンがデカい分100mm薄型ファンの方が良かったのかね、とも思ったり。

 ◇

 以下メモ。

  ZALMANが売ってる抵抗入ケーブルは56Ωと100Ω、大きさからして多分5W品。
 何故か560Ωとか1KΩとかいう記事がWebには溢れてるのだが(ぐぐってびっくり)、そんな高抵抗入れたらファンはウンともスンとも言いませんがな。
 というか、その数字どっから出て来たねん。

 ちなみに、抵抗の代わりにLEDを挟むというテも。コレは電飾ピカピカしたい人向け。
 その場合、赤や緑に比べて白や青は降下電圧が高い、輝度が高い程大電流を流している(白や青の場合は更に降下電圧も高い)、という原則を考慮しつつパーツを選べばよろしいかと。
 今ちょっと秋月のWeb見てみたら、2.1V降下で100mAまで流せる赤色高輝度LEDが10個パック¥200で売ってますな。
 まぁ私は遠慮しておきますが。

Share

BIOS注意。

 さて、相変わらずAgena-B3対応なんて何処吹く風な自宅M/B。

 それとは別の話として、このM/BのACPI BIOSは結構派手にバグり中。何度かFixされたという話が出てはるのだが、少なくとも実際にはバグりっぱなし。
 そして更に、ちょっと前まで、1TBなHDDを誤認識することがあるというアレなバグまで持っていたようで(最近知った)。

 DISK周りのこれは、正直キモチワルイ。
 即UpdateすべしとGIGABYTEのサイトに行き、Win上からアップデートの出来る@BIOSユーティリティをDL。
 アーカイブを解凍して、BIOS自体は台湾本社から(ここでないと最新版が無かったりする)ダウンロードする設定、さぁBIOS書き換えスタート。グラフがちょこまか ちょこまかと・・・。

 青画面 のち 強制リブート

 BIOS書き換えグラフが動いている途中で見事に落っこちましたがな。
 いや、心臓が止まるかと思った、マジで。ナンだコレ。修理から戻ってきた次にはコレかい。

 幸いだったのは、再起動の後無事上がってきてくれたこと。
 慌ててBIOSファイルをFDに落とし、BIOSメニューから行けるQ-Flashを使って再度実行。今度は無事終了。
 一度再起動してBIOSの画面表示が新しくなったことを確認し、いよいよ電源OFF→少し待ち→電源ONの実行。
 無事起動してきました、とさ。

 ・・・やれやれ。

 結論。
 最初からBIOSユーティリティ(Q-Flash)でやれ。

 前のM/BもGIGABYTEで、そっちでも普通に@BIOS使って一度もトラブらなかったので油断していたのだが。
 Win上からの操作ってのは、確かに簡単だが動作状況を考えるとリスクは無茶苦茶高い。

 いやはや、いい勉強になりましたとさ、とほほ。

#ところで、ACPI周りだけでなくDMI周りも怪しいような?この板。

Share

ダメなドライバ、ダメなハード。

 さて。
 一つ前のBlog記事でGIGABYTEがBIOS更新してくれないので悶々としているという愚痴を書いたのだが。
 その後やれ780Gだ790GXだnForce7だと世間が騒がしくなってきたので、悶々ついでに少し整理しておきますか。

 ◇

 まずはATI、というかAMD純正。AMD780Gを入れてオンボードで全て済ませてしまおうということ。
 個人的に統合チップは嫌いじゃないし、チップの性能自体は散々宣伝されまくっているのだ、が。
 某スレ辺りを見てみると・・・う~む。

 Vistaで使う分「には」致命的な不具合は無い模様。まぁM/Bベンダそれぞれが勝手に作った地雷は兎も角。
 ところがコレ、XPで使おうとするとあちこちから「ドライバが」・・・という話が。
 Catalystだけなら兎も角、AHCIドライバまでアレという状況らしい。

 ・・・えっと。
 昔から言われている「ハードウェアはATI、ドライバはnVIDIA」というのは未だにその通りのようで。

 あと、780Gは内蔵VGAはHD2400ベースなので2Dのアクセラレーションは持っていないのはプチ注意かね。

 個人的には今更2Dアクセラレーション抜いた程度でGPUのダイ面積が変わるとは思えないんで、復活させて・・・くれないかねぇ。

 それではnVIDIA。
 発表してだいぶ経つ筈なのに、nForce7シリーズもGeForce8シリーズ(のIGPね)もモノが全然出回ってないって何なんよ。
 まぁおかげでAMD7シリーズが我が世を謳歌しているワケなのだが。出回ってなければ評判も出てこないし、不具合情報も出てこない。

 OnBoardとPCIe上VGAの連携を図るGeForce BoostとかHybrid SLIのドライバがちっとも出来ないから、ハードウェアは量産しているのに出荷出来ないってウワサもあるが、今出回ってるForceWareって両方対応してるんでなかったっけ。

 商品供給タイミングが遅れて商機逃がすなんて、AMDのお約束だってのに。
 nVIDIAまでなんで真似するかね。

 ◇

 実は、個人的にはnForce7シリーズのハードは正直、出来はイマイチだと思っていたり。

 780aは、そのNF200って何やねん、と。
 RAIDカード等の4xや8xデバイスを挿すこと、まるっきり考えてないので。
 折角×4接続で低価格なSATA RAIDカードが出回り始めているのというのに・・・。

 750aも、x16スロットが2つあるのに×16+×1 <>×8+×8、という切り替えが出来る製品が見あたらないのが謎。
 どの製品もx16+無効<>×8+×8、という風。
 特定のメーカーだけなら兎も角、こんなんばっかりということは、これチップセット側の制限ってことだよね、きっと。

 あと、あの会社の製品ラインナップも謎。
 730a・720a、8300・8200・8100、この辺りの関係がさっぱり分からん。

 スペックを見比べても、資料掘り出しても、どこをどう見ても同じモノにしか見えないのですが。
 昔ATXとmATXブランド分けるとか、PureVideo HDが有効か無効かなんて話もあった気もするが。
 実際問題として、Asusは既にGF8300搭載でATXなM/Bの資料をWebに出してるし。

 ◇

 実は、現用機組む時も当初690Gを検討したものの、トラブル情報見て手堅いnForce550+VGAという構成にしたという事実が。
 とはいえ、nForce7シリーズ見てると、次はいよいよAMDか・・・という気もしなくもない。VGAはGeForce挿す可能性はかなり高いが。

 まぁ取り敢えず、次は45nmだってので、そこでどこまで消費電力が下げられるかが勝負かね。
 私は熱々CPUに興味は無いので。
 Cool Processing!。

Share