そしてゴミ箱は「NUCの親玉」を手に入れた。

 本日早朝?のAppleのイベント、MacBookやらはあんまり興味無かったので置いといて。
 ゴミ箱こと新MacProがどうなるか、その一点だけ確認したのだけど。

 ・・・うわぁ・・・
 まんまでしたか。

 CPUとGPUはまぁ頑張ったものの、IFは細いわストレージは遅いわメモリは少ないわ。
 当方のようなスループットコンピューティング信奉者には到底受け容れ難いこの構成。
 正に「NUCの親玉」ですな。それ以上のものではない。

 ♯ちなみにCPUは2999$ではE5-1620v2ですな、多分。
  でも何で3ch分しかメモリ刺さってないんだろ?

 ◇

 でもまぁこれ、よく考えてみれば最近のAppleの流れ的には極めて「真っ当」ですな。
 パッケージングは優秀だが中身は平凡、という。

 まぁパッケージング自体も重要な構成要素なのは当たり前だし、特に中身で差別化が出来ないような場合はパッケージングが全てだったりする、例えばiPhoneのように。

 とはいえMacProのターゲット層を考えた時、パッケージングがコレってのは・・・
 ターゲットはあくまでも「プロシューマ」ですよ、というメッセージでしょうな。
 つまり本物の「プロ」向けは捨てた、ということで。

 正直、Appleという会社の販売戦略としてはこれは正しいと思う。
 「プロ」と「プロシューマ」では母数が圧倒的に違うから後者の方が市場規模が桁違いだし、はっきり言って本物の「プロ」向けは手間がかかるし、一方「プロシューマ」の方は勘違いクンを含めた大多数が「プロ」程シビアな見方をしない分、無駄に高いものを売りつけて利益伸ばし易いし(笑。

 ということで、Appleの「答え」は出た。
 今までMacProを頑張って拡張して使っていた「プロ」の皆さん、どうするのかね。

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