少し前に書いたSeagateの3TB HDDネタですが、海外サイトのReviewを見るとどうやら予想はだいぶ外したようで。
ということで、答え合わせしてまみしょ。
◇
1:600GB×5プラッタ ←外した
まさかSeagateが5枚プラッタを投入して来るとは予想外。
5枚プラッタを一般PC向にリリースするなんて酔狂をIBM~HGST以外がしてくれるとはね。
つまりこれ、現時点では未だ750GBプラッタを量産に乗せられないってことですな。
とはいえ600GBプラッタというのは現在のHDDラインナップを考えるとあまり取り回しの良くないモノなワケで、Seagateにしたって本命は取り回しの良い667GBプラッタの筈。これなら2TBをプラッタ3枚に出来るし、640GBな1プラッタ品も出来る。
そう考えると、当初「750GBプラッタを生産、選別落ちを667GBプラッタに、更に500GBプラッタに」のつもりが、実際には「667GBを生産、選別落ちを600GBプラッタに、更に500GBプラッタに」で精一杯だったのかも、なんて邪推してみたり。
◇
2:512Byte/Sector Emulation ←外した
一番びっくりしたのがコレ。ついに「素で2TBの壁に激突」するHDDが出てくるとは。
にしても、SATA側がNative BigSectorでなくSector Emulationで来たということは、既存システムとの接続を考えた場合はこちらの方がまだマシだとSeagateが判断したという風にも読めるワケで。
それってもしかして、そこらにはNatvie BigSectorだというだけでコケるBIOSがゴロゴロしているってことか?
◇
3:スタンドがNative BigSectorに変換 ←微妙に合っている?
この仕組み考えたの誰ですか、いやマジで。
まさかスタンドが変換してくるとは思わなかったよ。
でもこれ、要するにUSBでならNative BigSectorなHDDを繋いでも取り敢えず問題ないとSeagateが判断したということですな。一方、SATAの場合は前述の通り。
あと、スタンドでこういう変換されると、HDDやスタンドの使いまわしが出来ないよね・・・。微妙だ。
◇
・・・何だかね。
Over2TBを「普通に使う」には未だ時間がかかる、気がしましたとさ。
♯にしても、素で使ってて60度越えるHDDパッケージってのはさすがにどうかと。
さすがにコレは改善しないとマズいだろ、普通に考えて。