1.5TB、WDとあと一つ選ぶなら…

 えっと、今1.5TBのHDDを「2種類」選ぼうとしているのだが。
 まず1つは「1.5TBの鉄板」ことWD15EADSで良いとして、あと1種類は・・・どうしたものか。

 取り敢えず、微妙過ぎる選択肢は以下の通り。
 どれも微妙過ぎて・・・Barracuda LPに一途の望みをかけるしか無いか?それともSamsung?

#あの、日立さん、2TBはいいから1.5TB品さっさとリリースしません?
 現在以下のような惨状だから、RMA無でも十分売れると思うよ?

◆Seagate ST31500341AS

 「ボロボロプラッタ」「書込フリーズ」「ロシアンルーレット」と壮絶な経歴を持つBarracuda 7200.11の375GBプラッタ品で、世界初の1.5TBドライブ。現状唯一の7200rpm品で、直線速度では他HDDを圧倒する。

 現在でも品質にばらつきが大きい上に基本的にヤワ、ハズレを引くと短命昇天を筆頭に複数の不具合を発生する。

◆Seagate ST31500541AS

 回転数を5900rpmに落としたBarracuda LPシリーズの1.5TBモデル。こちらも375GBプラッタ。
 発売されてそれ程時間が経っていないこと、7200.11の時のこともあり「うるさ方」がSeagate製品を敬遠するようになってしまったため、あまり情報が出ていない。

 但しハズレを引いたときの不具合状況はロシアンルーレットを除いて7200.11と似たものの模様。Seagateのクセですな。

◆Samsung HD154UI

 Seagate一連の騒動で一番トクしたと思われる、500GBプラッタ5400rpm品。
 同社の以前の製品はI/F周りに難があり相性問題を頻発させていたが、最近のものはだいぶ改善されてきている。とはいえトラブル多発の頃のイメージは未だに影が濃い。

 このHDDについては致命的悪評を聞いたことが無いのだが、SeagateやWDと違って「期待値」が高くないため悪評が出ない、という可能性も捨てきれないのが辛いところ。
 但し不具合発生時の「明らかにエラーが出ているのに診断ツール等はPassしてしまう」という症状は結構有名。さすがにこれってどうなんだ。

 ついでに、RMAが無くショップor代理店保証に頼るしかないというのも心許ない。

 ◇

 ・・・ごめんなさい、当方には選べません。誰か代わって(泣

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