NAMM合わせチェック(後編)。

 今年も来ましたNAMM Winterの季節、その2。
 前編に続きまして、今回は当方のようなライトDTMerにとってめぼしいモノをチェックしてみるとします。

 とはいえ、そんなに色々出てきたということでもなく。取り敢えず目に付いた、2点ほど。

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 その1、ACID Xpress 7

 タダで使えるACID XpressがバージョンアップしてVer.7に。有料のフル版が5→6→7とかなり機能増強されたことを反映して、フリー版にもだいぶ機能増強がなされているようです。

 とはいえ、相変わらずのトラック制限は10と厳しいのは無料版故仕方ないところ。
 あと英語版だけなのも相変わらず。

 ただ、トラック数故「曲作り」には厳しくとも、ちょっとしたトラックメイク、サウンドトラックの切り貼りにはかなり重宝しますよ。操作性も画面構成も分かり易いですし。

 どうせタダなんだし、触ったことが無いという方は一度ダウンロードして試してみるのをお薦めします、はい。

 #これだけ制限の厳しい無料版だというのに、世の中にはこれだけでカッコいい曲を作ってしまう人も実際に居るんですよねぇ・・・sigh…

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 その2、Roland UA-1G

 RolandのUA-1シリーズの最新版はCakewalkブランドで出てきました。

 現行のUA-1EX最大の問題はマイク入力がプラグインパワーOnlyということだと思っていたので、写真を見る限りではコレが解消される模様。ただ、低価格機ということでダイナミックOnlyですな。

 まあ、内部のプリアンプが腐ってさえいなければこの価格帯ではダイナミックOnlyでも合格だと思うので。
 後は現物が出てきてから、ノイズレベルやマイクとの相性をチェックしないと分かりませんな、正直。

 しかしMIDI I/FやV-STUDIOもCakewalkブランドにしてきたといことは、EDIROLは映像モノ向けに振って、音響・MIDIはCakewalkで統一するってことですよね、多分。
 ・・・今更分けんでもええのに。 

 #Rolandってホントに昔っからブランディングは下手だねぇ。

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 まぁこんなもんですかね。今年はあの「音響界の100円ショップ」ことbehringerも特段の新製品は投入してこなかったし。

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 Seagate方面は本日特に動きなし。

 一方で、突然死の原因として別のネタが登場。
 これによると、テストに使う予約領域の初期化忘れとバグったファームの組み合わせで、あるタイミングでHDDがテストモードに入ってしまうのが突然死の原因であり、アップデートファームで解消済み、とのこと。

 ・・・これ、バグ発動の流れを見ると、以前maxtormanが投稿した内容と重なる部分が多い気がするんだけど、気のせいかな・・・。

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