IK Multimedia iRig Keys 25を買ってみて、3オクターブの大事さを知った。

 さて、物凄く久しぶりにDTMっぽい話でも。
 先日からやっていたIK Multimediaの強烈な期間限定キャンペーン、簡単に言ってしまえば最安で¥8K(小売最安価格帯)からのミニキーボード(鍵盤の方ね)を買うと¥55K(定価)程度の音源ソフト、SampleTank3フル版を付けちゃうよ、というシロモノに、飛びついてしまった人間がここにも一人居たワケですよ。
 つか、いくら会社設立20周年キャンペーンだからって太っ腹にも程がある。

 ・・・ということで、全く予定していなかったのだが、シンプルな2オクターブのミニ鍵盤キーボードが手に入ってしまったので、軽く感想でも。

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 まず予め言っておくと、ぶっちゃけハードウェア単品の魅力というか商品力というか、そのレベルの話を始めるとKORGやALESIS、M-AUDIO、AKAI Professional等のライバルに正直太刀打ち出来ません、はい。モノが劣る訳ではないが単純に価格が高い。
 逆に、普段からバンドルされているSampleTank3 SEというソフト代込みだと考えると、これはこれでかなりアリではないかと。確かにタイトル数だけ見れば多数のバンドルソフトが付いている製品もあるが、内容を見ればもう全く問題ない。

 ♯という風に昔からSampleTankが好きだった自分は思うのだが、世間一般の人にはどう思われてるのかねぇ。

 という前提を置いておいて、実際にハードウェアを触ってみると。
 正直言ってしまうと「思っていたよりはしっかりしてる」。激安何とかトーン並のぺらぺら感を想定していたら、それよりはだいぶマシだった。
 何より、この小ささとキーの軽さでタッチセンスがそこそこ綺麗に入ったのが驚き。まぁこのタッチセンスの感度やらセンスカーブやらというのは個々人の演奏スタイルというかフィーリングに激しく依存するので、他の人からすればキモチワルくてツカエナイ、かも知れないが、自分的にはコレはもう十分にアリ。

 ・・・が、ここでタイトルに戻るんですな。
 実際触ってみたところ意外と弾けてしまったので、そうなると今度は2オクターブという音域がキツくてキツくて。せめてもう1オクターブ欲しい・・・とふと思ったら、世間で売られているミニシンセ、大体3オクターブはキーが付いているということ。
 そっか・・・そういうことか・・・小さくても「弾ける」の限界は3オクターブだったんだ、と身をもって実感してしまったワケですよ。

 ♯最近の機械でもKORG Minilogue、microKORG XL+、YAMAHA Refaceシリーズ、Roland JD-XI、Novation MININOVA、古いトコではKORG PROPHECY、MS-20、ARP ODYSSEY、その他色々。

 ん~これだったらもう少しカネ払って37鍵版のiRig Key 37買っておけば良かった。
 ブツ自体がアレということでは無いが、買うもの間違えたかも。

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 ちなみにキャンペーンで手に入れたSampleTank3のフル版は・・・さすがSampleTank、マルチティンバー音源だというのに生音系が中々いい感じですよ。楽器の種類のメジャー所は揃っているし、専門ソフトに比べれば少ないとはいえ奏法違いのバリエーションも入っている。まぁこれでも足りなければMiroslav Philharmonik 2を買えということよね。

 一方でこれまたさすが前評判通りだったというか何というか、エレクトリック&シンセ系の音は正直え゛~っと。どうしてこうなった。
 まぁこの辺りがST3の変わったところというか。一般的になマルチティンバー音源は音色数稼ぎが出来ることと音源自体がショボくてもまぁそこそこ聴ける音になることとで、シンセ系の音を充実させてくることが多いのだけど、ST3はそのテの音数稼ぎはやっていなんですな。

 まぁ兎に角、実質的に¥8Kで買えてしまったと考えたら超の付くお買い得品、フツーに買っても中々悪くない一品ではないかと。
 ・・・って、今回はキャンペーンでタダだったが、普段でもIK Muitimedia製のMIDIコントローラ買って、バンドル版のSEからフル版にアップグレードした方がフル版パッケージをいきなり買うより総額が低かったりするのよね。このテの話はソフトもハードもやってる会社ではあるあるだけど、IK Mutimediaも御多分に漏れず、と。
 しかもさっきWeb見たら期間台数限定だった筈のiRig Keys PRO+SampleTank 3フル版のバンドルパッケージが未だ残っているし。コレST3単品で買うよりかなり安い上に37フルサイズ鍵盤が付いて来るという一品で、特に告知も無く商品リストの隅っこにしれっと載っている辺り何だかなぁと。

 ♯ちなみにIK Muitimediaの製品はパッケージ版がほぼ価格固定なのに対してDL版は為替の影響で日本円にした時の金額が結構振れると、割と頻繁にDL版のセールをやっているので、欲しいと思ったら頻繁な価格チェックは必須です、はい。

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