やっと出た、買った、Athlon II X4 605e。

 ということで無事「シルバーウィーク」に間に合ったので、この連休で部屋のPC(複数)を一気に「Win7仕様」に組み替え開始。

 構成はというと、取り敢えず常用機はPropus 2.3GHz 45W+785G(Asus M4A785TD-V NEO)。

 さっくりとパーツを交換した後、XPの入ったHDDをそのまま繋いで普通に起動(SB7x0同士ならRAID組んでなければ起動可能)。
 Windowsが起動してしまえばこちらのモンなので、後はもうドライバ類をいくつか新しいものに入れ替えて、取り敢えずXPが普通に動く状態に。

 こうしていつでも後戻り出来る状態にしておいてから、このHDDを取り外し、新しいHDDを繋いでWindows 7をインストール開始、と。

 #ところで「シルバーウィーク」って誰が言い出したんだろ?

 P.S.

 PropusとDenebの見分け方。パッケからCPU上の刻印のOPN下、2行目を覗いてみるとそこに答えが。

 Deneb → CACYC AC
 Propus → CADAC AD

 ちなみにAMDのCPUでは頭が「C」は量産品rev1で、「A」だと通常ES品。
 ・・・のハズだと思っているのだが、希に初期パッケージやメーカ製PCの初物では「A」から始まる石が入ってたりすることもあるらしい。
 あと、レビュー記事なんかでは良く見ますな>「A」から始まる石。

Athlon II X4 605e

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意外と珍品?DVI(&HDMI)中継コネクタ

 ・・・らしいですよ。いざそこらで買おうとしたら売ってないんだもの。

 ということで、ネットで調べてみたところ。

 サンワサプライ AD-DV07

 DVIメス-DVIメスで¥3,000程度。
 うーむ、高い。あと、この値段でSingleLinkかい。

 TFTEC変換名人シリーズ

 DVIB-DVIBN → DVIメス-DVIメス
 HDMIB-DVIBG → HDMIメス-DVIメス
 HDMIB-HDMIBG → HDMIメス-HDMIメス

 リーズナブルな値段(最安値¥500円~高くても¥700円)は良いのだが、取り扱っている店舗が極端に少ない。通販に頼るか(そうすると送料の方が高かったりする)、アキバだと東映無線ぐらい。

 ・・・って、アキバで買い物するなら千石電商がありますがな。
 HDMI to DVIの変換以外は全部売ってますがな。

 まあそれは兎も角。
 最近はHDMIが広がってきたせいか、HDMIメス-HDMIメスに限定すれば以前より探し易くなっているらしいが、DVIとなると相変わらず絶望的というかなんというか。

 ちなみにDVIもHDMIも規格上5m迄しか伸ばせないことになっているが、良質なケーブルとノイズに強い機器の組み合わせなら普通にもっと行けるし、逆だと3mぐらいからもうノイズが乗り始めたり。

 そんな時はHDMI=DVI SingleLinkの場合は中継用のフィルタアンプ(リピータ)挟めば良いのだが、これもまたニッチ商品で、そんなに安くはない&何処ででも売ってはいないという。
 AVマニア向けの妙に高いモノを除外して、純粋に中継用とすると、国内会社印付の品はアクロスのADV-RPT(実売¥6,000程度)ぐらい、かね?

 あと、一時期上海問屋でも安いモノを扱っていたのだが、割とすぐ無くなったってコトは売れなかったんだろうな・・・。

#で、結局東映無線で買ってきました、はい。
 千石より微妙に安かったんだもの。

 ◇

 以下、9/17追記:

 TFTECからHDMI延長リピータが発売。当方の記憶が正しければ以前の上海問屋と同じ¥3,980という価格で、これぐらいならまあイザとなったら手を出すのもやぶさかではないですな。
 ・・・で、何で自社サイトに情報出してないの?

 #取扱終了時には¥980だかで投売してたけど>上海問屋。
  今思えばあの時1コぐらい買っておけば話のネタになったかも知れないのに、勿体ないことしたかも。

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LGA1156で再度発揮されるIntel臭さ(悪い意味で)。

 さて、世間ではLynnfieldは割と評価されているのですかね。
 取り敢えず深夜販売で警察が出てくるのは予想外だったのだが。

 それは兎も角として。
 Lynnfield、やっぱこれ「悪い意味でのIntel風味炸裂」だなぁ、と。

 具体的には「頭でっかちで足腰が弱い」ということ。
 IntelのCPUは昔からこういうモノが多くて、コア自体の性能は悪くないのにFSBやメモリといった部分が足を引っ張りまくってコア本来の性能が出ていないものが余りにも多く、一種「伝統」ですらあったりする(と個人的には思っている)。

 とはいえ、時々はその「伝統」を打ち破るブツが出てくるわけで。
 最近はそれが正にBloomfieldだったワケですよ。

 #アプローチは全部AMDのClawhammerの後追いなのだけど。
  x86-64といい、Bloomfieldはこの頃のAMDのウリを全て取り込んでいる、と。

 何しろコア内蔵メモコンは3chと奢っているし、HyperTransportならぬQPIという広帯域・低レイテンシインターフェイスでCPUとI/Oを接続しているだけあって、帯域という意味でも抜かりはない。
 更に、AMDには無いHyperThreadingまで積み込んで命令処理効率もぐっと向上・・・あ、SMTって呼んでたっけ(注:全く同一、名前の違いは純粋なマーケティング上の都合)。

 #というか、ちょっと前まで主流だったXeon 54xxと現行Xeon 55xxって性能差あり過ぎますがな。特にVMとかDBとかの「得意モノ」相手にすると、実アプリベースで処理速度2倍とか叩き出したりするんでホント、タチ悪過ぎ。

 そういう意味で、コスト以外の弱点が無いのがBloomfieldなワケであり。
 広帯域信者、High-Throughput Believerとしても文句付けようがないんですな。

 #XeonでないとECCが無効にされているとか、最上位以外はそのQPIのリンク速度が落とされてる(6.4Gtps=12.8GByte/s→4.8Gtps=9.6GByte/s@片方向。ちなみにPCIe2.0のx16は8GByte/s@片方向)とか、気に入らない部分は多数あるけれど、アーキテクチャ自体の出来はいいんだよなあ、困ったことに。

 ところ・・・が。
 Lynnfieldでは、その「帯域」がDMIのせいでとても残念なことに。何しろDMIの速度は「全二重で」2GByte/s。PCIe 2.0では僅か2x相当の速度しか無い。

 ♯PCIeでは片方向速度で記載するのが普通(PCIe 2.0ではレーン当り500MByte/s)なのだが、構造的にはTxRx分離なので「伝統的な全二重の考え方で記載すると」1GByte/sとなるのね。

 だというのに、Ibex peakことP55には、SATA 3Gbps 6ch(合計2.25GB/S)+Dual EHCI(合計120MB/S)+PCIe 2.0 x8(合計8GB/S:但し1ポートはGbE MACに割当可能でこの場合は7.7GB/S)とまあ、合計10GB/Sを超えるI/Oが装備されているワケですよ。ナンですかコレは。

 実際、DMIの限界って既に見えているワケで。
 例えばICH10RにRAM DiskやSSDを使って6ch RAID-0組んでも、途中までは接続台数に応じて速度が上がるのに700MB/S程度で頭打ちで、それ以上はどう頑張っても速度が上がらない、なんてのは典型例。
 現時点でこんななのに、登場目前のUSB3.0とSATA 3.0をIbex Peak側のPCIeに突っ込んだら、果たしてどうなることやら。

 まあ確かに、コア直結のPCIe 2.0 x16があるから、イロイロしたければそちらに繋げば、という話なのだろうが。x16かx8+x8しか選べない、という時点で使い勝手としては相当アレだし。

 #USB3.0+SATA3.0でPCIe 2.0 x8なんてコンボカードが流行ったりして(笑。

 取り敢えず、普通の人が今日のスペックで普通に使う分には足りるように見える、のだろうけど。
 ちょっと未来を見た途端とってもアレなブツに見えるのは自分だけではない、と信じたい、そんな今日この頃でしたとさ。

 #構成的には全く同一でも想定用途からGPUやUSB3.0を考慮する必要がないXeon 3400系用としてなら、プラットフォームとしてバランス悪くないと思うのだけど。SAS RAID+10Gb Ethernet or 8Gbps FC、が丁度良く収まるし。

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本日の馬鹿はここに居ます(意訳:衝動買いはやめましょう)。

 某所で本日限定のトンデモ価格になっていたAntec P183を買ってしまい。
 しかも、特価条件が「持ち帰り」だったので(配送だと通常価格)気合いで持ち帰り。

 ・・・死ねました。マジ重い。

 で、部屋に持ち込んだら・・・
 想像以上にデカいのな、コレ。置き場がありませんがな。
 棚とか色々整理&組替で、何とか空間捻り出す以外の選択肢が無い模様。
 ・・・もう一度死ねそう。

#このデカさを写真撮ったろうかと思ったりもしたのだが、デカ過ぎて背景が生活感溢れ過ぎる画角でしか撮れないことが判明したので却下。

 ちなみにCore i7 920とP6T SEもお買い上げ。
 Lynnfieldデビュー直前にBloomfieldを掴むという、この空気読んでないっぷり。

 にしても、Intel CPUを自分用に買ったのなんて何年ぶりだろう。
 Celeron 300A以来だと思うから・・・多分10年経ってると思う。いや真面目な話。

#Celeron 300A@450MHzの後はDuron→Athlon→Athlon XP→Athlon 64→Athlon X2→Phenom→Phenom II(←今ここ)とずっとAMDマシンで来たので。

 まあこれも、現状のAMDが余りにも不甲斐ないのと、4GBメモリモジュールの価格が現状高過ぎるので「やむを得ない選択」ですから。
 ミッドレンジまでのコストパフォーマンスは素晴らしいのだが、それより上を目指すと選択肢すら存在しない(要するにBloomfieldに対抗出来るコアが無い)ってのは、いくら何でも不甲斐なさ過ぎだろ、AMD。

 とはいえ、今でもこのblogを書いてるPC自体AMDマシンだし(現在780GだがWin7導入と同時に785Gに更新予定)、普段使いPCはこの後もAMDのままだと思うのだが。
 Win7と同時に64bit DTMという人柱環境を作ろうとしているような間違った人間には、やっぱり「ハイエンドクラス」とカテゴライズされるPCも(その中では最エントリー構成とはいえ)欲しくなったりするワケで。
 うっかりとうとうBloomfieldを手にしてしまったからには、最低でもBloomfieldを超える製品を出して貰わないと、AMDには戻れないよなぁ。Sigh。

#取り敢えずAM3世代では戻れない気はしてる。IstanbulコアのPhenom II X6が出てもCore i9とどちらが先か分かったものじゃないし、DDR3-1333 4GBメモリの値段もそこまで急降下しないだろうし・・・。

 あと、空間が足りないことなんて最初から分かっていたので「コンパクト目のケース」を買うつもりで店に行ってたというのは今回の買い物について重要なポイント。一番大きくてCooler Master GLADIATOR 600が限度、CM690とかCenturion 590とかは無理、と思っていたのに。

#店員と話したら、予想以上の数が動いたとのこと。モノの良さは知ってても価格で二の足踏んでた人が飛び付いたんですな。
 そりゃそうだよ、B級でも何でもない真っ当な正規品の新品が、価格comなんてメじゃないぶっとび価格で出てればねぇ。ぶっちゃけ正規ルート仕入価格より安い筈だもの(ぉ。

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古物注意、という話。

 きちっと確認しましょうネタ、3連発。

その1。Gigabyte GA-M78GPM-DS2H。

 某店の特価品、その1。購入した本人、BIOS画面でSidePortの設定項目を発見するまで暫く、SidePort無の姉妹モデルを買ったと思い込んでいたというシロモノ。

 #世間一般のSidePort無モデルと同じ価格でSidePort付モデルが買えたので、お得ではあったのだが。この2モデル、隣同士で並べて売ってると非常に紛らわしい。

 さてこのマザー、780Gモノとしてしては比較的後発品だと思っていて、しかも買ったのはつい先日。箱も綺麗で凹みや色褪せ等もないのだが・・・何故かBIOSが1st Releaseという初期出荷品と来たもんだ。
 おかげで、載せるつもりでセットで買ってきていたPhenom II X4 905eでは、ウンともスンとも言わず。
 手元に初代Phenom 9750が無かったら完全に手詰まりでした、えぇ。

その2。MSI KA780GM-M。

 某店での特価品、その2。いくら785Gが出たからって、SidePort付で140Wも一応使えるAM2+マザーがこの値段ってのは安過ぎやしませんか。
 こちらも購入したのは今月なのに、開けてびっくり、またしてもBIOSが1st Releaseモノ。手元に初代Phenom 9750が無かったら手詰まりでした、その2。

 にしても・・・別に箱汚れも色褪せも無いというのに、GigaといいMSIといい、一体どこで眠っていた在庫ですかコレは。

 #どっかの地方の系列店の倉庫在庫とか(笑。

 で、MSIで外箱から出荷月を見分ける方法って何かあるのかな?

 #ASUSのM/Bではシリアル上2桁が製造年+製造月、Gigabyteの場合は上4桁が製造年+製造週。ちなみにASUSはマザボ見てしまえばそのまんまBIOS Verのシールが貼ってある(右上、メモリスロット近くの一番外側)ので、マザボ見せて貰えば一発ではある。

 その3。ML115 G5。

 これはM/Bではなくシステムなのだが。
 ML115 G5のMediaShield、1TB超のHDDアレイってBIOSレベルでは認識されるのにドライバレベルでは認識されないのね。

 7月末ぐらいの日付の入っている恐らく最新のWHQLドライバ(いつの間にか2008 x64ドライバもnVIDIAサイトから落とせるようになってる)でもダメということは、世間一般でMediaShieldではダメということなんだろうなぁ、きっと。
 しかも、RAID BIOS切り離しても1.5TBは挙動が怪しい&不安定だし。接続直後は一見正常そうに見えるのだが、触っていると何か挙動が怪しいことに気づくという、とても危険なパターン。

 とはいえ、BIOSで認識しているということは、ドライバ側が頑張ればどうにでもなりそうな気がするのだが、nVIDIAはどうにかする気はないのだろうか。今時nForce系で1.5TBのHDD使うのなんて珍しくないだろうし。
 ・・・いやね、Opteronを真面目に使うような人が、nVIDIA RAIDなんて使うワケが無い、なんて言われてしまうと身もフタもないのだけど、さ。

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