微妙に惜しい完成度、CloudFogger。

 最近ふと思うところがあったので、CloudFoggerというOn-The-Flyの暗号化ツールを導入してみた。
 このツール、今のところ英語版しか無いか、特に日本語環境でも問題なし。
 が・・・微妙に惜しい、惜しかったのよこの完成度が。

 このツールのウリは名前通り、オンラインストレージと一緒に使うことを想定していることと、透過的暗号化という技術を実装していること。
 後者はコレ極論言うとrootkitなんかにも使われている技術で、ユーザから見ると暗号化されているファイルが見えない、つまり意識する必要が無いということですな。

 ところがこの透過的暗号化技術がどうにも惜しいことに。
 この機能とDropboxは相性が悪いらしく、更新されたファイルがアップロードされなかったり、といった事態が頻発。同期が取れるのが大前提のオンラインストレージでこれはキツい。

 結局、少なくとも現時点のDropBoxとの組み合わせでは、透過的暗号化機能は使えないということに。

 とはいえ、フォルダリストに暗号化済ファイルしか見えなくとも特に困らないワケで。
 Auto-Foggだけ切ってそのまま使い続けています、はい。

 #しかしまぁ、やれ認証だ暗号化だと、便利になってんだか不便になってんだかね。

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