も、もうモデルチェンジですかい。

 部屋で稼動開始して以来、あまりの安定性と静かさにすっかり溶け込むというかあつて当たり前状態になっているProLiant MicroServerだが、新モデルが出たらしい。
 ・・・え゛、もう?
 何だかなぁ・・・とWebを見たら「お値段据え置き」「HDD増えた」「電源容量減った」とのこと。・・・まぁいいか、この程度なら。
 これでCPUクロックが上がっていたりしたら身悶え起こしていたりしただろうけど。1.3GHz DualCoreは不足とは言わないが、正直もっとクロック高い方が遊べるのは確かなので。
 それよりも、初代モデル発売時に無かった送料分割引キャンペーンの方が気になる。何だかなぁ。

 まあそれはさておき。IPMI2.0準拠の管理カードが漸く入荷した模様。
 ちょっと気になることがあるので、ぽちっとな。

 というのは、このカードに乗っているAST2150のドライバ周りの話。ドライバ対応が2000・XP・2003・2008なので、x86/x64のXPDMドライバは確実に存在するのだが、2008対応がXPDMなのかWDDM1.0なのかが不明。ドライバパックをDLしてきて中身覗くと、少なくとも2003用とはバイナリが違うようなのだが・・・。
 もっと正確に言うと、このドライバをWindows 7で使い回せるかどうかが気になっているのであり。理屈上は使える筈なのだが、実際はさてどうだかと。

 何故ここでWindows 7が出てくるかというと、このハコにはWindows「Server」は必要無いと思うので。理由は二つ。

 一つは、Server関連は兎に角カネがかかり過ぎるということ。まあ普通Windows Serverなんて個人用途では使わないからってのもあるだろうが、高いのはOS本体だけじゃなくてその上で動かすツールの類も一緒で、「Server対応版は高い」(個人じゃそんな機能使いません)とか「購入最低ライセンス数が大きい」(家族含めても数人しか使わないんですが)なんて当たり前。折角箱が安いのにこれじゃ台無し。

 あとモノによっては買い方も特殊だったり、そもそも法人格が無いと売ってくれなかったりする。あ~面倒。
 その点デスクトップ用Windowsなら、そこらの店でHDDなりメモリなりとセットでDSP版を買えばいいし。NASとして使うのに160GBだ250GBだってHDD容量はちょっとナシでしょ?メモリも1GBはさすがに何か寂しいし、使い方によってはDVD Driveとのセットでも良いかもね。

 もう一つ、何だかんだでデスクトップ版Windowsもそれなりに安定して来ているということ。前回テストで使ったXP SP3、そしてその後入替を目論んでいるWindows 7、どちらも普通にNASとして使う分には全く問題ない安定性を持っているし、何よりデスクトップ版なのでソフトやツールの類も特別なものを用意する必要が無い。
 それに、今までPCで使っていたツールをそのままNASの管理に使えるというのは結構便利。

 さて、そしてこのWindows 7を使おうという目論見で、最後のキーになるのばIPMI管理カードなのですよ。XPについては公式にドライバが提供されているのでハナから試す気など無いが、Windows 7だとどうなるのかと。

 ・・・え、だって、XP/2003とWin7/2008R2って普通にWindowsファイル共有使うだけでも結構パフォーマンス違うじゃないですか。というかXP/2003のWindowファイル共有が遅過ぎるというか。折角クライアントがWindows 7なんだから、ファイル共有も速くしたいでっせ。

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