HP ProLiant MicroServerが届いた。

 ・・・ので、軽くインプレッションとか。

 ◇大きさ

 大きめのキューブ型ベアボーンといったところか。個人宅で使うには人によってはやや大きいと感じるかもしれないが、中身を考えたら十分小さいと思う。

 #Lian-Li辺りがパクったらハコだけで同じ値段取られそう(笑

 ◇騒音

 電源投入直後は他のHP製サーバと一緒でファンが全力で回るため多少の音はするが、その後の温度制御が効き始めるとホントに静か。
 但し電源に付いている3cmファンについては、音量自体は小さいとはいえファンの大きさと回転数に比例する高音を発しているのは事実なので、気になる人は気になるかも知れない。

 #とはいっても、通常状態なら、HDDを2台積めばHDD回転音でかき消される、その程度の音量。
  内部が熱くなってくると、結構音量が大きくなって来てしまうが。
  当方の場合、上蓋を開けた状態で動かしていたら何か音がしている気がしたので追いかけたら電源ファンだった、というレベル。

 ◇チップセット

 SB820のRAID機能はSB700/710相当(0/1のみ)。
 SATAはIDE/AHCI/RAIDのBIOS切替式、但しeSATAとオンボードSATAコネクタはIDE固定。
 BIOSの中にSATAの速度制限とHDD側WriteCache無効化の項目あり。この辺りはサーバっぽいというより組込モノっぽい。

 ◇その他

 BIOSはAMI。起動画面がホントに素っ気ない。

 ◇全体として

 全体的な品質はML110とか115辺りの格安サーバ辺りが近いかも。
 良く言えば質実剛健、悪く言えば必要最低限で素っ気ない。
 あと、手回しで外せることになっているねじが妙にしっかり締まっていたのでビクともせず、結局ドライバを持ち出すハメになったとか。

 ・・・とまぁ、こんな感じですかね。
 取り敢えず、実機第一印象は「ぼてっ」。

 次は、本格稼働の前にちょっとした遊びを。

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