Windows7導入するなら、x64 (64bit版) 一択で。

 本日のネタは、またしても「聞こえてきたので」ということで。
 Windows 7、何か種類があるらしいけど、どれがいいの、という話です。

 #実は昨日のネタは今日への前振りでもありました。

 まず、個人的暴論。
 「どれかいいの」なんて他人に訊いてくるようなヤツは、OS入れ替えなんてしなくていいです、えぇ。
 
 はい、暴論時間終わり。
 以下は、真面目です。

 ◆それなりの性能のハードウェアを持っている場合

 取り敢えず迷うってなら、64bit Home Premiumでしょう。

 Remote Desktop Serverがど~しても必要な人は、Professionalしか選択肢が無いのですが。
 使うかどうか分からない、って人は取り敢えずHomeで良いかと。
 必要になったらその時にAnytime Upgradeでお布施払って有効にすれば良いのです。

 あ、あと32bitなんて時代遅れだからやめましょう。
 上書きインストールも避けた方が無難です。

 割とお勧めなのは、OSと、内蔵HDDと、内蔵HDDを外付にするケースの3点セット。

 1. 現在使っているOSの入っているPC内HDDを取り外す。
 2. 新しいHDDを設置してからWindows 7をインストール。
   仮に失敗しても以前のHDDは取り外してあるので、気にすることなく何度でも。
 3. 無事インストールが完了したら、旧HDDを買ってきた外付ケースに入れる。
   PCに繋げば中のデータが取り出せるので、新しいOSにデータを移行。
 4. 無事データ移行が完了したら、外付HDDはデータのバックアップ用にでも。

 内蔵HDDと外付ケースをセットで買っても¥1万円でおつりが来る時代。
 無駄になるワケでもなので、多少出費してもこの方が幸せだと思いますよ。

 ◆ハードウェアがショボい場合

 ・・・えっと、OSより前にハードウェア換えません?
 というか、激安前時代パーツでXPを使っているような環境では、正直Windows 7導入はお勧め出来ません。
 折角馴染んだXP環境、サポートが切れる2014年まで使い倒しては。

 それでもWindows 7を使いたいなら、時代の流れと諦めて、もう少しパーツ代をかけた新PCに移行しましょうよ。
 その際は当然、64bit版で。Home Premiumで取り敢えずは問題ないでしょう。

 真面目な話、Windows 7は所詮Vista SEです。
 ある程度潤沢にリソース喰わせてやればVistaより確実に良い動きをしますが、潤沢なリソースが無ければダメダメです。

 例えば、OS起動直後のメモリ占有量。
 XPでは不要サービス類を止めれば100MB切はそう難しくないです。
 対して、7では32bit版で不要サービス類止めても400MB切りは結構しんどい。
 64bit版に至っては1GB切りは不可能だと思います。

 ・・・そういうことです。

 ハードウェアのショボさのボーダーですが、個人的な見解は以前にも書いたとおりです。
 ちなみにその要件を満たすPCですが、OS抜のハードウェア代なら¥4万程度で行けます。
 超激安とは言わないけれど、そんなに高くもないと思うのですが、いかがでしょう。

#785G、Athlon II X2、DDR3-1333 2GB×2枚挿、1TB HDD、DVDスーパーマルチ、400W電源。
 具体的には、これぐらいの構成。

 ◇

 とまあ、こんなところで。

 実際、発売されてすぐに飛びつくEarly Adapt層には64bit版の方が圧倒的に売れているということなので、我が意を得たりと言いますか、ほっと一安心しております。
 このまま64bitが売れ続けて、一気に64bitクライアント時代に移行してくれませんか、ねぇ。

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