さてお立会い。
ここのところ急激に値段が落ちてきているものの一つが、HDMI切替機。といっても全体の価格が下振れしている分より、一部の店で激安モノが放出されている割合の方が高いのだが。
ところでこのHDMIという規格、DVIとの変換コネクタがその辺りでゴロゴロしていることからも分かる通り、実態はHDCP付きSingleLink DVIのコネクタシュリンク版といったところ。つまり、HDMIスイッチとはDVIスイッチなのですよ。
とここで、ふと思いついたこと。
それって、DVIセレクタとして使えない?
最近では2ポートではまぁ妥当かなという値段のブツがぼちぼち見られなくも無い状態になってきたDVI用PC切替機だが、4ポート品となるとまだまだ「何ですかソレは」と言いたくなるようなお値段のブツばかり。
とはいえ最近のPCではキーボードもマウスもUSBで済むのだし、それ以前にVMのKMの部分はそこらのRGB用PC切替機で腐る程出荷されている(とはいえ激安品は悲惨らしいが)ことを考えると、この高いお値段の部分の殆どは、DVIの4切替回路に突っ込まれているということに。
だがしかし、そこに安いHDMIスイッチがあるじゃないですか。
ということで、某店でサクッと激安品の切替機と、ジャンク扱のDVI-HDMI変換、それに同じくジャンク扱のHDMIケーブルを買ってきて。早速繋いでみたのですよ。
ところ、が。世の中はそんなに甘くなったんですな。
具体的には、切り替えた途端画面が消えてしまうという症状に。
・・・これは、つまり。そういうことですか。
ということで、HDMI切替機とDVIのちょっとアレな日々が始まりました、とさ。