以下、全て噂レベルの話なのでツッコミ無用。
そういう話もあるとか無いとか、というレベルの話なので。
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AMDはBulldozerの次のx86コアアーキテクチャを現在開発中の模様。陣頭指揮は勿論Jim Kellerとのこと。
今のところ一切の情報は公開されていないが、Bulldozerのダイ面積効率重視から命令実行効率重視へと転換し、SMTを実装するだろうという風の噂。
最短で登場するのは2015年末、Excavatorの次のコアとしての見込み。
ちなみにこのJim Kellerって人は俗に言う天才らしく、
・DECでAlphaの設計に関わり
・AMDでx86-64のデザイン、HyperTransportのデザイン、およびK7/K8の設計に関わってAMD CPUの黄金期の礎を築く
・P.A.Semiで特殊用途のPowerPC互換チップ開発に関わる
・P.A.SemiがAppleに買収された後はARM互換のApple製チップの開発に関わる(A4・A5と言われている)
・2012年末にAMDに再度入社
という凄まじい職歴の持ち主。
そしてK7のバスがAlphaのEV6バス互換だったり(実際AMD761 NorthBridgeはAlpha 21264でも使える)、HyperTransportにもEV6の影が見え隠れするのもこの人がAlphaに関わっていたからです、はい。
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・・・以上、全て噂のレベルを出ていないのだけど。
海外のPCネタ噂系サイトでも殆どスルーされているというレベルなのだけど。
それでも、AMDがx86のパフォーマンスコアを諦めていない、という噂が出てきただけでも良かったというか。
以上、AMDファンが夢を見ていられる時間がもう少しだけ延びましたよ、という話でしたとさ。