イロイロあって、ストレスと開放感がピークに達した状態で秋葉原を歩いた某日。
ふと気づいたら、以下のモノをお買い上げしておりましたとさ。
Asus M4A88TD-M EVO/USB3
AMD PhenomII X4 910e
Antec NSK3480
HDD、メモリ、CPUファンは手持ちを流用し、あっという間に1台マシンが増えましたよ。
ということで、組み上げた時の感想でも。
◇小さいことは・・・過ぎたるか?
MicroATXタワーでは最小クラスのこのケース、写真等で見てみて分かっていたことだが、実際触ると兎に角「キツい」。
1. 正方形なMicroATXフルサイズのマザー、入れるだけで結構きっちり。
2. マザー側のHDDホルダは、フロントパネルと接続するケーブルやSATAケーブルがカブる場所にあるため、実際に設置するのは結構厳しい。
3. 5インチベイ側にかかるHDDホルダ、フロントパネルとの距離も無いのに電源との間隔も全然無い。L字コネクタのSATAケーブルが必須、無ければこのホルダは使うのを諦めるを得ない。
小さい故に中が混雑するのは覚悟していたが、思いの他「フロントパネル~マザー」のケーブルの取り回しも厳しく、更にAndy SAMURAI MASTERなんてデカいクーラーを入れたので、こりゃまたホントにトンでもないことに。
◇クーリングもイマイチかも。
1. 5インチベイ部分のHDDは電源の吸気エアが通るので、普通のHDDが2台程度ならそれで十分。
2. 意外や意外、フロント吸気が弱い。低速静音で良いのでフロントファンを一つ追加するだけで筐体内温度はだいぶ下がる。
3. 付属の12cmファン、最低速にしても静音とは程遠い。これもあんまりにもあんまりなので速攻で交換済。
◇
結論、このケース、間違っても万人向きじゃない。
最終的にはかなりギッチリ状態になってしまったので、結果的に空間効率は悪くは無いと思うが、とはいえ。
こうやってみると、NSK3480より多少奥行きは増えるものの、SUN Trust/TAO EnterpriseのFITやShadow FといったケースのHDD配置ってのはすごく「分かってる」な、と。
ということで。
NSK3480を検討している方、ちょっと待った。
この小ささとデザインによっぽど思い入れでもない限り、ほんの少しだけ大きいけどSUN Trust/TAO Enterpriseの「FIT」や「Shadow F」といったケースを検討しないテは無いですよ。
Antecの電源が欲しければソレを別に買えばいいんだし、そうしてバラに買っても大して値段差無いし。