大容量HDDを追加すると発生するらしい。

 イベントビューアのシステム項目に赤バッテンの大量発生。
 chkdsk /f等、ボリュームをロックしようすると固まる。・・・が、時間さえ経てば一応処理は進む。

 ちなみに赤バッテンの中身は3種類だが、EventIDはどれも7011で、30秒のタイムアウトエラーというのも同一。
 エラーを吐いてるサービスは ShellHWDetection(ハードウェア変更監視)、dmserver(論理ディスクマネージャ)、TrkWks(NTFS移動追跡)。

 最近流行の1TBなんてHDDを増設したり、TrueImageやNortonGhostといったイメージングソフトを使ってシステムを載せ替えたりすると発生する病気らしい。
 イメージングによるHDD移動ってのはある意味イレギュラーではあるから仕方ないのかも知れないが、ただのHDD増設でも発現するってのは酷くないかい。

 ・・・で、当方も病気が発生、あぅ。
 つーか単に1TBを接続しただけで、まだ領域確保すらしてないんですが。

 で、この解決策。
 横文字のフォーラムなんかを頑張って探してみてもどうも「コレ」というのが見あたらない。
 仕方ないので、色々「こうしたら解決したよ」という話を探してみる。

 ・マザボやSATAカードのBIOSやドライバを更新。
  大容量HDDを誤認識するBIOSやドライバは意外と多いらしい。

 ・DaemonToolsやAlcoholといった仮想CDソフトを引っこ抜く。
  こいつらの独自ドライバの中にも、病気持ちが居るそうな。

 ・HDDをローレベルフォーマット。
 ・回復コンソールから再インストール。
 ・回復コンソールから全ディスクをchkdsk /p。
 ・以下のデータを全て削る(※再起動時にドライブレター再割当が走る)
  HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥MountedDrevices 内

 ・・・この辺りはシステムに変更を加える作業。
 特に一番下なんて、Win内部のボリューム管理方法について知識が無い人間にはとてもじゃないがお薦め出来ない。
 つーか、知ってたってこんなトコ触るのいややわ。

 ということで。
 結局、対処療法でどうにかしましたよ。

 問題なのはTrkWksことDistributed Link Tracking Clientというサービス。
 このサービスの中身がどうというのは別に調べて貰うとして、個人PCじゃ動いていても仕方ないので止めて問題なし。んで、止めてしまえば問題解決。

 「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を選んで無効にして、再起動。

 ざっつお~る。

 ◇

 結局このトラブルって、

 ・削除された筈、或いは存在しないボリュームのゴミ情報がどっかに残っていて
 ・ソレをTrkWksが執拗に叩き続けている

 ってことで個人的には理解。対策は

 ・正当な対処法はゴミの在処を見つけてクリーンにしてやること。
 ・それが出来ないならTrkWksを止めてしまえ。

 ってことだわな。
 つーか、TrkWksが何処見てるとか、そういう情報どっかに無いかしらん。

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