買ってしまいましたよ、32GBモデル。
ということで開封して6時間、只今慣らし運転&いじり中につきファースト・インプレッション。
・ボタンは操作し易いとは言い難い。
持ち歩くこと考えたら、これぐらいでも個人的には許容範囲。
ロックかけずに鞄に放り込んでも大丈夫。
・ディスプレイは、暗い所で見れば悪くない。
ただいかんせん、明るいトコに持って行くと厳しい。
要するに暗い。
・割とハングし易い。
再生中にいきなり落ちたり固まったりしたんでびっくりしただよ。
んで、こういう落ち方すると環境設定が初期化されちまうってのは辛い。
・EQ入れると音割れする。
これは某スレで出ていた通り。
MP3ファイルの時点で音量が元々デカいと出易いですな。カスタムで自分で設定した方がいいかも。
但し、↓のスマートボリュームと比べればこっちなんてまだ可愛いもんだ。
・スマートボリューム、かなり使えない。
音量小さめな音源を持ち上げてくれるのは良いのだが、加減がイマイチというか、ダイナミックレンジが広い音源だと、ピークで確実にクリップして音飛びする。
このクリップ、とってもデジタルにオーバーフローなので、当たり前ではあるが聞いてるともの凄く気になる。
更に、EQの音割れと組み合わせるとかなり最強。歪まくりまっせ。
手元のMP3は何故か音量小さめ→スマートボリュームが頑張ってしまうモノが多いので、コレはちょっと辛い。
・VBRの一部の音源で、高ビットレート部分で音が飛ぶ。
一応再生対応規格内に収まっているとは思うのだが、なぁ。
VBRで高ビットレートでも音飛びする音源と音飛びしない音源があるし、↓のようなこともあるんで多分(エンコ当時使っていた)エンコーダとの相性のような気がする。
・一部のMP3ファイルが再生出来ない。
いかんせん、昔の(第一次MP3ブームの頃とでも言いますかね)MP3エンコーダの中には規格外のデータ吐き出すモノも結構あったし、タグについても独自拡張なんてモノが結構あった。
この辺り、iTunes+iPodでは結構テキトーだったのだが、WMP+XENでは駄目な模様。
・昔のXing系エンコーダで作ったMP3のアラが強烈に聞こえる。
元々音質が良くないんで有名なエンコーダだが、再生側でここまで強烈に差が聞こえるってのは、音作りの相性というヤツですかね。
更にXingエンコとコレのX-Fiってのは素の時に輪をかけて相性が悪いらしく、OFFの時より悲惨なことに。
・ヘッドホンアンプが割とワガママ。
接続するヘッドホン(イヤホン)を相当選ぶような気がする。
ちなみに本体についてきたヘッドホンはまだ慣らし終わってないので未評価。
・X-FiとEQの効きは割と強烈。
激安ヘッドホン使いにもある程度は優しい機械かも。
ただ、ヘッドホンアンプに嫌われると厳しいか。
あと、前述した通りMP3の音量によってはクリップしまくるという害も。
・MTPデバイスしてのシンクロが遅ぇ。
取り敢えずiPodで使っていたライブラリをまるごと転送したら、まあ時間のかかること。
更にその後の日常シンクでも何これ、というぐらい遅い。
これが特別遅いのか、MTPデバイスってのはみんなこうなのか、どっちなんだろ。
・Creativeのライブラリソフト、全く使い物にならねぇ。
某スレじゃ最初から存在しなかったことにされている理由が分かった。
素直にWMP11だけあればよろしい。
◇
あと、変わったところで、当方はシンクロにSongBird使おうと思っていてたのだが、完全にアウト。
繋がったまま固まってしまう。
・・・う~ん、残念。これがあればプレイリストをそのままiTunesからインポート出来たのだが。
ということで、結局手作業で全ライブラリをWMP11へ移行しましたとさ。
実際問題として、面倒でしたはい。
◇
何だか強烈にネガティブっぽくなってしまったが、それは元々の期待値が高かったからということで。
実際問題、買った当人は悪い買い物したとは思っていないので。
32GBもあればいっぱい入るし、音質もそう悪くもないし。激安モノによくある、ホワイトノイズが・・・ということもないし。
まぁ、PMPってブツがどういうものかということが分かっていて、且つバグや仕様のマズさダメさをある程度は笑って許せる、玄人向の製品という印象はある。これは確か。
iPodみたいに、何も知らないシロートが取り敢えず買ってどうにかなるというブツではない。
「はじめてのPMP」でコレを手にするのは、PCマニア以外にはとてもお勧め出来ない。
#そういう意味ではiPodのパッケージとしての出来の良さは凄いわね。