この頁では、日本人に馴染みの国別ドメインと、お薦めドメインを紹介します。
/ ドメイン、持ってみませんか / その5 – 08.09.01
有名どころ。
以下の表は、日本人が取得出来るドメインの中で有名どころを集めてみたものです。
日本人が取得可能なドメインはこの他にも多数ありますが、難易度が上がります、正直。
| 国家 | 管理団体 | 最低費用 | 混雑度 | 日本語案内 | 匿名公開 | 特記事項 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| com | （米国） | IANA | 6＄ | 満 | あり | △ | |
| net | |||||||
| org | |||||||
| info | |||||||
| biz | |||||||
| name | Top＋2nd組み合わせ登録 | ||||||
| jp | 日本 | JPRS | ￥4,000 | 並 | あり | 代理可能 | |
| ac | アセンション島 | Internet Computer Bureau PLC |
￥12,500 | 並 | あり | × | |
| cc | ココス諸島 | eNIC | 28＄ | 並 | あり | × | |
| cx | クリスマス島 | Dot CX Limited | 40＄ | 並 | なし | × | |
| fm | ミクロネシア連邦 | dotFM | 100＄ | 並 | なし | × | 4文字以上 |
| mu | モーリシャス | MUNIC | 50＄ | 並 | なし | × | |
| nu | ニウエ | NU Names | 28＄ | 並 | あり | × | |
| st | サントメプリンシペ 民主共和国 |
ST Registory | 35＄ | 空 | あり | × | |
| to | トンガ王国 | Tonic | 50＄ | 並 | あり | 可能 | アダルトコンテンツ禁止 |
| tv | ツヴァル | the .TV Corp | 45＄ | 空 | あり | × | プレミアネームを除く |
| ws | サモア諸島 | GDI | 15＄ | 空 | あり | × | プレミアネームを除く |
国家
このドメインを持っている国家名です。結構聞いたことない国名、ありますよね（笑。
管理団体
このドメインを管理している団体名です。国のお役所だったり、関係機関だったり、まるっきり普通の会社（がまるごと請け負っている）だったりと色々です。
まぁ、あまり気にしなくてもいいかと。
最低費用
年間換算で「思いっきり値切ればこの程度の価格で取得出来る」という目安です。ドメインによっては「初年度は2年分から」という所もありますので、その場合はこの倍の金額が最初にかかることになります。
但し、これはあくまで「価格表見たらこの値段を出してるトコもある」ということであって、その業者が信頼出来るか、或いはその料金にどこまでのサービスが含まれているかは全く勘案していません。
実際に、低価格をウリにしていた某StarGateというレジストラでは契約の更新時や移転申請時にトラブルが相次いでいたりしますので、レジストラ選びでは価格だけに注目しないように注意して下さい。
混雑度
混雑しているドメインでは、貴方が狙っているドメイン名は既に誰かに取られているかも知れません。
ある意味、ドメイン選びで最も重要な項目です。
尚、ここの表記はS.Kazの主観によるものです。
大きく外してはいないとは思いますが、所詮その程度ですので「目安」以上のものとは考えないで下さい。
日本語紹介
日本人だもん、日本語で紹介があった方が嬉しいですよね。
匿名公開
前に「WHOIS注意！」でも触れましたが、ここで「×」印のドメインは、取得すると貴方の情報が世界に向かって公開されることになります。気にしない人はいいですが、気になる人は要チェック項目です。
ccTLDについてもう少し。
ccTLDについてもう少し知りたい方はこんなページもありますので、時間がありましたら寄り道どうぞ。
- [ コラム1：安心なccTLDの取得法 ] – 安心してccTLDを使うために。
- [ コラム2：ポリシー変更に要注意 ] – 制度は変わるものなのです。
S.Kaz的お薦めランキング。
上の表見て「へ～、こんなにあったんだ」とか思われた方も多いと思います。
で、「どれがいいの？」と思った方も多いでしょうが、はっきり言ってそれは貴方の自由です。値段や文字列としてのカッコ良さから選んで下さい。
ただ、もしS.Kazが「どれがいいと思う？」と言われたら、以下のように答えるでしょう。まぁ、参考程度に見てやって下さい。
お薦め 本命：.jp
- 日本だから「じぇいぴー」という単純明快
- 国内業者扱いなので言語や支払手段の心配が無用
- 連絡代理公開可能でプライバシーも保てる
とまぁ、扱い易い要素が揃っています。特段のコダワリが無ければ、文句なしお薦めNo.1です。
敢えて欠点を挙げれば、ドメインの単価が「比較的」割高の部類に入るということですが、大量に取得する「どめいんじゃんきい」でもない限りそれ程問題にはならないでしょう。メリットの方が遥かに大きいと思われます。
お薦め 次点：.to
- 英語的な語呂の良さならピカイチ
- 連絡先非公開で登録可能
- アダルト関連禁止
.to＝英語で「～へ（行く）」という意味があり、また語呂も良いので転送系URLでは大人気です。
v3.comのhello.to/～やhey.to/～といった転送URL、一度は見たことあるでしょう。
但しこのドメイン、アダルトコンテンツ及び迷惑行為（SPAM等）は結構厳しく禁止されています。
実際に運用停止を喰らったドメインも存在します・・・ってこれが日本人（しかもエロSPAM業者）だというのが何とも情けない話なのですが。
また、値段的にも決して安くなく、初回申込には2年縛りが付いてくるのも注意点です。
決まりましたか？それでは・・・ [ Next：レジストラの選び方 ]
