ブツはXFXのXF-575X-ZNF、今や絶滅寸前のリファレンス5750。
ウリは兎に角安いこと。他社の5750が最安値でも¥14K前後というトコに、¥11Kなんて値段で売っている。
・・・5770買いに行って、うっかりこの激安5750を見つけてしまって、「どうせゲームなんてやらないし」とこっちを買ってしまいましたとさ。
#この値段だと普通5670だよね・・・何でこんなに安いんだろ?
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まぁ買ってしまったので軽くレビューでも。
といっても5750のパフォーマンスについては散々語られているので、問題のリファレンスファンについてだけ。
御存知の通り、Radeon 5750の俗に言う「卵型ファン」、世間での評価ははまぁ「可も不可もなく」といったところ。特別こだわらなければまぁそのままでも使えなくもないかも知れない、と。
んで実際どうだったかというと、正に「可も不可もなく」といった感じ。起動時等に全力回転すると爆音だが、アイドル時の回転速度が下がってる状態ならまぁコレもありかな、という程度。そして、回転速度が50%を超えた辺りから爆音化、という世間の噂も実際そうでした、はい。
一方、このPCはHardware RAIDカードが入っている関係上ケース内に12cmファンが鎮座していて、配置的にこの風がモロにVGAカードに当たる。これが効いているようで、FFベンチを延々と回してもファン速度は45%程度で安定。爆音ギリギリ手前で踏みとどまってくれましたよ。
#この時のコア温度はCCC読みでピーク70度(コアを750MHzにOCすると75度まで上がる)。低い温度ではないが筐体のコンフィグレーションを考えるとそう悪くもない。この状態ではさすがに静かとは言い難いが、個人的には値段との兼ね合いでギリギリ許容範囲かと。
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おまけ。
モノは試しで筐体内12cmファンの風が当たらないようにしてFFベンチを回してみたところ、あっという間にファンが全力回転を始めてとんでもない爆音に。
・・・リファレンスファンが流行らなかった理由、納得。
あと、換装前は何とGF7600GSファンレス。
そういうワケで、音については敏感になりますよ。
・・・ほらそこ、笑わない。