さてさて、先日PCの中を少し整理いたしまして。
Thnderbirdも3.0に今更移行しましたよ。
とこがこのThunderbird 3.0のIMAP、どうやら一部問題が残っているらしく、時々
Some messages could not be FETCHed (Failure)
超訳: うまく読めないメールがあったの (てへっ)
などと言って同期に失敗することが。
ちなみにこのメッセージが出るフォルダをSylpheedで開いても全く問題なく読み込めるトコからして、不具合があるのはThunderbirdでしょうな。
#取り敢えず当方が見た感じ、コケるのは日本語メッセージ、しかも文字化けってるモノっぽいので、文字と制御コードの見分けがつかなくなってる、ってトコかね。
さて、エラーが出るなら対策が必要ですな。
検索してみたらimaplibを使う方法を紹介しているblogがあって、とても真正面から正攻法で処理している模様。
とはいえ、当方のような横着者はもちっとラクをしたいので、以下、そのやり方を。
◇
前提条件として、この方法はIMAPで「ゴミ箱」が設定されているメールサーバでのみ利用可能。
具体的にはGmail、Google Apps等。他についてはサーバ管理者に訊いてね。
1.
問題のエラーを起こすフォルダを開く。
IMAP同期がコケてるファイルは、大抵の場合 (←「絶対」ではない?)
・タイトル若しくは本文が文字化け
・正しい時刻でなく、同期コマンドを実行したタイミングの時刻で表示されている
ということになっている模様。
この場合、時間順でソートをかければどのメールがトラブルの元になっているかほぼ一発で判別可能。
2.
問題を起こしているメールをごみ箱に送る。
ここではタイトルや本文が文字化けしていても全く気にする必要は無い。
3.
Thunderbird以外のIMAP対応MUA、若しくはWebでメールボックスを開く。
MUAが他に思いつかなければお勧めはSylpheed、Gmailなら普通にWebでログイン。
ここでごみ箱を確認すれば、トラブルの元になったメールが読める。
4.
このメールが必要だと判明した場合でも、そのまま元に戻すとまたコケる。
仕方ないので、自分宛メールを一通作成し、そこに添付、引用、若しくはテキスト貼付を行う。
この新規メールを問題メールの代わりに該当フォルダに設置する。
5.
問題メールは削除するか、若しくは隔離フォルダに移動して一件落着。
◇
ま、こんなところで。
とはいえコレ明らかに現行Verの不具合なので、そのうち放っておいてもバージョンアップで直る気もするし。
問題起こすメール専用の隔離用IMAPフォルダを作って掘って放り込んでおけば、それで事が済むかも。